元気に自分らしく

元気に自分らしく

その後。


子供たちは主人の姉さんに家に泊まりに来てもらい面倒みてもらいました。
主人はと言うと少し頭が痛いと言うくらいでいたって元気?「面会謝絶」の札がかかっているのに会社の同僚たちも元気な主人を見て長話をして帰って行きます。お陰様で熱も出ずただ空気が自然と頭から無くなるのを待つばかりの毎日でした。でも抗生物質のお薬やら呑んでいました。これが後に怖いことになりました。

徐々に空気も減り「もう心配ないでしょう」との事で私は家から毎日自転車で通うことになりました。車の免許ですが後、免許センターで学科を受けるだけの状況でした。
涼しくなる頃やっと退院のはこびとなりました。

ほっとしたのもつかの間。
薬のせいでしょうか。主人が情緒不安定になり、他の病院にかかるようになりました。精神を病むと言う事は恐ろしいと思いました。もう自分はだめだ、とか仕事に復帰が出来るだろうか、とか思い悩むようになりました。
私が丁度失業していましたのでいつも一緒にいられたのが良かったのか、少しづつ元気を取り戻してくれました。
年が改まっての仕事復帰となりいつもの日常を取り戻すことができました。
半年間、周りの人達に大変お世話になり又、子供たちもがんばってくれました。そうそう下の子が夏に水疱瘡になりました。顔中に白い薬を塗ってひょうきんにおどけた写真があります。今にして思えばこの頃子供も大変だったんだなあーと感慨深いものがあります。


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