いいもん見つけた&手作り・アウトドアー

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2006年07月04日
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テーマ: ■道具拝見(460)
カテゴリ: お話したい購入品



まずアルミの削り出し。
わざわざ、ねじ状になった蓋。
ジッポーとはまったく違う機構を備えています。


ジッポーと比較

早く言えば、火を付ける時は非常に面倒。
でもよくよく見てみると、
「Leitz」と書いてある。


Leitzの刻印

ライツ→ライカ
1868年にエルンスト・ライツ一世(Ernst Leitz I)による
「ライツ」と言う精密機器メーカーがありました。
1925年に発売したカメラ「ライカ(Leica)」は有名。
そのロゴがあるライターです。


底は2箇所に分かれている

世界大戦時はライター生産に必要な素材の真鍮が軍需産業に回され、
オイルライターのメーカーは他の素材を探しました。
ライターメーカーが目をつけたのは、飛行機廃材のアルミ・・。

ジッポも戦中で、素材を他に代えたほどですから
どこの国でも、素材の質が落ちるのも納得できます。
しかし戦後のライカのライターは見たことがありません。
この『戦中物』は、お国のために作っていたのかな。


ちょっと芯を切ってお手入れ(笑

ライカがアルミの塊から削り出しで作ったライター。
ただカメラとはまったく違う「低い技術」。
荒く、精密さに欠ける削り出しと仕上げ。
ライツと印字していなければ、どこの馬の骨?と思うほどです。(笑)

意外とその構造から、風には強い。
また火の付く芯を守る蓋は水の中に入れても大丈夫なほど密閉されます。
戦中での必要に応えた機構と思います。


優雅な火ですが風に強い

駄洒落(ダジャレ)のような,早口言葉のような?
ライカのライター、ライツのライター、ライツアーとなる。(笑)
まあ今は戦中ではないのですが、好きなライカのロゴがあるので
使っています。m(_ _)m






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Last updated  2006年07月04日 21時58分31秒
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