シネマ大好き!

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2009年10月29日
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テーマ: 映画鑑賞(893)
カテゴリ: 洋画-1970年代



製作:1972年
監督:ジョン・ヒューストン
出演:ポール・ニューマン/ヴィクトリア・プリンシパル

19世紀末。ならず者のロイ・ビーンがテキサスの町に流れ着く。彼は酒場で金を盗もうとした無法者を皆殺しにし、その酒場を法廷に改造し、判事として君臨することに。そして無法者を次々と吊るし首にして金品を巻き上げていく。傍若無人の判事ぶりだが、不思議と町は平和に保たれ、さらに繁栄していくことに・・・・。

スマートでダンディなポール・ニューマンとはちょっと違った、むさ苦しい殺し屋判事を好演している。
演じている殺し屋判事ロイ・ビーンは実在の人物ということもあって、最初は普通の西部劇かと思ったが、最後まで観ると壮大な人間ドラマでもあった。この名物判事となるロイ・ビーンだが、やることは無茶苦茶。無法者は即絞首刑にされ、吊るしっぱなし。町のイメージも悪いし、子供に対する影響もよくないと正す部下にも、子供の教育のためと一喝する始末。しかし、そんなひどい行いもなんのその、町はどんどん発展していく。ただ、町の発展と共に、昔のような自由が利かなくなっていくところもなんか人生の栄枯盛衰を見るようで一抹の寂しさを感じるが、最後はスカッ!とさせてくれる。





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最終更新日  2009年10月30日 03時48分15秒
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Re:ロイ・ビーン(10/29)  
この「ロイ・ビーン」は、私の大好きな俳優のポール・ニューマン、アンソニー・パーキンス、ジャクリーン・ビセットが出演していたので、ワクワクしながら観た記憶があります。

首吊り判事として知られた、実在の西部の名物男ロイ・ビーンは、ウイリアム・ワイラー監督の「西部の男」では、ウォルター・ブレナンが演じて、強烈な印象を残していましたね。
このジョン・ヒューストン監督の「ロイ・ビーン」は、この首吊り判事を主人公にした、一風変わったというか、ちょっと調子のはずれた、異色の西部劇でしたね。
どてっ腹に風穴をあけるという表現があるけれども、本当に銃弾を放って、人体に風穴をあけるという、まるで漫画みたいなイメージもあります。
大きな熊が出て来て、のんびりと活躍するところも、変な調子です。
しかも、「大いなる勇者」というシドニー・ポラック監督の映画に出た名物熊だというような、由緒ある血統の説明が付されていたかと思います。
主人公のロイ・ビーンを演じるポール・ニューマンの、あの人なつっこい笑顔と、スマートにすっとぼけた魅力が、この映画全体のムードを支えていると言ってもいいかも知れません。
アンソニー・パーキンスとジャクリーン・ビセットについては、出番も少なく、あまり印象に残りませんでしたね。
尚、荒野の夕陽を浴びながら、しみじみと、「テキサスの黄色いバラ」を口ずさむ、忘れ難いシーンもありました。
わがままだが、無邪気な男の夢とロマンを、そっと見守ってやりながら、優しく心なごむといった感じの映画でしたね。
(2023年02月20日 17時18分54秒)

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