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まだ時期的に少し早いようですが、天気が悪く外に出かけられないので手入れを始めます。私の手入れは基本的に今の時期に集中して行います。さつきの活動が停止している時期であり、葉も少なくやりやすいからです。また、樹皮が水揚げもなくて固く締まっているので、植え替えや針金掛けの適期でもあります。まずは次の樹から樹種は「難波錦」樹高25cm、幹回り23cmの小品素材と「秀峰の光」樹高18cm、幹回り25cmの特小素材です。昨年春、新木を裸にして針金を掛け1年養成しました。2鉢とも枝付きも良く将来性は抜群なので楽しみです。花は確認済みなので、樹作りを優先するため蕾はほとんど切り取ります。そうすることで春先からの芽吹きに勢いがついて、芽数も増えてきます。針金を巻いて1年ですが、すでに枝に食い込んでいますので、まずは針金をすべて外します。次に蕾の下から小枝をすべて切ります。その際、枝棚の大きさや厚さに合わせて小枝の長さを調整します。これで手入れは終了です。所要時間2鉢で約2時間でこのようになりました。このままで肥料と水やりだけでまた1年間育成します。
2020.01.27
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昨日、釣友E氏から電話が入り、これからハマグリやりに行くけどどう?。とのお誘い。カゴアジに行こうかと思案中であったが、夜は雨との予報で二の足を踏んでいたところであった。規制がやばいんじゃない?。いや、OKの場所があるみたいな情報を仕入れたので行ってみようかと。じゃあ、ご一緒させていただこうかな。というわけで釣行決定!。ハマグリは一昨年から規制が厳しくなり、房総半島九十九里沿岸~茨城県鹿島灘にかけては漁業権のない人は採取禁止。違反した者は30万円の罰金となった。以来2年余りハマグリ釣りは行けていない。急遽決まった話なので、道具を引っ張り出したところリールも針も錆びていたので慌てて整備をした。14時、彼の車で我が家を出発。場所は彼にお任せ。着いたのは茨城県鹿島臨海工業地帯にほど近い小さな漁港で、私は初めての場所。隣りは海水浴場になっている。何でもこの周辺は規制から外れているとかだが定かではない。小さな堤防やテトラには、なるほどハマグリ狙いらしき釣り人が3~4人ほどいる。近寄って話を聞くと、海上保安庁?、そんなの来たことないね~。大丈夫だよ~。との返事。バケツには大きいハマグリが10個ほど入っている。早速我らも近くに陣取った。地元の常連さん達は70~80m付近を探っている。我らはその先100m付近を狙うことにした。追い風に乗って110mは糸が出た。狙い的中!。1投目からガチっと針が止まった。竿をためておもむろに引き起こすと、ヌルっと海底からハマグリが引き出せた。快感の一瞬だ。竿やリールをギシギシ言わせながら来たのは直径およそ7センチの大型ハマグリ!(V)。好調にアタるので、夕方までちょっと様子見のはずがナイターに突入。21時まで延々5時間も重い仕掛けを引いてしまった。腕も肩もパンパン。疲れました。昨日の収穫です。ハマグリ 5~7cm 55個 約4Kg使ったタックル竿 ダイワ トーナメントサーフ T33-425リール ダイワ キャスティズム道糸 PE1.5号150m リーダー PE5号10m仕掛け シングル30号自作針 がまかつ ボラ両掛20号改 6本針自作2年前に使用した針が真っ赤錆なので次回のために追加製作しました。針先がやや内側を向いているのでペンチで外側に向けます。2本は頭をカットし、治具に配置しステン針金で縛ります。治具にセットこのまま横に寝かせてステンハンダで固めます。これで出来上がりです。19号は二股2本針仕掛け用。20号はシングル仕掛け用。
2020.04.12
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今回はボデー作りに入ります。ボデーの素材はウレタン発砲の丸棒で、原材は20mm×1000mmあって、中心は直径2mmの中空になっています。色は赤、黄、緑、オレンジがあるが、今回は緑と赤しか在庫がありませんでした。オークションや通販では手に入らず、静岡県のごく限られた地域で売られているらしいが、私は伊豆の国市にある「原田釣具店」から購入しています。素材は極めて柔らかく簡単に曲がってしまうので、中に芯材を入れないとクタクタで使い物になりません。今回のウキは10号なので、発泡材の長さは210mmとし、単色では味気ないのでアクセントに違う色を組み合わせることにしたので、下側を130mm、アクセント20mm、上側60mmでカットしました。ちなみに過去の経験では、この素材は1号あたり2cmなので、12号は24cm、15号は30cmの長さの目安が良いようです。発泡材の接着にはセメダイン社の「工作用速乾クリア」を使います。接着部が硬くならずゴム状になるため発泡剤となじむためなのです。芯材のカーボン棒を利用して焼き鳥の串刺しのように貼り合わせるが、素材が中空なので作業は簡単です。次の作業は羽根を取り付けるパイプの工作。夜釣り用のLEDライトを収納する場所でもあります。部材には直径7mmの「パールトップ」を使います。長さは60mmで下部に6mmほどの木栓を接着し、パイプ内に海水が入らないように密閉します。その栓に3mmの穴をあけます。前回作った芯にこの部材をエポキシで接着します。その際、芯と部材が一直線になっていることが重要で、後に上側のパイプに羽根を付けた時にセンターが狂ってしまい飛行姿勢が悪くなって飛ばなくなります。続いてボデーの成型をします。バーナーで熱した4mmのアルミ棒を胴体上側から35mmほど入れて、パール管が入るように5mmほどに穴を広げます。判りづらいですが、アルミ棒の35mmの所に傷がついています。熱で、4mm棒でも直径が6mm位に広がってしまいます。芯と胴体が一体となった様子です。(これは仮に通したものです。)次はボデーの成型です。成型にはアイロンを用意します。アイロンの温度は、温度調整がついている場合は「最低」で使います。上側は下の写真のようにマスキングテープで保護し、5mmほどを斜めにザックリ(適当でOK)切り取ります。そこに軽くアイロンを当てると下のようになります。ベタっと当ててはいけません。軽~くサッ、サッっと触れるだけで滑らかになります。下側もこのように極めてザックリと削ります。アイロンを当てるとこうなります。アイロンは同じところを何回も往復しないで、軽く当ててサッ、サッっと動かすのがコツです。これでボデーの成型が終了しました。羽根の取り付け、総合仕上げは次回にします。
2021.09.05
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前回では私のカゴ釣り人生前半の20数年間を綴りましたが、ここでは残りの20年余り…つまり現在に至る過程を書きたいと思います。「イサキの磯釣り適期は初夏から晩秋まで」と今でこそ言えますが、館山磯デビュー当初は「秋口になったら終わりです」と教えられたので、晩秋から春先まではカゴアジ釣りとの二刀流(笑)を考えるようになりました。デビュー当初、とりあえずカゴアジ仕掛け(大黒仕掛け)には自信があったのでそれを使うことにした。20年位前まではカゴ師も少なく釣り座は選び放題だったので、一番メジャーな釣り座でやることにした。水深は6m位なので、中層を釣ることにしてタナは2ヒロで始める。アジもイサキも遊泳層はさほど変わらないと考えていたからである。釣り始めてわかったことがある。そこの磯は今までにあまり経験がないほど干満差で激流になることである。白浜界隈みたいに投げたところに仕掛けがとどまる時間帯はほんの1時間ほどしかないのだ。これには面食らった。糸を出せば際限もなく流れて行ってしまい回収がきつくなってくるし、止めれば仕掛けが浮いてタナがぼけてしまう。「ここはどうやって釣るの~?」となった。ある時、職場の釣り友と行った時である。私らがオデコで車に引き揚げると、ここの常連らしきカゴ師が奥の磯から上がってきた。「釣れましたか~?」「ええ、イサキが3匹とメジナですね~」スカリを見せてもらうと尺を優に超えるイサキとキロクラスのメジナが入っていた。「うわっ!、すごい!」「やはりイサキは釣れるんですね?。」「ええ、今の時期だけですけどね。秋口には釣れなくなっちゃいます。」「どう釣るんですか?」「そこは通称Tと言ってここで一番のポイントです。仕掛けは止めてアタリを待ちます。浮いても大丈夫です。一ヒロもあればイサキは食いますから。」「コマセのアミは混ぜ物はしないで洗って使います。光るアミコマセがいいですよ」と親切に教えてくれた。しかし…何回通ってもオデコの連続!(涙)私は1~2匹の散発な釣果はあったが、私の釣り友の一人は四十数回連続のオデコを記録。その間私達は何もしなかった訳ではなく、場所を変え、タナを変え、狙う潮(時期)を変えても結果はついて来なかった。しかし、釣れないのは私達だけで、そこに通う名人級の釣り師はちゃんと結果を出しているから魚が居ない訳ではなくて、私達の釣り方に問題があるのだ。数年、試行錯誤を繰り返しながら通っているうちに気付いたことがある。基本的なことだが、人気の釣り場でも魚が口を使うポイントはほぼ決まっている。つまり、そこの海中には何か周りとは違う地形があることだ。それが突起した根であったり、深い溝であったり、つまり魚が隠れやすい、魚が付きやすい場所が必ずあるのだ。それが判らずに、やみくもに何もない平坦な砂地や岩盤上をいくら攻めても結果は付いてこないのだった。前出の親切な釣り師さんとも何回も通ううちに知人となり、イサキカゴ釣りのノウハウや釣り場を何か所も教えていただいたが、その場所に同行していただいた訳ではなく、単独でその釣り場に行ってもどの位の距離で、どこをどう釣るかまでは教えてはくれないからやはり結果は出なかった。こんなこともあった。私と釣り友T氏で釣行した時だ。事前にその釣り師さんから「Tさん、今度一緒に竿を並べましょう」と誘われていたのだ。その日は丁度その釣り師も来ており、T氏は「今日は彼の脇でやらせてもらうわ」と言って100mほど離れた彼に近づいた。ところが彼曰く、「私は左右30m位を流すのでそれでも良かったら」と言ったそうだ。つまりは「左右30mは私のテリトリーなので邪魔をしないで」ということなのだ。彼の言う「竿を並べましょう」は、同じ立ち位置で釣りをするのではなくて「同じ磯でやろう」という意味だったのだ。彼は仕方なく私のところに戻ってきたが、さらに追い打ちをかけるように私の携帯に「Oさん、そこは釣れないからとTさんに教えてあげて」と言ってきたのである。すなわち、私らの立ち位置は釣れないという意味なのだ。それでも他に適当な釣り座を知らないのでそこでやったが、結局その日は二人ともボーズ。しかし、後々の彼のメインポイントは私らがボーズを食らった正にそこに移ったのである。結局、あの日の私らへの指導は何だったのか?、未だに理解できないし、当のT氏は大いに不信感を抱いたのは言うまでもありません。その釣り師さん曰く、「ポイントは自分で作るものだ」とも言った。しかしそれも、何回も同じ場所に通って潮の流れを知り、根や溝の状態を知らないと作れないものだ。彼が言わんとすることは、その日仮にある根又は溝を狙おうとするとき、事前にそこに集中してコマセを入れて魚を誘導し食い気を誘うということだと理解した。つまりは、全てその釣り場の予備知識が豊富でないとできないことだとわかった。また、昨今は大勢の釣り師がブログやホームページで釣りのノウハウや釣果を書いているので、それを初心者がただ読んだだけであたかも自分がその道の精通者になったような錯覚を起こすのではないだろうか。しかし、私も同じだが、ある程度その釣りの何かを判った人間が世間に公開する場合、本当の奥義は決して教えないものだ。釣り方しかり、ポイントしかりで、それを教えてしまうと自分が苦労して会得した釣り方やポイントを他人に奪われてしまうからだ。前出の名人釣り師も同様で、彼のブログでの釣果はわざわざ4~5日遅らせてアップしているほど徹底している。翌日だと最新の情報が他人に判ってしまうからだ。私達にも最低限のことは教えていただいたが肝心な奥義は決して口にしないし公開もしなかった。しかしそれは至極当然のことなのだ。私もこうしてブログを書いて情報を流しているが、同じ考えを持っている。仮に釣り座は判っても根の状態や食わせる場所までは判らないでしょう。「どうぞTRYしてみて下さい」と内心は思っているのです。昔の(現在も同じか?)師匠と呼ばれる職人は、肝心な技術は決して弟子には教えなかった。「見て覚えろ、体で覚えろ」と口癖のように諭す。釣りの世界も一緒ではないだろうか?。このブログをお読み頂いているカゴ釣りファンの皆様、釣果を上げるには自分で考え、行動に移すことです。そしてその試行錯誤の中から必ず結果は付いてくる筈です。刑事がよく言う「現場百ぺん」の精神です。諸先輩の指導や情報は決して間違ってはいないが、100%鵜吞みにせず、自分への一部の知恵として受け取り実践ではそれを応用することです。かくして私も色々なことがあったが、イサキを求めて南房総に通い詰めて20年。最近になってようやく奥義の一辺が読み取れるようになり、結果もついてくるようになってきた。最近の一部の釣果を自慢してみましょう(笑)。コロダイ 65cm3,5Kgコロダイ 62cm3,1Kgコロダイ 63cm3,2Kgコショウダイ 55cm2,5Kgメジナ、クロダイイサキ、シマアジイシダイ尾長グレ、大型イサキマダイ 50cm、1,6kgヘダイ、イサキこれが私の半世紀に及ぶ磯カゴ釣りの歴史です。これからも体力が続く限りイサキ、アジ、BIGな外道を求めて磯に立ちたいと願っている昨今です。長文のご愛読ありがとうございました。
2024.06.25
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昨日、潮周りはあまり良くないが凪の予報が出たのでカゴアジ釣りに行ってきました。夕マズメのマダイを狙うので少し早めに家を出る。磯に着いたのが13時半。ところが、久しぶりに見る大凪の磯、波一つありません。これではマダイの可能性は低いな~と感じる。でもアジの回遊はあるだろうと、ゆっくりと支度にかかる。(まるで湖状態の太平洋)(深さ5mの海底が手に取るように見える)支度を終えてやや遅い昼食を摂る。今日は同じODOYAの「山菜おこわ+ヒレカツ弁当」だ。昼食を終えてまったりしていると一人のカゴ師がやってきた。「こんにちわ」「もしかして凡さん?」「私、波涛使いです。」1回竿を並べただけのお付き合いだったのですっかりお顔は忘れていて失礼いたしました。「どこでやりたいですか?」と聞くと、「左側に入らせてください」とのことでした。私は前回の大マダイの再来を狙うべく右端に構えたので、狙うポイントはちょっと離れる格好となった。15時まで待って二人で実釣を開始した。そこへ見慣れたカゴ師がもう一人現れた。我が家のすぐご近所のM氏だ。1泊2日で2晩アジを狙う予定だとか。←歳は私と変わらないのにすごいガッツがある。もっとも千倉にM氏が管理を任されている別荘があって、そこに泊まるのだとか。ということで、M氏が真ん中に入る形で結局3人で釣りを始めた。案の定17時前まではマダイのアタリはなかった。磯の最先端で昼寝ができるほど波がなく、あまりにも静かすぎるのだ。ちょうど17時頃か?。波涛使いさんが良型のイサキを釣り上げた。でっぷり太ってて4十数センチはありそうな立派なイサキだ。12月中旬でもイサキが口を使うって、一体房総の海はどうなっちゃているんでしょうね?。一方のアジの方はというと、一番食い気が立っていたのは波涛使いさんが入ったポイント。2番目が真中のM氏、一番ダメなのが私のポイントだった。19時過ぎに波涛使いさんが「疲れた」といって帰られたので、私とM氏がそれぞれ左に転戦したが、アジの回遊がイマイチで苦戦を強いられた。途中、M氏にも30オーバーのイサキが釣れてきた。不思議な現象です。ともあれ「凪倒れ」とまではいかないが大凪の割には結果は今一つでしたが、型は揃っているので救われますね。21時半、「もう少し頑張る」というM氏を残して磯を後にしました。釣果 マアジ 24~29cm 14匹タックル等 竿 がま磯カゴスペシャルⅣ3.5号-53S リール シマノ 13ステラ6000HG 道糸 PE3号200m、リーダー5号10m付き ウキ 発砲棒ウキ 30cm自作 カゴ 砲弾型プラカゴ10号 天秤 自作(2.5mm×20cmクッションゴム付き) ハリス シーガーグランドMAX FX3.5号、3号 針 がまかつ 玄人アジ針 12号 コマセ オキアミ+アミ+集魚剤 エサ オキアミ
2024.12.11
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ジャズやポピュラーを聴く時に音出ししている中高音域ドライバーの話です。いつもお世話になっているKTエレクトロニクス代表 大西邸で使っておられるTAD TD4001という2インチドライバーを以前試聴させていただきましましたが、一口で言うと「落ち着いた音色」が聴きやすくていつかは自分のシステムでも組んで見たいと思っていた矢先に、ネットで興味深いものを見つけてしまった。岐阜県高山市のタロモク工房で手造りされた2インチドライバー用の大型木製ホーンだ。山桜の無垢板(集成材加工)で造られていて、間口は70センチもある。それも新品の一品物でTAD、JBLの2インチ用と書いてある。いつかはこれにTADを付けて…と買ってしまった。買った以上遊ばせておくのもつまんないので早速TADの中古を漁ったが、オークション市場でも大変人気があってあっという間に結構な値段になってしまう。このホーン購入に大枚をはたいてしまったのでそんな高額商品はすぐには買えない。そこで目を付けたのがJBL 2450J。周波数特性も20KHzまで伸びているので見かけ上のデータはTADとほぼ同じだが、マグネットがアルニコ対ネオジウム。ここが曲者で、絶版アルニコの代用品?なのだ。TAD入手までのつなぎにとりあえずこいつを聴いてみようとネットで入手した。不人気のせいか程度が良くても安く、新品の5分の1位で落とせた。TADの3分の1だ。着いた荷物が軽い!。え?、これで2個入ってるの?って感じ。1個が5.8Kgしかない。早速取り付けて聴いてみて「あ、やっぱり」と納得。ジャズボーカルを聴いたが、サ行音の声がキンキンして耳が痛くなる。かろうじてジャズセッションでは何とか聴けるが中低音が細くて迫力に欠ける。どうりで安いわけだ。これは我が家ではだめだな。失敗です。二度と聞く気になれないし箪笥の肥やしにもしたくないのでまたネットで売ってしまおう。次に白羽の矢を立てたのがJBL 2441。これは2450よりはるか昔の代物。TADと同年代でアルニコVマグネットのやつだ。TADほどの人気もないため中古2450程度の価格で買えた。これは重い!。11.3Kgもある。木製ホーンが15Kgほどあるので床で組むと台に載せられなくなるので、台の上で2450をはずして2441と入れ替えた。苦労した(疲)。で、早速聴いてみた。おっ!、いいじゃん。高音のキンキンもいくぶん抑えられている。何より中低音が充実してバスドラやベースの音が太くなって安定した。やはり音楽は低音部がしっかり安定していないと良く聴こえないものですね。「なんか懐かしい音だなあ」と思ったら、以前聴いていたアルニコ375のプロ仕様で、ダイヤフラムは互換性があるらしい。あのTADまでには及ばないがこれならまあまあ聴いていられます。所詮「安物買の銭失い」になるかも知れませんけどね(恥)。
2020.04.25
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暇なときに聞いてる我が家の狭いオーディオルームです。専用ラックは高くて買えないから、木肌の見える部分はすべて手造りで、手前のプリアンプの木製ケースも手造りです。聴くジャンルは人間性が反映して何でもござれ(笑)。一応PCオーディオの仲間入りをしましたが、現在ソースをどんどん取り込み中です。簡単、音質良好でいいですね~。手持ちの機器を説明いたします。スピーカー B&Wノーチラス801 ハーベスHLコンパクト JBL LE8T+2405+3105+サンスイ箱 JBL 2450Jドライバー+木製ホーンプリアンプ KTエレクトロニクス HK2010 管球式キット自作パワーアンプ ウーハー用 ローテルRB1090 中高音用 300BPP管球式 キット自作 KT150(KT88使用可)パラレルPP管球式 キット自作 300Bシングル ロフチンホワイト 管球式キット自作CDプレーヤー ラックスマン D-5DAコンバーター KTエレクトロニクス製デジタルネットワーク ベーリンガー 2496LEというところです。この中でジャズ、演歌、クラシックなどを機器を組み替えてバイアンプ(2WAY)で鳴らしています。つい先日仲間入りしたJBL 2450J+木製ホーン、こいつを上手に手名付けるのは難しそうです。ジャズにはもってこいですけど、演歌には??で、キンキン、きらきらし過ぎて疲れます。何か良策がございましたらご教授いただければ幸いです。「スロートに真綿を詰める」なんてのもアリでしょうかね?(笑)。
2020.01.18
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今回は羽根作りと最終仕上げとなります。羽根材はポリカーボネート板クリア0.4mm厚を使います。表面に塗料の乗りが良くなるようにあらかじめ裏表全面に150番位のサンドペーパーを掛けます。その後、鉛筆で型を入れ切り抜きます。ペーパーを掛けて外形の線を引いた板です。(赤い羽根は基本の型です)カットした後段ボールに並べて下地の白をスプレーします。(風で飛ばないように粘着テープに貼ってあります。)両面ともスプレーしました。使用した塗料は安物のアクリル系です。塗料が乾くのを待つ間に、ボデー下部の固定をします。下部のウレタンをずり上げエポキシ系接着剤を塗った後、耐久性を持たせるため下部10cmほどの全表面に同じ接着剤を塗ります。ここに使った接着剤は90分硬化開始型です。下部が固まったらウキ管部分に収縮チューブを被せます。収縮チューブの径は5mmで収縮後は3mmとなります。簡単な治具を使います。治具の側をライターで軽くあぶって、胴体部分に入る形だけ作って抜き取ります。あまり強くあぶると抜けなくなりますので注意。全長30mm位で切り取ります。胴体への接続部をエポキシで固め、固まったら残りをあぶって、余った部分はウキ管付近で切り取って終了です。これはほとんど飾りに近いものですが、ウキ下部は一番ストレスのかかる場所なのでさらなる補強と見た目を重視しています。そして今日、久しぶりにお日様が顔をのぞかせたので羽根にアクリル系蛍光塗料の赤を吹き付けて仕上げました。この羽根を取り付けます。軽く仕上げるため羽数は3枚です。胴体上部に120度ずつ印をつけてからカッターで中心から垂直に(重要です)割りを入れます。パール管周りや割りを入れた隙間にエポキシを塗り、羽根を差し込みます。固まったら羽根の付け根周りにセメダイン社の「工作用速乾クリア」を塗布します。ここに「工作用速乾クリア」を使う理由は、羽根にかなりのストレスがかかるので、接着剤の割れを防止するため弾力性のある接着剤が有効なのです。完成した遠投ウキ8本の雄姿です(笑)。改めてアップしますが、実釣の際はパール管上部に6mmの「端末保護キャップクリア」を被せます。以上でオリジナル遠投ウキは完成です。ウキの重量はわずか9g、しかも自立ウキではないので、カゴから離れて飛んでいくためハリス絡みもほとんど起きません。また、20mmと細身も手伝って市販ウキより5~10mも飛距離が伸びます。いかがでしたでしょうか?。良いことだらけのこのウキ、「うん、これなら俺はもっと上手に作れる!」という方がいらっしゃいましたら嬉しいですね~。ちなみに、このウキ作りにかかった原材料費は1本あたり200円ほどです。磯カゴ釣りファンの皆様も是非オンリーワンの自作ウキ作りにチャレンジしてみて下さい。また、ウキ作りなどへのご質問がありましたらコメントいただければ幸いです。日を改めまして、パール管内部に収納する夜釣り用電ケミの制作をアップします。
2021.09.07
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(昨日の釣果です。上が栃木県O市から来たH氏、下が私です。)昨日、例によって例のごとくカゴアジ釣りに行ってきました。天気、潮周り、波・ウネリ、風向きなどさまざまな条件を調べて昨日にしました。家を11時に出て現地に着いたのが13時半。狙いの磯にはまだ誰もいません。前回同様、途中の「ODOYA」でカツ弁当と夜食を仕入れたので小春日和の磯で遅い昼食を摂りました。磯で食べる昼食はいつも美味しいですね~(笑)。釣りは15時からと決めていたので、準備だけを整えてまったりと過ごします。14時半頃?、一人の好青年が背負子を背負ってやってきました。「こんにちわ~」「ご一緒させてもらっていいですか~?」「どうぞ」「でも右側はウネリで危ないですよ」「左側でどうですか?」と勧めた。身なり、道具仕掛けもしっかりしているのでカゴ釣りはかなりのベテランと見ました。何でも栃木県O市から3時間半かけてやってきたとか。月1回くらいの割合でここにきているそうだが、私は初めてお会いする人だった。いろいろ釣り談義をする中で、去年は新潟で70cmオーバーのマダイを仕留めたとかで、写真を見せていただいた。50cmオーバーのマダイと2匹がクーラーに収まっている写真だ。残念ながら房総半島では交通事故でもない限り頻繁にはお目にかかれない代物だった。彼は4号クラスの改造インナー竿にABU6000番という仕掛けで、ステン1発カゴを使っていたが、途中からVIPプラカゴに変えたようだ。コマセはオキアミ単体、タナは4ピロと完全なマダイ仕掛け。15時から二人で釣りを開始した。当然、マダイの時合は16時過ぎなので「コマセでポイントを作る」(爆笑)感じでチンタラと。すると間もなく、おなじみの地元のカゴ師がやってきた。「ほかにやるところがないんで一緒にやらせてくれないかな~」とのことなので、先客の彼に「どうする?」と聞いたら私の右隣りに入りたいと言ったので、「彼が場所を空けるからそこでよければ」となって3人でやることに決定。後にこれが互いに吉と出る結果となった。16時を迎え、上げ潮とウネリで濁り気味だった海も澄んできてかなり期待が持てる状況になってきた。隣の彼に「かなり良さげになってきたので今日は来るよ(赤いのが)。1時間気合を入れてやろうや」と小さい声でささやいた。すると間もなく、私は普段狙わない右奥ポイントを流していた彼が「きたー!」と叫んだ。竿がかなり満月になっている。「マダイじゃないみたい」という。数分のやり取りで姿を現したのはイナダだった。45cm級か?。彼はそれを構わずごぼう抜きして見せた。その20分後くらいだった。また彼が「きたー!」と叫んだ。やり取りを見ると竿は満月になって絞り込まれている。ハリスは4号と聞いていたのでこれくらいなら切れないだろうって感じだ。「右奥で取ろう。右に行って!」と私が指示する。私は自分のタモを持って彼のそばへ。すると数分のやりとりで魚が根に張り付いて動かなくなってしまった。「道糸を目いっぱい緩めて!」とまた余計な指示を出す(笑)。その通りに緩めて一呼吸おいてから竿をあおったら奴がまた動き出した。「よかった!」「そこら辺に根があるから強引に巻いて!」またまた指示を出す。魚を掛けてから10分は経っただろうか、ようやく足元で姿を現した。BIGなマダイだった。私が差し出したタモにも無事に収まってやれやれ。タモの柄をたたんで持ち上げないと上がらないような大型マダイ。手尺で55cm、2.5Kgくらいだ。すばらしい!!。後で45cm級イナダと並べて写真をパチリ。ゆっくりも見ていられないので、私もマイポイントで柳の下の2匹目を狙う。間もなく私にも結構なアタリが来た。「ギュー、ゴンゴン」と馴染みのアタリ。「マダイだ!」念のため今度は彼にタモをお願いしたが、魚を浮かせると意外に小さかったのでゴボウ抜きした。またまた今日も狙いの魚をGETできた。「ここは凄いところだ。マダイが濃い」左隣のおじさんが「二人ともマダイを狙って釣るんだからすごい人達だね~」とお世辞を言ってくれた(笑)。その後は三回目のドラマも起きずにアジ釣りモードに突入した。辺りも暗くなったので私はハリスを3号に落とした。彼も4号から極端に2.5号までハリスを落とした。それでも昨晩は、我々の狙っているポイント界隈はアタリが遠く食い渋りで釣果が伸びなかったが、左隣のおじさんはコンスタントに釣果を重ねていた。大釣りできない分、型はそこそこ良かったのは救いであった。ちなみに左隣のおじさんは型物アジ20匹と30cmイサキ1匹GETしていた。21時頃、3人とも疲れが出始めて納竿した。マダイが狙って釣れて、しかも型物アジも狙える磯。あそこは素晴らしいポイントだ。釣果 マダイ 36cm 1匹 マアジ 23~28cm 14匹タックル等 竿 がま磯カゴスペシャルⅣ3.5号-53S リール シマノ 13ステラ6000HG 道糸 PE3号200m、リーダー5号10m付き ウキ 発砲棒ウキ 30cm自作 カゴ 砲弾型プラカゴ10号 天秤 自作(2.5mm×20cmクッションゴム付き) ハリス シーガーグランドMAX FX3.5号、3号 針 がまかつ 玄人アジ針 12号 コマセ オキアミ+アミ+集魚剤 エサ オキアミ
2024.12.05
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昨日、恒例のカゴアジ釣りに行ってきました。ご近所のHさんも久々の同行です。釣りの他にもう一つ目的があったのでHさん宅を10時に出発した。途中の「ODOYA」で昼食と夜食を買い込み、12時半に磯に着いた。天気予報では波2.5mだったが、予想は外れず大波が磯を洗っている。風は西風とのことだったが、これは外れて真逆の東風が吹いていて、これは釣りには条件的に良い。支度を整えて磯に立ったのが13時。荒れている割には潮色は良く、こういう条件の時には大物が食う予感がする。時間的には底潮なので比較的静かだが、夕方の満潮時にはかなりの苦戦を強いられるだろうなと予想できた。釣り支度は後回しにして、まずは初期の目的の「ハバノリ」摘みを二人でする。わずか30分足らずで2Kgほどを摘み取った。これを干してお正月の雑煮に入れると超美味なのだ。遅い昼食を済ませた直後に顔見知りのカゴ師がやってきた。前回55cmの大マダイを釣り上げた栃木県在住のHさんだ。昨日も3時間半かけてはるばるやってきたみたいです。しかし、昨日はもう一組釣り友(2人)が来ることになっていたので、5人やるだけのスペースもなく丁重に入磯をお断りし、もう少し湾奥のポイントをお勧めした。彼は仕方なくそこへ行ったが、遠目に見ているとその釣り座もときどき白波が押し寄せているのがわかる。「申し訳ない」という気持ちで気にかけていた。しかし、のちにもう一組の釣り友がここの磯の状態を見て他に転戦すると電話があったので、急遽Hさんをこちらに呼び戻すことにした。これが後にドラマを産むことになる。私は前回Hさんが大マダイを掛けたポイントを狙うべく右端のポイントにチャラン棒を打ってあったが、そこを彼に譲ることにして左の溝先を狙う釣り座に移動した。同行のHさんは中央のメインポイントだが釣り座を時々波が洗う状況で、2人ともウエーダーを着用してきて良かったと安堵した。釣り開始が15時頃、栃木のHさんは15時半過ぎの開始となった。16時半頃か?、栃木のH氏が「来ましたぁ~~!」と叫んだ。その声に振り返ると、竿は満月に絞り込んで80M先のUMA魚と格闘している。「ややっ!、また掛けたよー」しばらくそのやり取りを観戦したのち(笑)、自分の仕掛けを取り込んでからタモを持って彼に近づいた。「アッ!」、「フウーッ!」と奇声を発しながら大物とのやり取りが10分近く続いただろうか。そのUMA魚が徐々に足元に近づいてきた。難関のカクレ根も無事に通過して「これは取れたな」と察したので、私はタモの柄を伸ばして身構えた。「ブワッ!」と浮き上がった魚は正に大マダイ!。頭がこちらを向いた瞬間を見計らってすかさずタモを差し込む。無事に一発でタモに入った。一部が黒ウロコに変色した手尺三つ(60cm、3Kg?)の大マダイが磯の上に横たわった。(径55cmのタモに収まった大マダイ)「またやりましたね~。おめでとう!」と私。「ふう~~!。疲れましたぁ~。腕が痛い!」と彼。2度も続けてドラマが起きてしまった。いくつもの幸運が重なって起きたドラマとはいえ、彼には何か強運が付きまとっているなと感じた。たまたま昨日を釣り日に選んだこと。運よく大マダイが回すポイントに立てたこと。彼の釣技が大マダイの逃げより勝っていたこと。等々、様々な運や技量が付いていないとこういう釣りはできないと思う。「参りました!」ひとしきり喜びを分かち合った後、我に返って自分の釣り座に戻った。やがて夜のとばりが降りて闇夜となり、時計を見ると17時。隣の同行Hさんに「マダイの時合は終わったね」とポツリ。しかし本命のアジのアタリもなく、嫌な予感がしてきた。その数投目か?。70㎡先の波間に見え隠れしていたケミが消えた。???、アタリか?。すかさず竿を取って糸ふけを取り大きく合わせた。「ギュ~~、ゴンゴン」おなじみの引きが手に伝わってきた。「キタッ!」引きの強さからそこそこのマダイと直感する。隣のHさんが私の仕草を見てタモを持って隣に来てくれた。「マダイですか?」「そうかも」竿を煽りながら慎重に足元に寄せるとピンク色の魚体が姿を現した。無事にタモに収まってマダイをGET!。手尺40cmか?。先ほどの大マダイには遠く及ばないが、ひとまず目的は達成できた。やはり今日はマダイ狙いには良い条件なんだと悟る。直後からもうマダイは来ないだろうとハリスを4号から3号に落とした。後はお土産のアジを釣るだけだ。17時半頃からアジが口を使い出した。1匹目は28cm級の良型。ポツリポツリだが2匹目、3匹目と良型ばかりが続く。20時過ぎ、栃木のHさんが「お先に~」と言って引き揚げた。一方の釣り友Hさんはライントラブル続きで、ほとんど仕掛けが海に入っておらずオデコ状態。「もうやめようかな~」と弱音まで言い出した。「もう1時間頑張ろうよ」と激を飛ばす(笑)。「こうなったら彼のお土産も釣らないと」と思ったからだ。この時点で私はツ抜けしていたが、北風も強くなってきて思うように釣れなくなってきていた。後の1時間で2匹を追釣りして21時過ぎに納竿を決める。彼には私の釣った赤目フグ2匹とアジ5匹をお土産に差し上げた。波はきつかったが条件の良い日に釣りができた1日だった。釣果 マダイ 41cm 1匹 マアジ 25~31cm 12匹(5匹は進呈)タックル等 竿 がま磯カゴスペシャルⅣ3.5号-53S リール シマノ 13ステラ6000HG 道糸 PE3号200m、リーダー5号10m付き ウキ 発砲棒ウキ 30cm自作 カゴ 砲弾型プラカゴ10号 天秤 自作(2.5mm×20cmクッションゴム付き) ハリス シーガーグランドMAX FX4号、3号 針 がまかつ 玄人アジ針 12号 コマセ オキアミ+アミ+集魚剤 エサ オキアミ
2024.12.19
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昨日、久しぶりにカゴアジ釣りに出かけました。その前日に栃木のH氏から「明日、時間が取れたのでカゴアジ釣りに行こうと思いますが、一緒にいかがですか?」との誘いがあったが、ハウスのビニール張替えがやりかけだったので、丁重にお断りした。しかし、昨日になってみると北風が強くてビニールの張替えはできない。そこで11時頃H氏にTELする。「まだ途中ですか?」「いや、先ほど着いて今準備中です」「ずいぶん早いですね~。ところで海の状態はどうですか?。」「波が強くてかぶっていますが、引き潮になれば何とかなるかな?と。風はぐるぐる回って方向が定まりません。」「これから準備して行きますから隣でやらせて下さい」とのことで急遽釣行決定!(笑)。いや、こちらもリールを新調(20ステラSW6000HG)したので実は行きたかったのだ(笑)。目的磯には14時に着いた。上げ潮真っ最中で結構波はきついが何とかやれそうなので2番煎じポイントに入らせていただいた。しかし、風は正面だったり左から吹いたりと定まらず私のポイントは釣りにならない。時間も早いのでしばしH氏の釣りを見学させてもらう。すると15時少し前、H氏の竿が曲がった。マダイか?。しばしのやりとりで姿を現したのは50センチ近い型物のクロダイだった。H氏のタモで掬ってあげる。彼が持参した秤にかけるとちょうど2Kgあった。彼はいつもメジャーと秤は持参しているのだ。「クロダイが口を使うってことは、もしかして赤いヤツもいるかもね」との会話が出る。15時の満潮を過ぎると風が後ろに回った。チャンス到来!。早速私も釣りを始める。しかし、流れが悪い。下げ潮に入っても流れが逆で、H氏のほうに流れて行ってしまう。「今日はこっち側はダメだな」と悟る。そうこうするうちに16時頃ドラマはやってきた。「あっ!」と彼が声を出したので振り返ると、彼の竿が大きく曲がっている。急いで近寄ると、彼の両軸リール(ABU6500CL改?)のドラッグが「ジ~~~~~ィ!!」とうなりをあげている。相当道糸が引き出されているのだ。「これはマダイだね」「デカいな~~、重い!」「沖で遊ばせたほうがいいよ」「そうします。」しばしリールは空転するだけで全く巻き取れない。しばらく竿だけ立てて我慢していると奴は疲れたのか逃げが弱くなって、少しづつリールが巻けるようになってきた。10分近く経っただろうか、コントロールは全く効かず奴の動きに合わせて人間が移動するしかない。あと40mに迫って奴は左のほうに動いてきた。そこにはじゃまな根もあるし私の釣り座の方向だ。そこで、急いで私の仕掛けを回収し竿を上げた。「ここへ立なよ」と彼を誘導する。何とか根をかわすと安全な溝に入ってきた。「よし!もう大丈夫だ」「捕れるよ!」またまた彼のタモを準備する。タモを少し伸ばして構えると海面に奴が姿を現した。超がつくほどBIGなマダイだ。径60cm?のタモが小さく感じるほどで、一回目はタモ入れ失敗!。2度目のトライで無理やりタモに押し込む。「入った!」。タモを縦に持ち上げるのもずっしり重く感じるほどの巨大なマダイだった。「やったね~~、Hさん。すごい!。かるく5Kはありそうだよ。」「ありがとうございます」早速彼はメジャーと秤を持ってきた。秤のMAXは5Kgまでだが軽くそれを振り切ってしまった。6Kgはありそうだ。続いてメジャーをあてる。記録物の82cm!!いやはやびっくり。こんなのが居るんだここは。以前、70cmも夢じゃないと書いたことがあるが、そんなもんじゃあなかった。その彼は前回(1月31日)にも67cmの大型マダイを上げている。はるばる栃木から来ているが、来るたびにマダイをGET。彼はアジ釣り師じゃなくて完全なマダイ釣り師だ。釣技も一流だが運+何かも持ちあわせている。そしてそれを可能にする磯もまたすごい所だ。興奮冷めやらぬままゴールデンタイムを釣ったが、彼にもそして私にも2匹目は来なかった。18時過ぎ、底釣りの私の仕掛けに尺アジが食ってきたが1匹で終わってしまった。19時近くに彼は帰り、私もここまでと決めていた19時が来たので竿をたたんだ。よし!、次回は彼が入ったポイントでやらせてもらおう!。しかし、なんだかんだいっても第一は魚の付くポイントですからね~。
2025.02.12
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