今日、何読んだ?

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2024.11.27
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カテゴリ: 小説

密告はうたう 警視庁監察ファイル【電子書籍】[ 伊兼源太郎 ]

 しかしそれにしても監察モノを小説にすれば、 警察だけで小説が完了するということなのだろうか。
 しかしそれにしてもこれだけ読みづらい小説は久しぶりだね。
 とにかく読了はしたものの、 これだけつまらない小説は本当に久しぶりだよ。
 もしこれが紙の本であれば、ドブ川に投げ捨ててやったところだ。
 それぐらい ひどい作品だった。
 はて、論点 は一体なんなのだろうか。
 監察が捜査部門の真似をして危険な部分に関わるわけがないじゃないか。
 彼らは綺麗な手をして、 ただただ警察官の不祥事を暴くというのがその本業なのだ。
 皆口という女性警察官は、 一体何だったのか。

 ただ単に、最終盤に書かれていた通り、監察を出向かすだけの呼び水 だったのか。
 とにかく、 警察の内部でも見えない部分である公安については書きたがり屋がいっぱいいるということなのだろう。
 確かに彼らは見事に世の中に知られていない人たちだから監察という分野でも仕事が立つのはわかるけれども、 しかしそれにしたって、本作のような話になりうるのだろうか。
 とても疑問だ。
 本作のような話は何も警察の監察ということを出さなくても、 犯人が他の組織のメンバー、はっきり言えばそれはマル暴であるけれども、それですむ話ではなかったの。
 警察が悪者にならなければならないわけがわからない。(9/9記)





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最終更新日  2024.11.27 05:00:13
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