いまだ独身のわけ! 俺は35歳

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2007.02.18
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カテゴリ: カテゴリ未分類
No12 一人暮らし
一人暮らしは何度も経験している。

大学の時、親父に反抗して家を出された。

もともと厳しい親父だったがこの時が一番きつかったよ。

だって19歳の俺をいきなり家出させるんだから。

悪いのは俺 それは分かるのだが・・・・。

もともと治療院の先生になりたかったから、大学行かないでそのまま治療院に弟子入りするなり専門学校に行くつもりでいたんだ。

しかし、親父は機械設計士であり、 「工学的なそういった技術を身につけサラリーマンで安定した生活をしなさい。これがお前の幸せなんだ。」 と言う。

当時まだ学歴社会が色濃く、でも俺にとってはどうでもいい話しだった。職人になりたいんだから。



「そんなに治療の勉強がしたいなら止めないよ。でも大学出てからでも遅くはないだろ?急いで治療の先生になることもない。ゆっくりじっくり4年間考え事しながら大学生活を送って見ろよ。」

この言い方だと考え方を変えなくもない。

確かに4年間いろいろ考え事してもいいかもなぁ そして、おやじが希望する工学部に入学したのだ。

楽しかった。たくさん友達が増え毎日夜中まで遊んだ。勉強もしっかりやった。

しかし将来を考えると化学や物理学をいくら学んでも将来とまったく関係ない分野だし、時間の無駄使いをしているように思えてならなかったんだ。

そんなときに体育学部の学生と友達になったんだ。

「えっ?体育学部??何の勉強するの?」

「解剖学とか生理学とかスポーツ理論とか・・・・・・。」

「すっげー もっと詳しく教えてくれよ。」

これだ!どうせ治療院の先生になりたいんだから工学部より体育学部にすれば良かったよ。

どうにも出来ないのかな それでいろいろ学生課に聴きに行ったり体育学部の授業を見学に行ったり で、学部変更(転学部)という裏技があることを知った。



学生課の職員は厳しいと俺に告げた。

そっか そんなに難しいのか。でも受ける。受けてダメなら親父の希望通り工学部をやり抜こう。

で、受けた。受かった。

その通知が家で親父の眼に触れた。激怒!! あんなに怒った親父を見たことがない。

「出ていけ~ 今すぐ俺の家から出ろ」 ここまで怒らせちゃうと何を言っても無駄だ。



「バカモン!その鞄も洋服も本も俺や母さんが買ってやったものだ!今着ている洋服だけくれてやるからそのまま家を出ろぉぉ!」

グルルルとまるで狼が吠えるかのように追い出された。

そんなことで大学の近くのボロボロアパートにたどり着いたんだ。

ボロアパートだが自分だけの部屋 隣の部屋との壁はわずかベニヤ板1枚。話し声もテレビの音も丸聞こえ、二回の人が歩く度に揺れる。それにしょっちゅうゴキブリを見かける。

でも、何か落ち着く。初めての一人暮らし。貯金はある程度あったがアパートを借りたらもう底が見えそうになっている。

必死でバイトして稼ぐが全然足りない。ドカチン(ドカタ作業)がいいとか警備員がいいと聴くとそれをした。何でもやった。

当時付き合っていた彼女にも申し訳なかった。

いい思いさせてやれなかった。でもちゃんと付いてきてくれた。

家賃や高熱費をのぞくと1週間千円で暮らさないといけない日々が続く 1週間千円て言うと朝昼晩コーンフレークとかいいときはバナナを食べれる。

いつも腹を減らせていた。近くのスーパーで試食品を食べに3周回ったこともよくある。

そんなときに手を差し伸べてくれたのが剛先輩だ。管づめやらお米やら何かと助けてくれた。倒れたこともある。

そんな限界近い生活でも付いてきてくれた彼女と加奈を重ねていた。

苦しくてもお金が無くても付いてきてくれる。

そんな女性が彼女と思っていたんだ。



長い話になったがそんな経験があるし、一人暮らしは風呂やトイレが付いていれば全然ok 多少の汚さも味があっていい。

そんな俺と良いところのお嬢様育ち(本人は否定)の加奈とでは物差しがズレているのも当然だった。

「ケンさん、マサカと思うけどアパートなんか考えてないわよね(笑)」 「アパートも含めて考えてるよ」

「えっアパートってどんな?(汗)」

質問の意味が分からなかった。

「私、汚いとこは住めないし泊まりにくいなぁ」

「アパートっていってもいろいろあるよ きれいなとこ探すから平気だよ。」 「というかマンションで探してよ 木造だとちょっと・・・・。」

「木造のが暖かいんだよ。しらなかった?」

どうやら話の方向が食い違っているようだ。

「私ね以前にね、大学出て最初に東京にの会社に就職したんだけど地方に研修で行かされたの。

そこでアパート暮らししたんだけどね、ゴキブリが出るし風で雨戸がガタガタ言うし知らない人がよくドアをノックするし洗濯物を盗まれるし恐くっておかしくなりそうになったことがあって金曜の夜行バスで毎週東京のおうちに帰ってきて日曜の深夜バスで帰る生活してたの。

だからアパートはやめて欲しいの!」

「そうか恐い思いしたんだね。でも実際住むのは俺だし、加奈が独りで住む訳じゃないから。それになるべくマンションも含めて綺麗なところにするよ。ゴキブリ出たら俺が退治するし!」

加奈は終始無言だった。



住む場所について一応復習しておこう! @@荘(共同風呂 共同トイレ)→@@荘(風呂なしトイレあり)→@*アパート→@@ハイツ(軽鉄骨)→マンション(鉄筋コンクリート)→・・・・・・億ションとなるわけだ。



億ションや高級マンションは今の俺に似合わないとして、アパートからマンションまでで探していた。 でアパートは却下された。



長くてごめんね。





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Last updated  2007.02.18 12:33:46
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