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ミスを防ぐ方法として、よく言われるのは「見直しを徹底する」ということですが、一概に、どの受験生にも当てはまる方法ではありません。ミスの多い受験生には、次の2種類のタイプがいます。(1)見直しをすれば(大体)ミスを発見できる(2)見直しをしても(あまり)ミスを発見できない(1)のタイプは、普通に「見直しを徹底する」という方向で対策を考えれば良いでしょう。しかし(2)のタイプの場合は、見直しに力を入れても、なかなか思うような成果が表れません。(2)のタイプに有効なのは、見直しを徹底することではなく、「ペースを落として精度を上げる」ということです。時間をかけて丁寧に解き、一発で正解することを目指します。ただ、「絶対にミスをしない」という意識で取り組むと、普通に解く時の1.5~2倍の時間が、かかってしまいます。そのため「テスト全体の時間配分が難しくなる」という難点はありますが、普段の学習、塾のテストで試行錯誤していけば、徐々に上手くいくようになります。
2010.04.12
「864÷48」のような、「割る数が2桁の割り算」を苦手にしている子供が少なくありません。「計算できない」というわけではないのですが、ミスをしたり、時間がかかってしまうことがあります。これは、48の掛け算の結果(48×8=384など)が反射的には出て来ず、商が立てにくい・・・ということが最大の原因です。割る数が1桁になれば、九九の結果は反射的に出ますので、商が立てやすくなります。48を50に置き換えて、商の見当をつける・・・という方法も良いのですが、割る数を1桁にするために、分数の「約分」を利用して、次のように計算することもできます。864÷48=864/48 ←分数の形にする(48分の864)=108/6 ←約分する(8で割る)=108÷6 ←割り算の形に戻す=18----------メールマガジンを発行しました。今回のテーマは“算数に必要な「3つの力」/模試による分析法”です。興味のある方は、ご一読ください。メールマガジンhttp://archive.mag2.com/0000141523/index.html
2010.04.08
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