だいじょうぶ☆だいじょうぶ

だいじょうぶ☆だいじょうぶ

八歳の夏





 ―八歳の夏―



夏休みの終わりの日
言い知れぬ恐怖に
おそわれた事があった


休みでなくなる事が
悲しいのではなく
夏が終わってしまうのが
怖かった


ー夏休みは
 また来年
 来るじゃない-
という母に


三年生の夏休みは
 もう二度と 来ないのだ、と
泣いてうったえた。


時の流れが
決して戻らぬことを
漠然と理解した
瞬間だった。




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