2005年11月16日
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カテゴリ: 鍼灸中医
■「治未病」と言う言葉があります。

 大昔の医学古典にチョロリと出てくるだけのマイナーな単語なのですが、ここ数年来日本の代替医療の世界では予防医学の標語として、脚光を浴びています。


■書き下し文ですと、「未病[ミビョウ]を治[ナオ]す」と読みます。

 で、その“未病”とは何かと言えば、つまりは予防の事です。


■現在では予防は三つだか四つだかの段階がある」とされていて、
1健康維持
2早期発見
3治療
4リハビリ



■医学古典の解釈もだいたい同じです。


■で、古典ではその「未病」を治せるのが「スゴイ医者」と言う設定になってます。


■で、「東洋医学には未病を治す力がある」とか声を大にして言っちゃったりするワケですが、


 歴史上「未病」を治したと言うのは、どうも東洋医学よりも西洋医学にかなり部がある気がするんですよね。


■つまり、予防接種と衛生消毒。

 天然痘の撲滅、ポリオや結核の激減なんて、東洋医学が逆立ちしたって叶わないんじゃないでしょうか?



▼「治未病」「治未病」と2000年も昔の言葉を穿[ホジク]り返して叫ぶ声を聞く度に、で、その2000年で東洋医学が治未病した事例はあるの?と思っちゃいますね。

 治未病の考案元、東洋医学の親玉たる中国では2003年にSARS大流行。

 で、軍の細菌兵器だ、テロだ新型だと大騒ぎして、原因は「不潔」(不衛生)。

 大した治未病だと言えるでしょう。


 その昔、手づかみで腐りかけた肉を食べては、ロクスッポ風呂にも入らず、屎尿を道路にぶちまけてたヨーロッパ諸国は、【中世の大不潔時代】でペストが大流行し、人口が1/3まで減ったのだとか。




■現在の針治療は、病気の終着駅としての色合いが非常に強いです。

 「鍼でもするか」「鍼しかないか」と。
 “デモシカ治療”ですね。


■今年はインフルエンザが大流行するとて、西洋医学ではタミフルを大量に確保しているようですね。

 さて、東洋医学の我は何をするべきか?








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最終更新日  2005年11月16日 12時11分39秒
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