たんとの四季折々写真俳句   <第3版>

たんとの四季折々写真俳句 <第3版>

2024.04.30
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三姉妹集へば止まぬ春談義


















​さんしまい つどえばやまぬ はるだんぎ​



​​≪春惜しむおんすがたこそとこしなへ 水原秋櫻子≫​


■令和6年4月の俳句一覧 《令和6年4月》
​No.6310 (団子食ひ) 団子食ひ鳥と遊ばむ四月来る(20240101)
No.6311 (驚きの) 驚きの甘さ大きさ苺食ぶ(20240402)
No.6312 (風も陽も) 風も陽も眩しく匂ふ春野かな (20240403)
No.6313 (終焉の) 終焉の早き栄華や紫木蓮 (20240404)
No.6314 (曇天は) 曇天は気分出ぬなり花巡り​ (20240405)
No.6315 (茎立や) 茎立や老はじわじわ進むとふ (20240406)
No.6316 (繰り返す) 繰り返す咲いた咲いたのチューリップ (20240407)
No.6317 (愛犬と) 愛犬と写真におさめ春の園 (20240408)
No.6318 (奔放に) 奔放に生きる仕合せいたちぐさ (20240409)
No.6319 (持ち帰り) 持ち帰り蕩けるチーズ春の昼 (20240410)
No.6320 (花かへで) 花かへで触れて互ひを愛しむ (20240411)
No.6321 (深閑に) 深閑に口開け不気味まむしぐさ (20240412)
No.6322 (麗人の) 麗人のつんと澄まして著莪の花 (20240413)
No.6323  (老木の) 老木の若き血潮やしだ萌ゆる (20240414)
No.6324  (新旧の) 新旧の生命のリレー樟落葉 (20240415)
No.6325  (見上ぐれば) 見上ぐれば黄色きシャワー土佐水木 (20240416)
No.6326 (眩しさに) 眩しさに顔を背けて片かげり (20240417)
No.6327 (石楠花の) 石楠花の日陰を好む深山かな​ (20240418)
No.6328 (すつぽんぽん) すつぽんぽんあつけらかんと山笑ふ​​ (20240419)
No.6329 (たつぷりと) たつぷりと光りも風も春の土 (20240420)
No.6330 (いちはつを) いちはつを活けて琴の音響きけり (20240421)
No.6331 (男手の) 男手の挑む料理や春の興 (20240422)
No.6332 (麗かや) 麗かや空旅楽しエアーポート (20240423)
No.6333 (夏近し) 夏近し匂ふ光りは原色系 (20240424)
No.6334 (参拝の) 参拝の玉砂利響き春惜しむ (20240425)
No.6335 (藤房の) 藤房の狂喜させたる虻の舞 (20240426)
No.6336 (難儀する) 難儀する衣脱がせや淡竹の子 (20240427)
No.6337  (山頭火) 山頭火うどんに酒や暮の春 (20240428)
No.6338  (湧き出づる) 湧き出づるみどりのいのち夏隣 (20240429)
No.6339  (三姉妹) 三姉妹集へば止まぬ春談義 (20240430)


■<宮日文芸・俳句 / 宮崎日日新聞>
 *4月投句 … 4週×5句=20句
 *4月入選句(3月中旬~4月上旬投句分)
   ・調子出ぬ郷土力士や春遅し ・・・布施伊夜子 入選 (2024/4/8)
   ・たんぽぽや吾も風来坊たらむ ・・・◎妹尾題弘 特選 (2024/4/16)
       妹尾題弘【評】:『自由に生きたいのだ。やがて飛ぶ絮のように。』
   ・親族の笑みの集へり豆の花 ・・・布施伊夜子 入選 (2024/4/22)





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Last updated  2024.04.30 06:52:26
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