４匹の宝物

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2013年10月25日

つらい報告

カテゴリ：カテゴリ未分類

　まだ６歳の若さでした。

　７月の初めあたりから、食欲がなく、よく嘔吐すると病院に見てもらっていたそうなのですが、診断は病状よりかなり軽いものだったようです。。。
　８月の半ばに腎不全になっているということで、点滴が始まったようなのですが
　そのうち、口や鼻から出血するようになったそうで・・・

　全然知らなくて、ママさんにメールしたら、
　「夕方、病院に迎えに行くのであってやってください」と。

　私が最後にアル君に逢ったのは、亡くなる前日の夕方。

　千春さんは「夕べ急患できたのだけど、とても悪い状態なの。うちで今日できるだけのことはしたのだけど、一度お家に連れて帰ってあげた方がいいと思う」ということで
　パパさんとママさんがお迎えに来てた所に行かせてもらった。
　アル君は本当にしんどそうで、しんどそうでガリガリに痩せていた。

　早く、連れて帰ってあげて・・・

　「アル帰ろうな」と、大事そうにアルを抱っこしたパパさん…

　帰ってアル君の実家、ウランママに連絡した。
　早速ママさんの連絡が取れたようで
　次の日、ママさんが午前中仕事なので、朝から病院で預かってもらい。
　お昼に迎えに行く時に、病院でアル君に逢わせてもらことになったらしい。

　「最期に立ち会えたよ。迎えて帰ろうとした時に急変して。。。
　　もう一度処置室に入って、、、でもあかんかった・・・」

　ママが迎えに来て安心したのかな。
　元ママにも逢えてほっとしたのかな。

　つらい時にママさんも電話をくれた。

　一人息子さんで、「弟が欲しい」と言って、中学生の時にやってきたアル君。
　今は神戸でパン職人として働いている。
　「彼が、お嫁さんもらって、幸せになるまで見届けてほしかった」
　ウランママはそう言ってワンワン泣いた。

　７日の朝、６日の夜遅くに帰ってきた息子さんと、パパさん、ママさん３人でアル君を見送りに行ったそうです。
　その足で、息子さんはまた神戸に戻るのだという。

　アル君のお家には、ブリーダーさん宅から譲渡したウィンリィがいる。
　マイペースで、あまり感情を出さない子らしいけど、何かが違うと感じてさみしそうにしていると言っていた。
　定年後の生活に、アル君との日課を計画していたパパさんは、ほんとうに気を落としているらしい。

　一気に駆け抜けた６年間だったけど、これ以上ないくらい愛してもらったね。
　あなたが生まれてきてくれた。そして幸せな家族に育てられ愛された。
　それは、ほんとうに宝物だよ。　大好き、忘れないよ。