「あれとって!」 と天井近くのおもちゃを指さす子ども
「う~ん、あれは今日は出せないよ。」
そんな会話を耳にしながらお母さんたちと話ていると、
ずるずると椅子を引っ張ってきて目指すものを取ろうとしている子どもが目に入る。
取ってくれないから諦めるのではなく
取ってくれないなら自分で取ろうとする 5歳児のその行動力に感心しながら見ていると
かなり大きな袋を全身を伸ばしてどうにかこうにか取ることができ
目を輝かして下で待っていた3歳児と一緒に袋の中のブロックで仲良く遊び始めた。
5歳児は3人兄弟の末の子
3歳児は一人っ子とのこと
こうした異年齢の子たちの関わりの中で学ぶことは多い
5歳児は家では末っ子で甘えん坊だというけれど
3歳児の前ではしっかりお兄ちゃんになり、
3歳児は楽しいことを教えてもらうけれど自分の意にならないことも経験する。
こうした関係は同じマンションの中でもなかなか作れないんです、と若いお母さん
「みんな挨拶とかはするんですけれどなかなかそれ以上になれなくて。」
「幼稚園で子ども同士仲良くなっても何処に住んでいるか分からないし・・・」
幼稚園の行事等でお母さんたちと一緒に何か手伝うこともないという
お母さん同士が結びつきを持てる場がますます減ってきている。
少子化だというけれどお母さんを孤立させてしまうような社会では
子どもを産むことをますます躊躇してしまうだろう。
以前は地域や公園・幼稚園・小学校で自然発生的に生まれたお母さんたちのコミュニティ
そこに行けば子育ての悩みや不安や喜びを素直に表現できるという場所
今はどこかが声をかけて作って行かなければならない時代のようです。
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世界の埋もれた名画を発掘・上映する"エキプ・ド・シネマ"運動を主宰する
岩波ホール総支配人・高野悦子氏。
父の急死のあと十一年余、母を介護し、認知症から奇跡的に救い出した。
明治生まれの母の自立した精神とその人生を思い、映画に励まされながら、
母がかなえられなかった夢を自らの夢として歩みつづける半生をふりかえる。
高野悦子の母は1992年96歳で亡くなるのですが
それまで介護していた父が亡くなってからの11年間を多忙な仕事を抱えながら介護する
彼女の人生を常に後押しし支えてくれていた母の介護は簡単ではなく
試行錯誤で失敗だらけ
それを助け導いてくれたのは彼女が仕事で選び岩波ホールで上映した映画だった。
そして何よりも大きかったのは「 痴呆性老人の世界 」
この映画でで学んだ「 説得より納得 」の介護に切り替えた時
認知症になった母が奇跡的に回復するのだ。
説得より納得・・・ これは介護だけではなく 子育て にも何にでも通じることだと思う
説き伏せるという態度では仕方なしにつき従うことになり良い結果が生まれるはずがない
相手を信頼して語り、納得してもらって初めて共に励もうという気持ちになるのです。
今問題になっているスポーツ界の体罰も同じでしょう。
高野悦子は昭和3年巳年生まれという。
私の亡き母は昭和6年の生まれだから彼女はそれよりも3歳も年上
その年で働きながら介護もしていたなんてものすごいパワー
本当に一人だったわけではなく家政婦さんやら従姉・姉の力も借りてなのですが
自身がトラブルを抱えたり病気になったりしたというのもよくわかる。
これらすべての映画を私は見ていない。
ぜひ観なくては。
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ばあチャルさん