日本人の魂の蘇生のために

日本人の魂の蘇生のために

運命と宿命





人には「運命」と「宿命」があります。
自分の力で切り開き、どうにでも変えることの出来るのが「運命」です。
それに対して、自分の力ではどうすることも出来ないのが「宿命」です。

日本という国に生まれたこと。
今の親の元に生まれたこと。
男として生まれたこと。
女として生まれたこと。

あるいはまるで人生の定めのように、自分の力ではどうすることも出来ないようなものです。
つまり、私たちはこの「運命」と「宿命」の2つを併せ持って生きているのです。

世にいう成功哲学やイメージトレーニング法で願いを叶えるというのは、もっぱら「運命」については当てはまることです。しかし、私たちには同時に「宿命」があることも知らなければなりません。

そして、この宿命の中には、私たちがこの人生で成さなければならない、3つの人生の目的が隠されているのです。それが人生の「小乗的な目的」と「中乗的な目的」と「大乗的な目的」の3つです。

「小乗的な目的」というのは、私たちの心をこの人生を通じて、少しでも愛ある魂へと育んでいくことです。

「中乗的な目的」というのは、自分の生まれた血筋や家系の想念を浄化し、治癒するという役割です。

そして、「大乗的な目的」というのは、私たち人間が、互いに活かし合って生きている存在である以上、この社会との関わりで、何かを成さなければならないということです。これが使命や天職です。

この3つの人生の目的が明確になったとき、私たちは人生の悲喜を味わいながらも、心からの幸せを感じながら、生きることが出来るのです。

そして、与えられた使命や天職に心から納得できた時、人は超人にも匹敵するパワーを発揮して、自らの人生を成功へと導くことが出来るのです。



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