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2004年06月25日
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3. 学校について   その2

 校長は、カッターの刃が出ていないという情報は伏せ、よりネヴァダに風向きが強くなるように会見をした。
 本を横から覗かれただけで、(刃が出ていないとはいえ)カッターを振り上げるのは、明らかにやり過ぎなので、ネヴァダを擁護する気はないけれども、この少年にとっては、この校長の会見は裏切り以外の何物でもない。ネヴァダは異常であるのだが、その上で言わせて貰えば、この校長は、ネヴァダの異常性に全ての責任を押し付け、子供(少年も含む)を盾にして保身を謀ろうとしているようにしか見えない。
 少年がこの件を言わなかったのは、この少年の落ち度では断じてなく、子供の助けを求める声すら、普段は聞く耳を持たずに放置していた村里担任にあるのは間違いない。

 このクラスには、女ボスと呼ばれる女子児童がいて、その親もかなりのDQNな親らしく、五年生時の女性担任が、クラスをよく改革しようと努力したが、力及ばず挫折した大きな原因の一つというのが、この女ボスとその母親らしい。
 この女ボスも、ネヴァダと同じバスケット部で、ネヴァダは、女ボスに排除されてバスケット部を辞めたという側面もあるとの事だ。

 家族、学校、地域、全てで子供を育てる。
 育った子供が不当な殺人を犯した場合、DNAに還元する話は、研究者の仮説以外は、厳に慎まれるべきだろう。
 かといって、環境が影響を与えていることは確実で否定できないにしても、安易な犯人探しはすべきではないわけだが、ただ、これらのどれか一つでも悪い方向に向かわなければ、事件は起きなかった可能性が充分にあるので、いつ起きるかわからない事件のために、それぞれのコミューンで、それぞれにマシにする努力が必要となる。


 とりあえず、4・ ネットとバトロワについて は、テーマとして、かなりデカくて深いので、後日に改めて考察したいです。今までのようなメモ用の殴り書きで纏まる話ではないので。





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最終更新日  2004年06月29日 20時57分30秒
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