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2006年01月20日
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 少年野球の練習、試合でよく耳にするのがエラーやミスをした子供に対する指導者の「何笑ってんのや!!」の声だ。ただでも日本の野球は相変わらず巨人の星的軍隊方式の指導者が子供に罵声を浴びせたり、右向け右で強制を強いることを「厳しさ」だと誤解している向きがあるが、この言葉もその一環といえるものだろう。試合中のエラー発生時に一番気をつけなければいけないのは「エラーの連鎖」だろう。エラーした選手の緊張が他の選手に伝染した別のエラーを呼ぶ。またエラーした選手自身も「2回はエラーできない」というプレッシャーでがちがちになり、結果的にエラーを続けることが多い。緊張を解かなければいけない立場の指導者が「溺れる者に石を抱かせる」的な言葉を吐くのは如何なものかと思う。確かに失敗したときに落ち込んだ表情や態度を見ると反省していると錯覚したり、そんな時の「笑い」を見ると「緊張感が無い」とか「馬鹿にされてる」とか感じる指導者もいるだろう。いかしそれは全くの自己満足に過ぎない。無意味に血と汗と涙が出ていれば頑張っている、やる気がある、というのも安直で短絡的な話である。試合でエラーした時の笑いにも種類はあると思う。ただ一番多いのが「苦笑い」であることも確かだろう。自分の胸に手を当ててみても仕事などで笑うしかない失敗をしたことも多々ある。その時の気持ちが果たして今の指導者が感じているような気持ちなのかどうか考えてほしい。それを咎めることは心の中では反省もしてないのに、辛い顔をして嵐が通り過ぎるの待つことを覚えさせるような指導とは言えないだろうか?昨今の高校野球を見ても強豪校でピンチに笑顔や白い歯が見られるチームが増えてきている。むしろエラーした子に対して笑顔で「ドンマイ」が言えるチームメイトが出てくることが理想的だろう。そして甘やかしではなくチームが円滑に回転するようなメンタル面を考える指導者が増えることを祈るばかりである。





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最終更新日  2006年01月21日 09時19分21秒
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