☆★☆季節の風☆Kazeのミステリ街道☆

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December 16, 2008
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 工藤が言った。
「そうですね、個人の家でもぶどうをたわわに実らせてましたからね」
 ナオミが答えた。
「あとはいちじく、リンゴ、洋なしとあるから。各自、好きなのを食べなさい」
「どうしようかな、僕アイス大好きなんですよね…」
 阿部が腕組みをして悩んでいた。
「それじゃ全部平らげたらいいだろう?」
 工藤が笑った。

 隆一が呟いた。
「長いこと、スポーツをやっているからあまりお酒も飲まないし、肺に良くないからタバコはいっさいやらない。寮で生活していると甘いものだけが楽しみになってくるんだよなぁ」
「俺も声のために酒もタバコもやらねな」
 成田も、阿部に同調した。
「僕も、深酒はしなくなったなぁ」
 隆一もふと思った。
「隆さんは、こっちに帰ってきてから少し太ったわ。きっとお母さんの手料理が美味しいんでしょうね」
 ナオミが言った。
「まぁ、南部の男の体格だね、君は。腰から下が野球選手のようにどっしりとしている」
「やはり、工藤先生は画家ですね。よく観察されてます。野球をやってきたかと、しょっちゅう間違われたんですよ」
 隆一は感心して言った。

 清志が言った。
「清志兄ちゃは、兄妹の父親がわりなのよ」
 明江が囁いた。
「それだから、清人が面倒なことに巻き込まれて作品が創れなくなるのは、我慢なんね。だから、あんた方がどうしても清人を取り調べるというなら、俺が代わりに行くから、食事が終わったら留置所にでも、拘置所にでも入れなさい」
 清志が言い切った。

 工藤が、困惑してスプーンを取り落とした。

<つづく>

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 今日は、掃除の最中に母が階段から落ちました( ̄□ ̄;)!!
 後ろ向きに掃除していたら段を踏み外し、背中から落ちたようです。
 ところが、床には米の袋や買い込んだ造花がたまっていてクッションとなり、打ち身だけであとはたいしたケガがありませんでした。

 思えば、私も今年のごく始めころ、凍り付いた玄関の戸を力任せに開けようとしたら簡単に空いてしまい、玄関に置いてある空の灯油缶に突っ込んで無事だった事もありました(^^;;;
 散らかしておくのは良くないですが、転んだりしたときにたいした被害もないというメリットはあるみたいです
 それでも、片付けたほうがいいには決まってますが

 イオンのカードで、携帯とプロバイダ、電話料金を払っていたらポイントがたまり、竹久夢二の漬物皿セットと交換できました。

yumeji1.jpg

 ポイント数はあまりたいしたことがなくて、商品券とは交換できないけど、なぜか食器は面白いのが選べます。
 去年も、海外のアーティストがデザインしたフリーカップと皿のセットと交換しました
 その後、地震でフリーカップは壊れたものの、お皿はまだ生きていて使っています
 ネットで申請してから、わりと早めに届きました。
 夢二のデザインが好きな母は大喜びです


竹久夢二 夢はるか カゴ付取分鉢揃【あす楽対応_東海】





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Last updated  December 16, 2008 06:18:35 PM


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