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二木先生 (ポプラ文庫 日本文学 454) [ 夏木 志朋 ]
この表紙に目を惹かれて、思わず買ってしまいました。
そのため、あらすじをよく見ずに買ってしまいましたが、内容はとても満足するものでした。
この作品は、いつも周りから「変」と言われ続けてきた高校生が主人公です。普通に振る舞いたいのにその普通が分かない。普通にできないことが苦しく、生きずらさを感じている。そんな彼にとって唯一の希望だったのは美術教師で担任の二木の存在だった。生徒から人気の教師である二木だったが、彼は二木の重大な秘密を知っていた。 生きづらさに苦しむ彼は二木に近づき、崖っぷちの「取引」を持ち掛ける――。
社会から白眼視される「性質」をもった人間は、どう生きればよいのか。その倫理とは何か。現代の抜き差しならぬテーマと向き合いつつ予想外の結末へと突き抜けていく、驚愕のエンタテインメントです。
この本は、特に周りとどこかズレているのではないか、自分は普通じゃないのか、などと社会で生きずらい悩みを抱えている人にオススメしたいです。
ぜひ読んでみてください。
『西由比ヶ浜駅の神様』 2025年01月07日
『生きてさえいれば』 2025年01月04日
『カラフル』 2025年01月02日