2004年01月14日
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ショーウィンドウに飾られたドレスを見て、とある結婚式の事を思い出しました。

結婚式は家から歩いて5分の処にある教会で行われました。そして披露宴は近くの会員制のパブで。会員制だからパブというのは正しくないかも。正確にはクラブというけれども、英国パブをイメージして戴くのが一番近いです。
結婚式の準備は、ドレス作りから始まりました。ウェディングドレスだけではないです。ブライドメイツのドレスもお揃いで作る。当然ブーケも。花嫁以外にも大きさは違いますが、ブライドメイツもブーケを持ちます。ブライドメイツのドレスが青でなかったら、一体誰が花嫁かと思ってしまう。フランス人のルームメイトはあんなにブーケを持った人がいるなんて変!と断言していました。お隣の国とはいえ、文化は大いに違うらしい。
ドレスとブーケは勿論、職人が作るので関係無いですが、家族がする準備は幾らでもあります。まずは招待状作り。これは昼間作っていたらしく、私は知らなかったのですが、私宛の招待状を手渡されました。この時初めて私はホストドーターの婚約者の本当の名前を知ります。紹介する時、大抵は愛称しか言わないので、何年か後に再訪して初めて本当の名前を知った人もいるくらい。未だに愛称しか解らない人もいます。サムの本名はサマンサかしら。
遠方から来る親族や友人の宿の手配や、教会やクラブとの打ち合わせで家族は大忙し。留守も多くなり、電話や来客の対応に私も緊張の日々。ヘンナイトの事は以前に書いた通り。式の前夜には披露宴のテーブルを飾る花作りを、私も遅くまで作業を手伝いました。
式の当日。普段はヘアダイもパーマも家に美容師を呼んでやっていますが、この日ばかりは朝早くから家族は美容院に行き、メイクとヘアセット。教会へは歩いて行こうとしたら、車に乗りなさいと言われてピストン輸送。ホストマザーはとってもふくよかで、5分も歩けないと明言している人なので、歩くという選択肢は無いのでした。
結婚式は40分程で終了。その後は教会前で記念撮影。花嫁とブライドメイツ、花婿は英国海軍の正装で、勿論参列した職場の人間も。一体誰が花嫁で花婿なんだか、顔を知らなければ解らないような。
次はクラブへ移動です。主役の二人は装飾した白いオープンカーに乗り込んで、皆に見送られて出発。そして他の参列者は再び車でピストン輸送。今回は人数が多過ぎるので、私達は歩くから大丈夫と、ルームメイトと他数名と歩いていきました。

テーブルの上は手作りの装飾に彩られています。食事はビュッフェ形式。内容はあまり印象に残っていませんが、軽食にもうちょっとボリュームをつけたもの程度でしたでしょうか。紙皿に使い捨てフォークと、とてもカジュアルなパーティですが、手作りの魅力に溢れていました。
飲めや歌えやの陽気な宴。花嫁が身につけるサムシング・フォーというものがあります。サムシング・ニュー(何か新しいもの)、サムシング・オールド(何か古いもの)、サムシング・ボロー(何か借りたもの)、サムシング・ブルー(何か青いもの)の四つ。その内、サムシング・ブルーは青いガーターベルトで、花嫁は足を高々と上げて、皆に披露。ガーターベルトにも何か意味があったと聞いたのですが、忘れてしまいました。
あまりの暑さにめげた私とルームメイトは、盛り上がっている会場を早々に退散してしまったのですが、パーティは夜更けまで続いたのでした。





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最終更新日  2004年01月14日 12時12分33秒
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