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ケニー・ダルグリッシュの計算では、過密日程が始まる12月から1月にかけて一気に上昇気流に乗る算段だっただろう。

更には、昨年1月から今夏にかけて総額1億3000万ポンドにも及ぶ補強を行ったタレントたちが調和する頃であろうことも、計算に組み込んでいたかもしれない。

しかし蓋を開けてみれば、その青写真とはあまりにもかけ離れた現実が待っていた。

ジェラードは復帰し相変わらずの存在感を示しつつあるが、エースのルイス・スアレスを計9試合失うことになり、スアレスと2枚看板として期待されたアンディ・キャロルはパス・アンド・ムーブのポゼッションフットボールに戸惑い、期待にこたえられていない。
スアレスも昨シーズンに見せたようなゴールを量産する働きはできておらず、リバプールはここまでリーグ戦でポストに阻まれること18回という不運もあり、決定力不足のゴール欠乏症に陥っている。

ダルグリッシュの理想を実現するべく補強の多くを占めた中盤では、ジョーダン・ヘンダーソンは本職ではないライトハーフで序盤に輝くことができず、ピッチ中央のポジションに移ってからは才能の片鱗を見せつつあるが、安定感があるとは言い難い。
シャビ・アロンソが退団したあと、長らく不足していると指摘され続けてきたポジションにチャーリー・アダムを迎えたが、ロングレンジのパスはミスが多く、守備面ではほとんど期待できないレベルの選手であり、前任者とは比べるまでもない。
スチュワート・ダウニングは、まずまずのチャンスをクリエイトしているが、先日のFAカップでようやく初ゴールを決めただけで、昨シーズンのアストン・ビラで最優秀選手に輝く働きをしたほどのインパクトは残せていない。


最終ラインは、新戦力のホセ・エンリケが期待通りの働きをしてみせており、ジェイミー・キャラガーを失った期間に、マルティン・シュクルテルとダニエル・アッガーのコンビこそがファースト・オプションであるべきだということにようやく気が付いたことで、より安定感のある守備を実現できている。

しかしいくら守備でいいものを見せようと、得点が奪えないのであれば試合に勝つことはできない。
これこそが今のリバプールが置かれている状況であり、ドローという結果の多さにサポーターがやきもきしているところだろう。

それでは今リバプールが抱えているゴール欠乏症を解決するために、ダルグリッシュとスティーブ・クラークはどういう対策を行えばいいだろうか。

一つには、昨シーズンに見せたような、よりフレキシブルな戦い方をする必要があるだろう。
時には昨シーズン見せたような、3バックという大胆な策も用いるべきかもしれない。
もっと言えば、単純に3バックを敷くのではなく、アッガー+シュクルテル+ケリーというより攻撃的な布陣で挑むことも考えるべきかもしれない。
その場合、今シーズンから加入し、すばらしい働きを見せているホセ・エンリケをどこに置くのかという問題は出てくるかもしれないが、ターンオーバーを考えれば彼にとっていい休養になるだろう。

   スアレス キャロル

ベラミー ジェラード ダウニング

    アダム スピアリング



      レイナ

ダウニングのところにカイトを置くことも充分に考えられるが、ダルグリッシュは彼をどうやら重要視していない向きがある。
もっとバランスを取ることを考えれば、グレン・ジョンソンを置いてもいいかもしれないし、ヘンダーソンやマキシ・ロドリゲスという選択肢も当然あるだろう。

しかし、フォーメーションよりももっと重要となってくるのは、選手の“距離感”だろう。
ここまでボールポゼッションを高く保つパッシングゲームの展開にはある程度の成果をあげている。


シーズンも半ばを迎え、チームケミストリーはもうある程度築き上げられていなくてはならない。
しかし最近の試合を見ると、スペースがあるにも関わらずパスの受け手が不足していたり、チャンスをクリエイトしても相手ゴール前に人数が足りなかったりということが目に付く。
ポゼッションを保ち、相手ゴールに迫る中、連動して選手が前に詰めていくシーンが少ない証拠だろう。

この点では、ルーカスの不在が大きく影響しているかもしれない。
彼は純粋なアンカーマンではないが、リバプールですばらしいストッパー役を務め、ボール奪取能力が高く、運動量で時に最終ラインの中へ入りカバーリングを行ったり、さらには機を見て前に出るという状況判断でも大きな成長を見せ続けてきた選手の不在は、守備面よりもバランスを保つ上で大きな損失となったと見られる。

リバプールがこの冬の移籍市場で、彼の穴を埋める動きをするかどうかは定かではないし、アストン・ビラのダレン・ベント獲得が噂されている通り、得点力不足を解消するためにアタッカー陣の強化に乗り出すことにプライオリティを置いているかもしれない。
しかし前述したとおり、今のリバプールに欠けているのは“バランス”であり、前線のタレントではないと私は考える。

どうしてもストライカーが欲しいというのであれば、ベントに大枚を支払うよりも、ウィガンのウーゴ・ロダジェガに触手を伸ばしてもいいかもしれないし、バランサーとしての役割を果たせる選手の獲得を見送るのであれば、アッガーやケリーといった器用な選手をアンカーマンの位置に置いても面白いかもしれないが、すべてはダルグリッシュがスピアリングにどれだけの信頼を置いているかということに尽きる。
もしスピアリングを信頼できないのであれば、この二人のディフェンダーのどちらかをアンカーマンにコンバートすることを検討する価値はあるだろう。
その結果、アダムをベンチに置くことになったとしても、“バランス”が取れるのであればその価値は充分に大きなものになる筈だ。
ダルグリッシュがそこまでの思い切った決断をするとは思えないが。

どちらにせよ、これ以上の大型補強は必要ではなく、問題はチームをどう作り上げていくかに話は尽きる。
トップ4への返り咲きは達成しなくてはならないミッションだが、もう少し時間がかかることもサポーターは覚悟しておかなくてはならないかもしれない。
しかしこれだけの大型補強をした結果がこのまま形に現れないのであれば、クラブ最大のレジェンドを失うことも覚悟しておく必要もあるだろう。
まずはアンフィールドでの強さを取り戻すことが先決で、それが自信につながることを願うばかりだ。


YNWA
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Last updated  2012/01/12 10:31:32 PM
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