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今日の高橋大輔選手は、映画の主人公でした!
昨日から始まったフィギュアスケートの全日本選手権、今日は男子ショートプログラム。
宇野昌磨選手がほぼ優勝と目される中ですが、どうしても注目は5年ぶりの出場となる高橋大輔選手です。
今期のショートプログラムに選んだ曲は、1990年の映画『シェルタリング・スカイ(ポール・ボウルズ原作)』のもので、作曲は坂本龍一。
映画は当時けっこうな問題作だったものの、一緒にいる時間が長すぎて煮詰まった男女が、次々と不条理な場面に自分たちを追い込んでいく、という作風が流行った時期でもありました。
設定が全然違うもので、『存在の耐えられない軽さ(ミラン・クンデラ原作)』も、この頃ヒットした映画のひとつで、どこかしら似ています。
シェルタリング・スカイはニューヨークの夫婦が、北アフリカを訪れて、冷めきった関係から脱却できる『何か』を探す物語です。
主人公の夫婦はその後悲劇的な結末を迎えていきます。
正直、若い時に観た映画なので、
『何だか良くわからん・・・アフリカに行って何になるんだろう・・・
』と思いつつも2回くらい観ましたね^^;
それでも大人になってくると、なぜ西洋、欧米人がアフリカに憧れるのかや、ニューヨークのセレブ夫婦が持つ虚無感みたいなものが少しずつ理解できてくるわけです。
そして今日の大ちゃん。
このシェルタリング・スカイの『虚無感』をはっきりと観客に伝えていました!
近畿選手権、西日本選手権を観る中では、坂本龍一さんの音楽表現という感じでした。
もともと、大ちゃんは音楽の表現に集中するため、あまり原作の方には寄らないタイプだと思っていたのに、今日は音楽とともに『シェルタリング・スカイ』の映像が浮かび上がって来る感じがして、うわっ凄っ
!!と大騒ぎ(笑)
もう、何も言えないくらい素晴らしかったです![]()
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フリープログラムの方も心おきなく滑って欲しいですね!
この光景も復活。
大ちゃんファン、日本中から集結
優勝が期待される宇野昌磨君、足の調子が気になる所ですがフリーに向けて痛み(?)が治まっていますように。
明日の女子は、紀平梨花ちゃん逆転なるか?
さっとん5連覇?こちらも楽しみで、ますます目が離せません!
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