本を片手にポレポレ生活…札幌にて

本を片手にポレポレ生活…札幌にて

2004.07.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 「映画に行こう。」
 イサムチャンの突然の提案。
 最近一緒に行動したくなさそうな息子も
「レイトショウならいい。」

 捜してみて,三人で行けそうなところはステラプレイスしかない。
 『ハリーポッターとアズガバンの囚人』なら観てもいいという,私と息子。
 最近、韓国映画に魅せられていて、『ブラザーフッド』が観たいイサムチャン。
 同時にレイトショウでやっているところは、ステラプレイスの、シネマフロンティアだけなのです。

 レイトショウなんて遅い時間なので

 心配する私に
「お母さんこそ,お弁当しっかり作ってね。」
と,言われてしまった。

 イサムチャンと公園を散歩し,13000歩を超え汗ダラダラ。
 札幌も午後三時頃はまだ蒸し暑く、いつもとは出る汗の量がけた違いだったのです。家に帰るなりお風呂に入りました。

 息子が帰ってきたので、早目に出かけ,夕食をし、さて映画までちょっと時間がありました。親子別行動にしようと息子。
「一人で大丈夫?」
「お母さんを一人にしておく方がよっぽど心配だよ。」
 イサムチャンと私は本屋さん。息子はビッグカメラ。
 本当に子供の成長は早いものです。


『ハリーポッターとアズガバンの囚人』は監督が代わったせいか、今までと雰囲気が違いちょっとアレレ。今回は本の方が圧倒的に良かったような気がします。あの大作をこんなにコンパクトにするのですもの限界もありますね。前回までは,映画は映画,本は本でそれぞれ見所がありすごく良かったと思っていたのですが。

 でも、ダニエル・ラドクリフ達の若者らしく成長してきている姿は素敵でした。いつか観なくちゃと気になっていたので観て良かったです。しかも,シアターで息子と映画を見られるのも、あと何本かと思うと・・・

 続いて,イサムチャンが、『ブラザーフッド』について書くそうです。

 以前に韓国映画「シュリ」などを見たことがありますが、なんだか大変な勢いで韓国映画の内容及び映像技術が進んできたように思います。とはいっても昔の韓国映画を見たことがないので、周りからの意見を一応の参考に、あくまでの私の主観的な感想ですが・・・。
 そんなわけで、私は『ブラザーフッド』を楽しみにして見たのですがやはりドーンと胸にくるものがありました。内容は、もう知ってのごとく、朝鮮戦争が勃発して、突然大変仲がよく、母親想いの兄弟が強制徴兵されます。そこで、兄はなんとか弟を除隊させるために危険な任務をかってでるのですが、そのためには今まで友達であった人の命まで平気で奪っていく。まさに「人間から鬼」になっていくわけです。この映画では、戦争の悲惨さ・残酷さ、兄弟愛、家族愛、そして朝鮮の統一という願いが描かれていると思います。

 これは監督の描き方の違いでしょうか。それとも映画作りの積み重ねの違い(映画作りの歴史の違い?)でしょうか。
 ただ、朝鮮戦争は「南」がしかけた戦争だ、といわれた時代にはおそらく製作することのできなかった映画だと思います。その点で、私が見ることを逃した「シルミド」(30年以上にわたり隠蔽されてきた実話の映画化)を是非ビデオ・DVDで見たいものと思っています。しかし、映画っておもしろいですネ。失礼、考えさせられますネ。





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最終更新日  2004.07.28 14:11:06
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