私の個人日記 株投資 時々 鉄

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2008年09月07日
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テーマ: 鉄道雑談(1639)
カテゴリ: 旅行記



今回の乗り潰しの対象は中国地区に残る線区の攻略だった。明日乗車予定の三江線が三次駅を午前10時に発車するので、今日乗車の福塩線は、余裕をもった行程にできた。
新幹線で福塩線のスタートとなる福山駅に到着したのは、午後2時頃だった。前日からの出発とせず、朝の良い時間に出発できたのは良かった。
早速、福塩線のホームに向かうと、丁度折り返しの列車が到着した為に、多くの乗客が階段を下りてきた。その脇を足早にすり抜けてホームに上がると、105系2両編成の列車が停車していた。

福塩線は山陽本線の福山駅と芸備線の塩町駅を結ぶ営業距離78キロのローカル線だ。一つの路線と言っても全線を直通する列車は無く、福山駅から府中駅までは電化されている。かつてこの区間は私鉄として運行されていた関係で現在も電化されている。かつては府中駅からひとつ先の下川辺駅まで電化されていたが、運転上不都合があった為なのだろう、昭和37年に廃止されたようだ。府中駅から塩町駅の間は非電化路線となっていて、気動車での運行となっているが、福塩線の終点である塩町駅で折り返す列車は皆無で、すべての列車が芸備線の三次駅まで直通で運転されている。
福山駅にて 
福山駅にて ホームに停車中の福塩線105系 福山城が背後にみえる。

車両はワンマン化されていて、運転席の後部には運賃箱が鎮座しており、前方には近寄り難い状況だった。後天的にワンマン化された車両に多く見られるこのスタイルは、前方の視界を確保できないので、本当にがっかりする。
福山駅の福塩線ホームは専用のものが用意されており、1面2線が確保されている。高架化された線路は独立している訳ではなく、車両を検修する際に山陽本線に直通出来る様になっており、一往復だが岡山駅から直通している列車がある。
ホームからは福山城の敷地がすぐ近くまで迫っているのが見え、他の駅の様な中高層ビルばかり見える風景ではない事に、少し違和感があった。

出発の時間近づくにつれて、昼過ぎという時間帯にも関わらず乗客が次々と乗り込んできて、車内は混み合い始めた。結局乗客は出発の直前まで次から次へと現れ続け、かなり混雑した状態で出発する事となる。


駅を出発すると住宅等も少なくなっていき、正面に見えている丘に沿いながら右側にカーブする。左側には芦田川が近づいてくるのが解り、左側に芦田川、右側には丘となった間を列車は進むことになる。
その様な風景が続く中、列車は次々に左右にカーブしながら、更に進む。やがて山陽自動車道の下を潜り右側にカーブすると左側には住宅が増え始め、やがて前方に遠方信号機が現れる。左側に大きくカーブしながら進むと横尾駅に到着となる。この駅は島式ホームが変形した様な構造で、列車交換可能だ。福山方の列車は駅舎側のホームを使って乗降するようになっている。福山に向かう車両は車両の両側にホームが存在する事になる訳だ。その為に島式ホームの側は府中方面専用となっていて、柵が設置されていた。

横尾駅を出発すると、列車は右側にカーブする。左側に再度、芦田川が現れ、しばらくは隣に続く事になるが、やがて左側に離れていく。離れていった川が存在していたあとには青々と育っている水田が現れ、その風景が続く。
横尾駅~神辺駅間
横尾駅~神辺駅間  青々とした水田が現れる。

左側に水田が続く中、ほぼ直線に敷かれた線路を進むと住宅が現れ始め、やがて左にカーブすると神辺駅に到着する。この駅は対向式ホームを持った列車交換可能駅で、井原鉄道への乗換駅でもある。駅舎は橋上化されているが、井原鉄道のある反対側には側線1線と空き地が広がっていた。この空間には将来、電留線でも設置するつもりなのだろうか、わざわざ駅舎から橋を伸ばして空間を確保する様になっていた。隣にある井原鉄道のホームには単行の列車が停車していた。
井原鉄道からは一日3往復の列車が福山駅まで直通している関係上、駅の府中方には渡り線が設置されており、福塩線のホームに乗り入れる事ができる。

駅を出発すると、しばらくの間は右側に井原鉄道の線路と並走する為、複線区間の様な状態の中を進むが、井原鉄道側には架線が無いので別線なのだと知ることができる。周囲は住宅等の建物が多く見られるが、川を渡り、井原鉄道の線路が高架に変わり右側に離れていく辺りから、水田が目立つ様になる。稲の緑が心地いい風景が続き、夏だなぁと感じさせてくれる。駅を出てからほぼ直線の線路を進み、やがて現れるカーブを左に曲がると住宅が現れ始め、程なく湯田村駅に到着する。
この駅は棒線にホームの構造で、周囲には住宅も多く見られた。神辺駅からこの駅までの間は2キロと短くなっている。

湯田村駅を出発すると、程なく人家も少なくなり、周囲は水田が広がる風景に戻る。直線の線路を坦々と進むと道上駅に到着する。湯田村駅からこの道上駅までは900mと駅間は短く、この後の駅間もほぼ2キロ以内に設定されている。
駅自体は棒線にホームの構造だが、線路はホーム部分が出っ張る様になって、弓型に敷かれている事から、昔は島式ホームの様な構造になっていたのかもしれない。またかつては貨物ホームが有ったような場所もあり、線路が敷いてあったと思われる場所はコンクリートで固めてあった。駅の周囲には住宅が多く、下車した乗客も多い。

道上駅を出発した列車は直線の線路を進む。駅周辺に存在していた住宅も少なくなり、車窓にはまた緑色の水田が広がっている。程なく前方に遠方信号機が現れるが、すでに奥にある場内信号機の灯火が見えている。見通しも良いのに遠方信号機が設置してあるという、不思議な光景はあちらこちらでよく見かけるが、毎回その理由が解らない。無駄な事をしているとも思えないので、何か理由があるのだろう。
程なく左にカーブすると万能倉駅に到着する。
万能倉駅に進入
万能倉駅に進入 対向列車が待っていた。



駅を出発すると列車は住宅が並ぶ間を進む事になる。線路は相変わらず直線となっており、見通しは良い。先程までと違い水田の面積が少なくなり、線路から少し離れた所に人家が続いている。
加速も程々に制動がかかり、列車は駅家駅に到着する。
この駅は棒線にホームの構造で、周囲には住宅も多く見られた。

駅を出発すると列車はやはり住宅の並ぶ間を進む。密集度はそれ程高くなく、かと言って水田が広がっているという光景でもないが、列車が先に進む毎に人家も少なくなり、荒地と田畑が増えていく。
またしてもそれ程走らないうちに、次の近田駅に到着する。


駅を出発すると、周囲は少し林が目立つ風景が展開するが、特に山が近い訳でもない。ちょうど丘の端を削って線路を通したといった感じだろうか。列車が右側にカーブすると程なく次の駅、戸手駅に到着する。この辺りの区間は駅間が2キロ以下で、出発するとすぐに次の駅があるという感じだ。
駅は棒線にホームの構造だが、以前は列車交換が可能であったのだろう、対向式ホーム跡が残っており、そのホームには旧来の国鉄式の駅名表が残っていた。

戸手駅を出発すると、またも直線に敷かれた線路を進む。線路の両側には住宅が続き、田畑の姿は影を潜める。
戸手駅~上戸手駅間
戸手駅~上戸手駅間  住宅が続く中を進む。

一旦住宅が少なくなる場面もあるが、それも長くは続かず、再度人家が両側に続く様になると、程なく上戸手駅に到着する。この駅も棒線にホームの構造で、駅の裏側まで建物が迫っていた。
駅舎側には丘が近くまで迫っており、木々の緑が目立ったのがアクセントか。

駅を出発すると、やはり直線に敷かれた線路を進み、勾配を上ると川を渡る。遠方信号機が現れ、次の駅が近い事を予告している。周囲には工場をはじめ、低層のアパート様な建物が並んでいる中を進み、勾配を下ると右に緩くカーブして新市駅に到着する。
この駅は対向式ホームを持った、列車交換可能駅で、保線車両用の側線を一線持っている。周囲には工場も見られるなど、ある程度発展している様子だ。

駅を出発すると、直後に列車は右側にカーブする。程なく右側に道路が近づいてきて並走する事になる。
前方にはこれから向かうであろう、山の姿が近くなりつつあり、線路はその山に向かって真っすぐに伸びている。
沿線には商店や住宅が続き、町並みが途切れる事はない。やがて、列車にブレーキがかかり、高木駅に到着する。この駅は棒線にホームの構造で、住宅街の中に造られていた。

高木駅を出発すると、周囲は建物が続く。線路も直線が続き、遠くには既に府中駅の遠方信号機が減速信号を現示しているのが解る位に近い事がわかる。
高木駅~鵜飼駅間
高木駅~鵜飼駅間  建物が続く間を進む。

加速も程々に、1キロ程進んで鵜飼駅に到着する。この駅もやはり棒線にホームの構造で、住宅地に埋もれている様に存在していた。さらに少し府中方には、先程から見え続けている府中駅の遠方信号機が、列車の通過を待っている。

駅を出発しても風景にはなんら変化はない。ただ、前方の山が大きくなっている事だけが変化と言えるのかもしれない。長く見えていた遠方信号機を過ぎ、やがて前方に4基の場内信号機が現れると、線路左にカーブして府中駅に進入する。
府中駅に進入
府中駅に進入

駅の構内はかなり広く、場内信号機からホームまで少し距離がある。
駅自体は対向式ホームを持った構造だが、駅舎側に端頭式ホームが設置され、また対向側のホームの両側を使い、合計4線使用できる事になっている。駅の横には車両基地も併設されており、数編成の電車と福塩線山線用のキハ120系が留置されていた。

福山駅から乗ってきた列車はこの駅までとなり、この先は非電化区間を走るキハ120系に乗り換えとなる。

その2へつづく



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Last updated  2008年09月08日 00時19分41秒
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