1.クラススキル概論
1-1.ヘイストについて(使用者消費30)
LV1より覚えることの出来るスキルだが、命中率と攻撃速度のアップであり、使用者のレベルでは攻撃速度については、実際に体感できるものではない。命中率については165%ほどの命中率アップであるので、あるとないとではかなり変わってくる。が、防御攻撃に比較すると優先順位はやや低い。
使用者の効果時間は330秒で約5分毎にかけなおす。
1-2.ライフタップについて(使用者消費0) 実際、ライフタップはキャンセルも出来るのだが、いかんせん与ダメの上昇値がデッドリーアサルトに比べ小さい。キャンセル時に通常攻撃を重ねて当てにいくと考えれば評価できるかもしれないが、敵の防御力の上昇につれ使用頻度は減ると思われる。両手バルや片手バルなどの「被ダメ」を覚悟するバルの場合は、ある程度の利用価値はあると思われるが、ライフタップでの吸収ダメと被ダメを比較するとどちらが大きいのか疑問ではある。
1-3.オーラについて(使用者消費74)
バルキリーの一つの要とも言うべきスキル。低レベル時より己の攻撃力と防御力を上げることが出来る。現在使用者のレベルは32であり、82%の攻撃力上昇と、55%の防御力上昇がこのスキルによって得られる。切れないようにかけ続けること必須である。
使用者の効果時間については680秒であり、約11分毎にかけなおさねばならない。
1-4.バインドについて(使用者消費15) 弓バルにとっては、被ダメを減らす非常に利用価値の高いスキル。効果持続については12秒とあるが、あくまでノーマルクラスのものであり、デスクラスモンスターであると、5-6秒で抜けられてしまう。そのため、デスクラスの場合にはデッドリーアサルト2発毎にかけなおすような形である。
1-5.デッドリーアサルト(以下DA)について(使用者消費28)
50を越えたレベルになってくると、オーラがけをしたところで、通常攻撃で通用するのは神殿2Fまで。つまりはそれ以上の狩場であると、自動的にDAもしくはクラッシングフォール(以下CF)を使用せねばならないわけである。
DAは弓使いに限らずバルキリーがバルキリーたる所以のスキル。良く耳にするのが「DA強いからいいじゃない」である。確かに単体への与ダメはそこそこ大きいが、これを使用するためにはまず「敵の足が止まること」と「他に囲まれないこと」の2点が必須である。
後者は特にデスクラスの出現率が高いところで実感されている方も多そうである。足止めのバインドを撃ちつつ、離れてDA。背後にいるデスクラスにバインド。もう片方が解けないようにバインド…と繰り返しているうちに、バインドによってマナが枯渇してしまい、泣く泣くスクロールでその場を去らねばならないこともある。
使用者の消費は28であり。1発撃つのに必要なクロは、マナポS使用時に224クロ、マナポM使用時だと315クロ、マナポLだと472.5クロである。リカバSに至っては995クロであり…如何に投げ銭を使って攻撃しているかがわかる。(マナポLとリカバSについては合成最安値を利用)
1-6.ウェイルオブバルキリーについて(使用者消費20)
即死率2%であり、INT依存のダメージであること。またタゲ集めにしてもディレイがCFと変わらないので使用することはまずない。シャドウが好んで使用するので、シャドウ用にとってあるだけである。
1-7.クラッシングフォール(以下CF)について(使用者消費48)
敵に常に4-5匹たかられているとしたら、当然CFが範囲内の敵に当てられるという点より効率がよいのだが、ここで問題になるのが弓バルの「防御」の低さである。この場合、たかられている敵全てより攻撃を受けることになるので、回避が高くても相応のダメージを被ることとなる。また、HPも他職に比べ低いことより、被ダメによっては即死亡となる。
たかられてからバインドの後に、一歩離れてのフォールもあるが、この場合もたかられる部分までは、被ダメを覚悟せねばならない。その分のダメはきっちり受ける上、下手に囲まれると、一歩下がれなくなる恐れもある。
また、シャドウにタゲを積極的に取らせ、その周囲でCFを発動する手段もあるが、シャドウのタゲとり速度は緩やかであるため、一回のCFで掃討できなかった場合、タゲが本体に移り、被ダメはかさむ傾向になる。
HP回復についてのPOT費用を考えると得なスキルではないため、使用時の慎重な選択とPTでの使用に限られるであろう。ソロでのCFについてはあくまで「やや各下」をまとめて狩る際のスキルorタゲ取りと割り切るしかない。
1-8.シャドウについて(使用者消費95)
他人のタゲは取るわ、デスクラスを引き受けるとすぐ死ぬわのシャドウであるが、唯一の利点は「タゲを取る」ことである。特に弓の場合はシャドウと本体との間にモンスターを挟み「タゲの取り合い」をすることにより、被ダメなしにて倒すことが可能である。 また、アンテクラ級のボスやデスクラスなどは、シャドウにいったんタゲを取らせ、確実にバインドを決めることが肝要となる。
各下狩場では、クラッシングフォールの際のタゲ集めなどにも使用でき、便利に使える。ただ、接近戦バルでは、タゲを取る意味合いでも使いにくく、積極的に利用している人は少ないようである。