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もちろん変な方面の話ではありませんよ。
顔や身体の作りのことじゃなくて、強い男ってのは美しいもの。
もちろん女性を美しいと感じる時の美しさととは
本質的に違うけど、美しいものは美しい。
1987年オールブラックスを国立競技場で間近で見た時、
彼らはまさに世界最強軍団のオーラを放ち、
ひとつの意志をもった美しさの塊だった。
あの時本当に強い者とは美しいものだと知った。
以来その考え方は変わっていない。
美しい、それはなにも世界最強だけの称号ではない。
国内にも美しく輝くプレーヤーがいた。
キラ星のごとくこの国には存在していた。
時代は人をどう変えた?
明日は大学選手権の決勝戦。
実力的に頭抜けた早稲田に慶應が挑戦する。
この両雄11月の対抗戦でも戦い早稲田が勝利を収めている。
しかし、慶應はあの時に比べ精神的にタフになっているように思う。
きっとそれがディフェンスのシーンに表れるはずだ。
私にとって勝利チームはどちらでもかまわない。
ただ熱い試合が観たいだけ。
酔わせて欲しい。
ひとつ呼吸の中に時間と空間を共有させて欲しい。
決勝戦とは本来そういうものである。
かっこよく相手を抜き去る人が美しいわけじゃない。
ましてやトライする人が美しいわけでもない。
地味でも、
直向きに愚直に与えられた役割に徹する。
熱く激しくラグビーそのものに同化できる。
そんなプレーヤーではないだろうか。
明日は誰が美しく輝くだろうか。
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