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2008年01月15日
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カテゴリ: 物書き

以前某出版社さんから、

「ヒーローは追わないんですか?もしや敗れし人ばかり…」

と聞かれたことがある。

別にそれほど強い意志を持っているわけではないが、

確かにヒーローはあまり追いたくない。

ヒーローは誰も彼もが追うから逆に興味を失ってしまう。

それは自分の道ではない。

自分が物書きになったのは良いものを次代に残したいから。

それが夢だから。

物書き魂が騒ぐのはヒーローじゃないんだ。

極端に言うと誰からも顧みられることのない人、

でも熱くてひたむきでヒューマンで終わりの無い夢を追い続けている人。

そんな人を遠くから眺め続け、眺め続け、輪郭が刻み込まれるまで眺め続ける。

それは本当に眺め続けるというシンプルな動作の繰り返し。

そして時に近づき、時に隣に座り、時にメシを食う。

寒ければいっしょに鼻もたらす、暑ければ汗をかく。

もちろんそこまでいく間には幾たび言葉を通した

気持ちのやりとりが行われることか。

ほんの一瞬かもしれないけれど、汗や涙を共有することもできる。

ともに終わりの無い夢を語ることもある。

話を聞くことも大事だけれど、その人から何を感じるかがもっと大事。

その感受性が物書きの資質だろうと思っている。

だから敗れた人ばかりを書きたいと思っているわけではない。

まったくそれは違う。

勝とうが負けようが関係ない、終わりの無い夢を追い続けている人。

そんな人たちの熱い思いの積み重ねで世の中が支えられている。

良いものを次代に語り継ぎたい。

それが自分の終わりの無い夢なんだ。

追伸

つい先日のこと、自分の、物書きスタイルについて考え込んでいる

という話を友人ライターにしたところ、

「フリーはね、みんな同じですよ、考えない日はない……」

という答えが返ってきた。

でもそんな悩みも人を大きくするもの。

その夜、パッションキッズを設立したときの気持ちを思い出した。

上手く回るようにしたいと思っている。

俺は「大吉男!」数えたら13本あった。

だからできるだろう。






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Last updated  2008年01月15日 12時36分56秒
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