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◆◆ 結婚披露宴でもフレンチが大半でした。
その頃の会場は清潔感一杯の真っ白のクロスが定番
です。
メインディッシュの肉料理が出る頃はお色直しの
キャンドルサービスと重なる事が多々ありました。
暗転した暗い会場に流れる流行り曲が越路吹雪さんの
「愛の讃歌」でした。
このお話にはサービスに遅れを取る新人くんと森田
責任者と謎の紳士が登場します。
◆◆
◆◆ 新人君は「愛の讃歌」が流れ始めて会場が暗く
なってもまだ半分もサービスが残っています。
サーバーでお肉をつかむのに悪戦苦闘しています。
もう他のサービス員はサービスを終えて会場には
誰もいません。
新郎新婦はトーチと呼ばれる先端の細長いキャンドルの
火を、各テーブルの装花の中央にある螺旋状のキャンドル
に次々と火を灯して移動しています。
◆◆
◆◆ 森田責任者は新人君のヘルプに、、ソースを
掛けに回ります。
すると身なりの良い40歳代くらいの紳士の所に来ると、
その紳士が森田責任者に小声で言います。
「ねぇ君、お皿がないよ!?」
うん、お皿ない、、何のことダァ?と森田責任者は
不思議に思います。
あれっ、盛り付けられた料理を見ると、うん、、白い
クロスの上に直接お肉が盛られています。
◆◆
◆◆ でも、森田責任者は焦る様子はありません。
ポケットから何やら黒いマジックインキを取り出すと
盛られた料理の周りに円を描きます。
他の方々にも次々に円を描きます。
そして、ソースを配り掛け終えます。
そして、ツカツカと紳士の所に行くと満遍な笑みを浮かべ
「どうぞ、お召し仕上がりください!」
森田責任者はそこくさと会場を後にします。
◆◆
「ありがとうございました」
ごめんなさい!?つまらない与太話でした。
でも、これには続きがあります。
キャンドルサービスが終了して会場が明るくなって
森田責任者が会場に入って行くと、先ほどの紳士が
呼んでいます。
「はい、何でございましょうか?」
「君、これを下げて!」
指さす方を見ると、盛られた料理には手がつけられずに
シルバーが斜めに揃えられて終了のサインが、、、。
良く見るとそのテーブル全員が終了のサインを、、?
森田責任者は「ごめんなさい」と、、、
泣きながら逃げていったとさぁ。
「ありがとうございました」
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