恨みのない世界を目指して・・・


『われをののしった、われを笑った、
 われを打ったと思う人には、怨みは鎮まらない。
 怨みは怨みによって鎮まるものではない。
 怨みをわすれてこそ、怨みは鎮まるのである。』


『恨みは恨みによって果たされず。
 忍を行じてのみ、よく恨みを解くことを得、
 これ不変の心理なり。』


『憎悪は、にくしみによって鎮まらない。
 憎しみを忘れてはじめて憎悪は鎮まる。
 他人の悪事を詮議せず、自らの行為を反省せよ。
 勝てば恨まれる。敗れたものが苦しむからである。
 故に勝敗を捨て、静かに安らかに生活すべきである。
 恨みの中にあって恨み無く安らかに生きよ。
 むさぼりの中にあってむさぼりなく、安らかに生きよ』


(三つとも法句経より)


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