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kyuich

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2006.02.27
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カテゴリ: コラム
「油断大敵」という言葉がある。

人間の一番の敵は気の緩み、すなわち物事に対しての油断している状態であるということを示唆するよく使われる表現である。

これの真逆と考えられているのが「楽天的」、「楽天主義」などがある。

こちらのほうの意味はなんとなく軽やかで、前向きな発想や思考などが思い浮かぶ。

「油断大敵」を強く意識して生きる人がいる。

一般的には慎重に物事を進めるタイプの人と考えられる。

「楽天的」をもっとうに生きる人もいる。

一般的にはあまり深く考えすぎず気楽にそしてポジティブに物事を進めるタイプの人とこちらは考えられることが多いのではないだろうか。

この二つの言葉は一見、正反対の矛盾する言葉であるような印象を与える。



「油断」

この言葉は、「油を断つ」と書く。

冬の寒い夜などに凍えないように火をたいているの想像して欲しい。
火が絶えれば凍えてしまうので、常に油を火に注しておく必要があるわけだが、
うっかり忘れて油を断ってしまったらどうなるだろう?

火は消えてしまい、たちまち凍えてしまう。

自分の目標に向かっていくやる気や情熱をこの火と置き換えたとき、常に油を
注いでおかなければ、消えてしまうものが、このやる気や情熱ではないだろうか。

「油断」をしないこと。

それは常に自分自身に油を注してやる気や情熱を絶やさぬようにすることを指すことと考えることができるのではないか。

「楽天」



天命、運命、なんと言ってもいいが人間に付きまとう一種の流れのようなものがある。

人生の傾向といってもよい。

人は生まれながらにして不平等である。

環境も国も生活レベルも才能も万人がすべて同一ではないのだ。

歩む人生も当然異なる。



でも、暗くなったり、愚痴を言ったり、後ろ向きに考えたりすることなく自分の「天命を楽しむ」ことができれば、人は必要以上に自分を傷つけたり、人を傷つけたりすることなく、幸せに生きることができるのではないだろうか。

「油を断たずして、天命を楽しむ」

このような人生を歩めればと幸いだと思います。





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Last updated  2006.02.28 00:21:20
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