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カテゴリ: フットボール
リバプールのレジェンド、ロビー・“ゴッド”・ファウラーが、ベニテスについてコメントをしました。
デイリーメール紙の記事です。


TIME IS RIGHT FOR RAFA BENITEZ TO LEAVE LIVERPOOL, SAYS ANFIELD LEGEND ROBBIE FOWLER

リバプールのレジェンド、ロビー・ファウラーは、レッズのボスであるラファエル・ベニテスがクラブを離れるべきときなのかもしれないと信じている。
レッズはバークレイズ・プレミアリーグを7位で終え、チャンピオンズリーグ出場権を逃すという失敗で、ここ最近ベニテスの将来は多くの疑惑に包まれている。
オーナーのジョージ・ジレットとトム・ヒックスは現在多くの不確定要素のあるクラブの新しい買い手を探し求めており、4年前ベニテスによってアンフィールドに戻ってきたファウラーは彼が移籍するときとして今が正しいのかもしれないと考えている。

「ラファと共に見てきたものは、みんなが手に入れたものだ。彼は抜け目なく、すべてを手にしてきた。」とファウラーは語った。
「俺は呼び戻してくれたことにいつも感謝している。だから彼を味方したいんだけど、結局はビッグクラブで、誰もクラブより大きな存在ではないからね。」
「まず第一にトロフィーを勝ち取ってトップになりたいと思う。それは難しい状況だね。彼が出ていくべきだなんて言いたくはないけど、誰でも意見を言う権利はある。」
「俺はリバプールがうまくいくことを願っているし、ラファだろうが、他の誰かだろうがそんなことは関係ない。第一にリバプールはリバプールなんだ。毎年順位表のトップにいるべきだと思う。任される人の手には、大きな仕事があるんだ。」


ファウラーがラファが出ていくべきと思うのは、ラファがこれまでの業績を傷つけないための思いやりからでしょうか。
ラファがこれまで重ねてきた失敗は、チャンピオンズリーグやFAカップで見せた劇的な優勝の陰に隠れています。
しかし、今シーズンの失敗を来シーズンも繰り返すようであれば、ラファは英雄ではなくなってしまうかもしれません。
そうなってしまう前に、という気持ちがあるのではないかと勝手に想像しています。

ファウラーの頭の中には、誰をマネージャーにしたらいいのに、というアイデアはあるんでしょうか。
是非聞いてみたいですね。

そして現在35歳の彼のキャリアは、間違いなく終わりに近付いています。


「引退したらおそらく、コーチかマネージメントか何かに落ち着くだろうね。」と彼はパース・グローリーのオフィシャルウェブサイトに語った。
「その道に進んで、理想はリバプールに戻ることだよ。俺の地元だし、このクラブでプレーした。次のマネージャーになりたいと思うこともあるけど、それがいいアイデアだとは思わないね。そんな甘いもんじゃないし、リバプールのマネージャーになるには100万マイル離れたところにいるからね。」
「俺はまだプレーしているし、将来俺がコーチングバッジを取って、下部リーグを経験してからマネージャーになろうと思っている。選手としていつもベストを目指しているけど、マネージャーになるには多分ゼロからスタートしなければならない。一度階段を登り始めたらベストを目指すし、マネージメントをするに当たって、リバプールより凄いところなんてないさ。」


一部報道にあるように、キング・ケニーとラッシュが暫定的にチームを率いたとして、いつの日かそれをファウラーがキャラと一緒に引き継ぐような感じになってくれたら、と思うレッズサポータ―も多いのではないでしょうか。
そうなるにはまだまだ時間が必要でしょうが、外国人監督ではなく英国人で、シャンクリーからペイズリーへの系譜を再現できたら素敵ですね。

ここでちょっと、アンフィールドの門にその名を冠するほどのクラブ史上最も偉大なレジェンド二人とクラブの歩みを。

ペイズリーは、1939年5月8日リバプールの選手になり、1954年に現役を引退し、リザーブチームのコーチの職につきます。
彼が引退した翌シーズンから8シーズンもの間、2部リーグで過ごすことになります。
そして、1959年からシャンクリーが指揮を執ることになり、チーム内に競争意識を植え付け、クラブ育成選手を成長させるという改革に着手。
それが実り、1962年に昇格を決め、その翌シーズンとなる1963/64シーズンにはリーグ制覇、さらにその翌シーズンにはFAカップ頂冠、カップ・ウイナーズ・カップ準優勝を達成します。
1972/73シーズンにはダブル・クラウン(UEFAカップとリーグ)を達成したものの、翌1974年に勇退し、それを右腕ペイズリーが引き継ぎます。

ペイズリーの仕事は、シャンクリーの遺産である、キャプテンのエムリン・ヒューズを中心に、安定感抜群のゴールキーパー、レイ・クレメンス、長身ストライカー、ジョン・トシャックらを中心に据え、イアン・キャラハン、アレック・リンゼイ、レイ・ケネディ、スティーブ・ハイウェイらを擁したチームを熟成させること。
就任2年目の1975/76シーズンには1973年の再現、ダブル・クラウン(UEFAカップとリーグ)を達成します。
翌1977/78シーズンにはまたもダブル・クラウン達成、しかも今度はリーグとチャンピオンズカップというシャンクリーが実現できなかった欧州最高峰の舞台で頂点に立ちました。


ついでに引退したキャラハンの後釜にグレアム・スネースを連れてきます。
チームの中核は、アラン・ハンセン、フィル・ニール、フィリップ・トンプソン、テリー・マクダーモットらに代わり世代交代に成功し、第2期黄金時代を築きあげます。
その後、1980年にはチェスターからイアン・ラッシュを獲得し、当時無名だった彼の獲得は周囲を驚かせたましたが、彼はすぐに結果を残し、ファンの心を掴みます。

ざっと見ただけでも凄いですね、やっぱり・・・。
黄金時代にタイトルを獲りまくってただけではなく、英国人でチームを作り上げ、そして獲得する選手の多くがチームに欠かせない選手へと変貌を遂げていったという事実が何より凄いです。


近代フットボールではグローバルな視点が求められるでしょうから、古き良き時代のようにはいかないかもしれません。
しかし、来シーズンからプレミアリーグでは新しいレギュレーションが導入され、イングランド人に限らないとはいえ、“国産選手”を登録メンバーの中に8人は含めなくてはいけません。
プレミアリーグだけではなく、UEFAは既に“自国育成選手枠制”を導入していますし、FIFAも“6+5”制の実現を目指しています。
フットボール界自体が原点回帰というか、そういう流れに向かって進んでいるのは明らかです。

プレミアリーグに所属するクラブの中で、レギュレーションの対応に一番遅れを取ってるのは明らかにリバプールだと思います。

アーセナルは、セスクや、クリシー、デニウソン、ベントナーらが“国産選手”に位置付けられますから、そんなに切羽詰まった感はありません。
チェルシーは、テリー、ランパード、アシュリー・コール、ジョー・コールらがいますし、何より金で解決できるだけの財力もあります。
リバプールはレギュラークラスに、ジェラード、キャラ、ジョンソンしかいません。
インスーアは“国産”となるのでしょうが、彼を含め、スピアリング、ケリー、ダービーらではどう考えても長いシーズン、ライバルたちと競争するには明らかにタレントが不足しています。

やっぱり古き良き時代に倣って英国人を増やすべきでしょうね。
それにはコネクションの少ない、ラファではどうにも頼りない。。。
選手だけじゃなく、マネージャーも英国人に戻すべきときなのかもしれません。
ロイ・エバンスの時代まで時計の針を巻き戻さないといけないってことですね。。。


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Last updated  2010/05/15 07:13:01 PM
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