わたしのブログ

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2008年10月14日
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カテゴリ: 日本刀
岐阜県の関鍛冶伝承館では、日本刀の鍛錬実演を時々
公開している。

美濃刀の代名詞になった「関の孫六」は、
折れず、曲がらず、切れ味の良い名刀を造った金子孫六兼元(二代目)だといわれている。
もう一人関を代表する刀匠で和泉守兼定がいる。

関の刀剣生産は、日本最大であったが、関ヶ原の戦い以降刀剣の需要が減って、
急速に衰退していったとか。


今でも使われている
刀に関することわざも沢山あります。


急場しのぎ。
しのぎを削る。
さや当て。
切羽詰まる。
そりが合わない。
単刀直入。
伝家の宝刀。
ふところ刀。
目貫き通り。
元の鞘に収まる。
焼きを入れ。





左から順に刀の姿になって行く。
鍛練2


燃料は松炭を用いる。
左手に持っているのは、炉の中に空気を送るふいご。
鍛練3


鋼を約1500度以上になるまで熱する。
鍛練4


熱してはつちで打つ。
鍛練5



鍛練6


縦にも横にも材料によっては十回以上折り返すと、
玉鋼の層が1000層にも2000層にもなる。
鍛練7


縦に切り込みを入れているところ。
鍛練8


刀匠4人で打つことも.....
鉄は熱いうちに打てです。
鍛練9


鍛練10


その他、研師(出来上がった刀を研ぐ)、鞘師(刀に合わせて鞘を作る)、
彫師(刀に装飾を施す)など多くの専門職を経て完成する。
美術刀剣。日本刀の姿は美しいですね。
鍛練11





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最終更新日  2008年10月14日 22時26分48秒
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