下流国際結婚トレビア~ン

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タヒロー

タヒロー

2009.01.25
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ここ1~2週間、
家から駅までを
スニーカーで歩き、

駅のトイレで、
ヒール靴に履き替えるという、

ニューヨークの
キャリアウーマン風に
通勤している私がいます。


……自転車を盗まれたからです。





ないのはどっちだろう……。
…両方……?



特技その1:自転車を盗まれること。


でもおかげで
歩くのは、
なかなか気持ちいいことを知りました。

ヒールやブーツで
長時間(家から駅まで徒歩30分。バス及び自家用車なし
歩くのは拷問だけれど、
スニーカーなら、


さて、
家から駅までの間には、
お墓、学校、病院という
肝試しスポットが
いくつかあるのですが、

なんとも
思っていなかったけれど、

身ひとつの徒歩だと、
非常に怖いのです。

特に夜は。


今日も夜道を
歩いておりますと、

50メートルほど先、
道の中央に、
こんもりとした
黒い塊が見えました。


……人じゃありませんように人じゃありませんように人じゃありませんように。
そりゃ死体や物の怪の類より
人の方がマシだけど、
こんな人通りの少ない夜道で、
倒れてる人とかホント怖いから。
あ、でも、今横通った人、
チラ見して素通りした。
あ、次の人も素通りした。
人じゃないんだ。
粗大ゴミとかなんだ。
よかったー。


……人でした。

先ほどの人たちが、
素通りしたのは、
次の人が
助けるに違いないと
思っていたからでしょうか。

田舎道で倒れると
すぐに助けてもらえるけれど、

人通りの多い道で
倒れると、
4~5時間は助けてもらえないそうです。

「俺がやらなきゃ誰がやる」ではなく、
「俺がやらなきゃ誰かやる」精神です。


以前、
御茶ノ水駅で
カップルの男性の方が
突然、
バタリと倒れた瞬間に
遭遇したときも、

道端で、
頭から血を流している男性を
見つけたときも、

特技その2:倒れている人に遭遇すること

いい人ぶって、
横でオロオロするだけしか
能がない様子を
披露している間に、

他の誰かが
助けてくれていました。


今日は、
私の後ろから
誰もきません。


今度こそ私が
「誰か」に選ばれました。


躊躇なく近づいて、
トントン、
と肩を叩きながら、
「大丈夫ですか?」
と声をかけられる人なら
どんなに素敵だったでしょう。


……私は弱い人間です。

お墓のそばということもあり、

とりあえず
怖いので、
数メートル離れて、

倒れている人の
様子を伺うことにしました。


見たところ、
年は30代後半でしょうか。
血などは流しておらず、
恐らく泥酔して
眠ってしまっただけのよう。

いつかは
自分で目覚めるのでしょうか。
でもこのまま放置したら、
寒さに凍えて
死んでしまうかもしれません。

スーツという格好と、
左手薬指に
指輪がハマっていたことに、
一応の
安心感は覚えたものの、

もしも、
彼の目が、
突如「カッ」と見開いたなら、
失神してしまう自信はありました。


間合いをとったまま、
アレヂに電話をかけました。

「道で人が倒れてて、
助けようと思います。
もし私がしばらくしても
戻らなかったら、
何かあったと思って」

現地から家は
それほど遠くないので、
アレヂが
駆けつけて来てくれることも
願いましたが、
「ハーイ」と言って、
電話は切れました。

……。

電話を切ったあとも、
豊かな想像力は、
マイナスに働き続けました。
(声をかけた途端、
ガバッと起き上がられて、
クビを絞められ
衣服を剥ぎ取られるなど)

あと一歩、
勇気を踏み出せずにいると、

道の向こうから、
ヘッドライトを
煌々と照らしたバイクが数台、
やってきました。


……このままでは轢かれてしまいます。

しかもどうやら、
ヤンキーのようです。

(千葉県でバイクに二人乗りする
髪を染めた若者の集団を、
「ヤンキー」以外に
表現する術を知りませんが、
……死語でしょうか…?)

やっと勇気が出ました。

私がこの人を守る……!


男性の前に立ち、
道の真ん中に人がいるのを
アピールしました。

避けて…避けて通り過ぎてください…!


…ヤンキーたちは、
私たちの横で、
キッと止まりました。

……3台のバイクに、
5人のヤンキー…。

想像力は
さらにマイナスに働きました。

男性はボコボコにされ
金品をもぎ取られ、
私は麻薬を打たれて
売り飛ばされる……。
(↑亡き田舎の祖母が、
「東京」を表現する時に
よく言っていたセリフ)

「どうかしたんすか?」

バイクからおりて、
ヤンキーの一人が
きいてきました。

「あ、あの、倒れてらっしゃって…」(怯えながら敬語)

「知り合いですか?」

「いえ、あの、倒れてらっしゃって…」(怯えながら復唱)


するとヤンキーは、
躊躇することなく、
男性の肩を
トントン、と叩き、

「大丈夫ですか?
こんなとこで寝てたら危ないですよ」

と、
声をかけてくれたのです。


男性は
呆けたように
起き上がり、

ヤンキー5名と、
マスクをした女に
取り囲まれている現実を知りました。

「じゃ、俺たちこれで」

……ヤンキーたちは、
非常に爽やかに
バイクを飛ばして
去っていきました。


……いろんな想像してごめんなさい。


助けたい気持ちと、
巻き込まれたくない気持ち、

二つの狭間で
葛藤しながら、

結局今日も、
人助けはできませんでした。

次こそは必ずや…!


特技その3:無責任に決意すること


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Last updated  2009.01.26 00:37:33


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