どうしてるかな~…と思っていました。
そうでしたか。。。
ごめん、なんだか言葉が見つからないや。

命のバトンはちゃんと繋がっているんだね。
私も改めていろいろなことを思い巡らせました。 (February 7, 2007 12:57:57 AM)

*玉こ屋*

*玉こ屋*

February 6, 2007
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  久しぶりに日記を更新してみようと思います。

  妹こっち共々仲良くしてくださってる皆さんはご存知の方もいますが、
  去年の12月3日に予定よりも2ヶ月近く早く赤ちゃんが産まれました。
  こっちの所やこちらの方にもお祝いのコメント本当に嬉しかったです。
  どうもありがとう。
  最初こちらで産むか高知の実家で産むか悩んだのですが、
  生前父が実家で産んでほしい。と言っていたので実家で産む予定にしていました。
  でも、切迫早産になりこちらの病院で帝王切開でお産となりました。


  まさか父の体の具合がすごく悪くなっているなんて思っていませんでした。

  赤ちゃんは1504グラムの未熟児だったので、私だけが先に退院しました。
  それから2日位たって、母から電話があり、「実はお腹が大きかったから
  言い辛かったけど・・・」と父がご飯が全然食べれなくなった話を聞きました。
  父はずっと掛かっていた病院を退院して、家で療養していました。
  後から母に聞いた話では全ての治療を終えて後はやる事はないので、
  おうちで2人おいしいものを食べてすごしなさい。と先生から言われたそうです。
  10年間手術や放射線、抗がん剤など色々辛い治療を耐えてきた父が
  この言葉を聞いたときどう思ったのか考えただけでもいたたまれない気持ちになります。

  癌がどんどん転移して、足が動かなくなっていたので訪問看護の方に

  娘さんに伝えた方がいいと思う。という一言で父と母は私たちに
  電話をしてきたそうです。

  それからすぐ父は隣町の病院に入院となりました。
  この病院はずっと掛かっていた病院ではなくて、
  言わば治療目的ではなく、父が最後をむかえるのに決めた場所でした。


  と、言っていました。その言葉を聞いた時は、まだ保育器ににいる娘を
  写真ではなく、実物に会わせる事が出来るかな・・・と思っていました。

  それからとうとう長女が1月の7日に退院出来ることになり、
  私たち家族はいったん神戸に帰ってくる事になりました。
  その時父は辛うじて言葉を発する事が出来たので、
  ぶーに「ぶーバイバイ。今度はすー(娘の名)を連れて帰ってきてね。」
  と、淋しそうに言いました。本人も多分これが最後と思っていたのか、
  バイバイの響きが本当に淋しそうで今でもその声を忘れる事が出来ません。

  私も正直退院しても1ヶ月は家にいないといけないだろうし、
  父と会うのも最後で、長女を見せる事は出来ないだろうと感じていました。

  ところが、すーの退院の日に先生に事情を話すと「大丈夫ですよ。」と高知に
  すーを連れて帰る事を承諾してくれました。
  早速実家にいた妹こっちにこの事を話し、父の容態を聞くと、
  さらに状態が悪くなって、薬でほとんど意識もないとのことでした。
  私は新幹線の中で、父にすーを会わせたいというのは私のエゴかな。
  父も意識がほとんど無いのにすーを連れて行くのは
  母親としてどうなんだろう・・・と考えたりもしました。
  父に見せる事が出来たという自己満足のためにすーにしんどい思いさせてるのかなと。

  でも、その思いは父にすーを会わせて全部吹き飛びました。
  父はすーの事を分かってくれたんです。
  ほとんど話も出来ない父は顔全体の表情を使って
  すーの誕生を祝ってくれました。
  この顔を見ることができて、本当にお父さん待っていてくれて
  ありがとう。と言いたいです。

  それから8日後に父は亡くなりました。
  父はすーは自分の生まれ変わりや。とよく母に言っていたそうですが、
  生まれ変わりではないにしろ、父の命があったからこの世にすーも
  生まれてきたわけで。ぶーやこっちのところの3兄弟にも父の
  命が受け継がれているわけで。なんだか父が子供を通して見えるようになりました。

  父が亡くなった悲しみはきっと癒える時はこないけど、
  父がこの世にいたその証でもあるあなたの孫たち5人は今日も元気です。

















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Last updated  February 6, 2007 11:55:00 PM
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Re:長女の誕生と父の死(02/06)  
Aily  さん

Re:長女の誕生と父の死(02/06)  
長女ちゃんの誕生、まずはおめでとう。
お父様の死は悲しいけど、勝手なこと書いていいかしら。
私の父が61歳になってすぐにすい臓がんで亡くなったあと、何かのTVで見たことなんですけど。

親が長生きしている人は、それなりに見なくていいものや状況を見たり、争わなければならない苦痛がある。大好きな親が老いていく姿を見るのは、子供にとってしんどいし時につらいことがある。
親が、早くにして亡くなる人は、ひとりぼっちになってしまったようで、取り残されたようで精神的につらくなる。
親が亡くなる時期や状況は、それぞれ人によって違うけど、抱えるものや思いは、やはり同じものがあって、自分だけが不幸だとか、自分の親だけがかわいそうでつらかったのでは、決してないんだよ。

と、こんな感じのことを聞きました。
最初、若くして苦しい思いをして亡くなった父親をかわいそうに思い、自分もまったく親孝行しなかったことを後悔していましたが、これを聞いて、なんとなくすっきりしたというか、何かが分かった気がしました。
すーちゃんが早く生まれたことは、やっぱり偶然じゃなくて必然で、おじいちゃんに早く会わないといけないことをすーちゃん自身が感じ取った結果じゃないかなと感じます。
玉こ屋さんが生まれたばかりの命をお父さんに見せることが出来たのは、最高の親孝行だったと思います。

なんだかクドクドと書いてしまい、嫌な気にさせてしまったらごめんなさい。
私も来月で父が死んで丸4年。
小さな子がいると、本当にあっという間に月日が流れていき、父をまともに供養していないなあ、と痛感しています。

玉こ屋さん、いろんなことがいっぺんに起きて、ふとしたときにどっと疲れが出るかもしれません。
くれぐれも気をつけて、無理しないようにしてくださいね。 (February 7, 2007 09:04:17 AM)

Re:長女の誕生と父の死(02/06)  
リコ さん
長女ちゃんの誕生、おめでとう(^O^)
すーちゃんっていうんだね(^^)
ぶー君に似てるのかな~?
また表情見せられるときは見せてね~!

そして、お父さんのこと
こっちちゃんの話も聞いたけど
大変な闘病生活だったんだね。
こっちちゃんの話
そして、玉こ屋さんの話を聞いてて
涙が出そうになったよ。
うちの父と年齢が変わらないだけに・・・
心より、ご冥福を、お祈りいたします。 (February 8, 2007 01:30:50 PM)

Re:長女の誕生と父の死(02/06)  
玉こ屋  さん
みんな、重たい内容の日記にコメントどうもありがとう。
父がいなくなって、こんな事話たいのになぁ。
とか、あの料理のレシピ教えてほしいのに・・・
なんてたくさん会ってやりたいことはあるのですが、
父もそうやって自分の両親と別れを告げてきたんだなぁ。と、思うようになりました。
話したい事をいっぱい溜め込んで、いつか向こうの
世界で会うことがあったなら、一気に話そうと企んでいます。
そして、本当に生まれ変わりというものがあるのなら、
また父の子供として生まれてきたいものです。
最後にすーは順調に育ってます。
この間の健診では約4キロになっていました。 (February 15, 2007 02:35:52 PM)

Re:長女の誕生と父の死(02/06)  
遅くなりましたが・・・・。
玉こ屋さんにとって激動の数ヶ月でしたね。
生と死が背中合わせにあるものだということを痛感されたことでしょう・・・。
人って、何か1つタイミングが違うだけで出会えたり出会えなかったりするんですよね。
今こうしてこの世に存在すること、そして家族に恵まれ、仲良しのお友達に恵まれていること、
このことはすごい偶然の重なりでおきた出会いなんですよね。
こっちさんにお父様のご様子を伺った段階で私が7年前に父をなくしたときとあまりにそっくりで(病気が一緒だったからね)
見守るご家族のお気持ちを想ったり、
病に苦しみながら娘・孫たちと会えることを楽しみになさってたお父様のご様子を、
(お会いしたこともない身でありながら)きっとみんなが顔を合わせることができたことをみんなで喜んでいらっしゃったんだろうなと思って拝読させていただきました。

玉こ屋さん、本当に気をつけてね。しっかりご飯食べて、しっかり眠れるときは眠ってね。
借りれる手は借りて、上手に手抜きしていってね。
(February 16, 2007 03:22:13 PM)

Re:長女の誕生と父の死(02/06)  
遅くなってしまったけど。。。

すーちゃんって言うのね。
おじいちゃんに逢いたくて早く生まれてきてくれたんだね。生まれた時から孝行できるなんて、とってもいい子。
お父さまも小さな命の中に、自分を見たと思います。
確実に自分の血が受け継がれている、それを確認できたこと、きっと玉こ屋ちゃんにもこっちちゃんにも感謝していると思います。

こっちちゃんのところでも感じたけど、
2人は本当にお父さんのことが大好きだったんだね。
とってもいい父子関係が伝わってきます。
私は父とは当たり触らずの関係で、正直好きではないけど、自分の生まれてきたこと4人の子どもたちに逢えたのは父がいるおかげなのだと感謝しています。
親孝行しないとな。。。
玉こ屋ちゃん姉妹の日記で、考えさせられたてまきです。。頑張るね!ありがとう。
(February 16, 2007 07:46:56 PM)

Re[1]:長女の誕生と父の死(02/06)  
玉こ屋  さん
おぐちゃん♪さん

お葬式の時にお坊さんが「生の誕生が尊いように、
また生が死を迎えるというのも尊いのです。」
とおっしゃっていました。
自分の父の事ながら本当にがんばって生きようとし、
最後まで苦しんだけれど、死顔は本当にびっくりするくらい、
やすらかで穏やかでした。
この顔を見たときお坊さんのおっしゃっている事に、
うなずく事が出来ました。
おぐちゃんも同じ病気でお父さんを亡くされているんですね。
本当に見ている方も辛すぎる病気ですよね。
でも7年前といったら長男君が生まれた年ですか?
もしかしたらお腹の中かも知れませんが、
新しい命をきっと1番に喜ばれたのは
換気扇の掃除の好きだったお父さんじゃないでしょか。
うちの父も最初に癌と診断された時、
孫の顔も見ないまま死んで逝くのか・・・
と、思ったそうですが最終的には5人の孫の
おじいちゃんになっていたのを喜んでいましたから。 (February 17, 2007 11:02:19 AM)

Re[1]:長女の誕生と父の死(02/06)  
玉こ屋  さん
まきまきてまきさん

そうなの。かなりの「ファザコン」です(笑)。
メールのやり取りとかしてたから、
お父さんからのメール保存してるの!
あと、お父さんが亡くなる1日前に私が
病院で食べるために買ったご飯のレシートも
捨てる事が出来ないよ~。
あぁ、この時はお父さん生きていたんだなぁ。
とかなりストーカー入っています。
やっぱりお父さんに会いたいなぁ!! (February 17, 2007 11:14:45 AM)

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