1
今日は浸出油の作り方Part1としてローズヒップ油の冷浸法をご紹介しますね。浸出油のことをインフェーズドオイルとも言います。浸出油とは植物の油に溶ける成分をオイルの中に浸出させたものです。 作り方には植物成分を浸出させるために熱を加えながら行うマセレーション(温浸法)と、常温で行うアンフルラージュ(冷浸法)という方法があります。一般的には高温の方が成分の浸出がしやすいのですが、加熱をすることによって植物の成分が変質してしまう場合がありますので、その場合には冷浸法で行うといいでしょう。この浸出油はトリートメントオイルやせっけん、軟膏、クリームなどを作る時の基材として利用できますので、多めに作っておくと便利ですよ保存期間は選択したベースオイルによって異なりますが酸化しやすいもので3ヶ月くらい、それ以外だと半年から1年くらいOKのものもあります。今日は冷浸法の浸出油の作り方をご紹介します。ローズヒップは温浸法でも大丈夫だと思うのですが、どちらかはっきりしなかったので念のため冷浸法でつくってみました。●冷浸法にむいている植物カレンデュラ、マレイン、セントジョーンズワート(オトギリ草)、ネトル、ウィッチヘーゼルなど●温浸法にむいている植物コンフリー、ハコベ(チックウィード)、ローズマリー、ガーリック、ウコン、トウガラシ、ショウガ、カモミールローマン、ラベンダー、ジュニパー、バジル、タイムなど●材料スィートアーモンド油:500gローズヒップ:100g(2回に分けて使います)●作り方1.基材の分量を量る2.ローズヒップの半分の量(50g)をビンに入れる3.ベースオイルをビンに入れる4.ラベルを貼り2週間放置する5.ガーゼでこしながらハーブの成分を最後までギュっと絞り出す6.残っているローズヒップ(50g)をこしたオイルの中に浸す7.更に2週間放置する8.5の作業を再度行い完成です→アロマテラピーランキングに登録しています。今日の日記が「参考になった!」「良かった!」と思った方はポチっとご協力をっ!
2006/03/25
閲覧総数 785