おもてなしのこころ で綴る ≪かいごのごかい≫シリーズ

おもてなしのこころ で綴る ≪かいごのごかい≫シリーズ

2015年05月04日
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 「優しいということが、毅然とした面を
  失うということであってはならないと思います。」 


  フリージャーナリスト 櫻井よし子さんの言葉です。


  優しくなりすぎた日本人の曖昧さに対してです。


 「ソビエトに抑留された日本兵がウズベキスタンに
  建設した劇場は
  大地震の時、周囲の建物が総崩れになっても
  立派に残りました。

  堅固な建物をつくった日本人の責任感と誠実さ。
  こうした素晴らしい物語を知ることによって、
  日本人の心を萎えさせてしまった戦後の歴史観を
  払拭していくことができるのではないでしょうか。
  それが歴史を学ぶことの一つの側面だと思います」

  『淡交タイムス・裏千家クラブ・6月号』より抜粋






  私は努めてこの文章を思い出すようにしています。

  私たち 介護の現場で目の前にいらっしゃる方々は
  まさにそのような時代を生き抜かれた
  尊敬すべき大先輩なのです。

  昨日もシベリア抑留のお話を伺いました。


  自分の心の中に 
  本物の優しさと
  毅然とした心の両方が備わっていなければ
  「お世話させていただく」など
  とても失礼なことだと感じています。








  デイサービスさくらんぼ 2012年9月20日のブログよりより





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最終更新日  2015年05月04日 16時52分06秒
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