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先日釣りあげたニジマスと、豚のブロック肉を塩漬けしたものを持って、昨夜遅くに木地山の小屋に到着したので、仮眠をとっていたが、携帯電話のアラーム音で目が覚めた。
ドコモのグリーンという設定は、沢水の音と、ミソサザイの鳴き声が、指定した時刻に流れてくるのだが、あれれ?おかしい。 鳴るのが早すぎる!と思って形態を見ると、予約時刻前なのに、鳴き声が・・・・。
何のことはない、本物のミソサザイの声で目が覚めただけのこと。 沢の方からは更に、カジカガエルの、悲しげな声まで聞こえてきている。
クルルルル・・・と、山のほうで鳴いているのはモリアオガエル。池のそばの樹上に、萌黄色の卵塊を生みつけるのは、もうじきである。
今日はニジマスの燻製とベーコンを作る。
沢の水がパイプから勢い良く流れ出ているので、ボールで水を受けて、食材の塩抜きをする。魚用と肉用とに分けて、同時に塩抜きを始めておいて、沢の様子を見に出かけると、あぜ道に長いものがうごめいている。


ヤマカガシだろうか、近づいて写真を撮ろうとしたら、鎌首を上げて警戒していた。
先日の青大将、シマヘビ、モリアオガエルを咥えて沢を渡ったカラスヘビなど、マムシ以外にも色んなヘビに出会うことが出来る。
塩抜きをした食材を、今度は日陰で乾燥させるために、ネットの着いた大きなざるに並べて吊るした。
朝食・昼食を作っては食べながら、時々ひっくり返してはむらなく干しあがるようにして、次は燻煙の準備。
10キロのりんごが入っていた段ボール箱に、太目の針金で作ったS字フックを取り付ける。魚9匹・肉の塊5個分、計14個の穴を開ける。
後は、乾いた食材を吊るして桜のチップで燻すこと4時間ほどで、美味しい燻製が出来上がる予定!
待っている間、陽光を浴びながら読書タイム。贅沢な時間が流れる。
夕方、今夜のおかずに1匹だけアマゴをつりに延べ竿を担いで沢に下る。が、つれたのは22センチほどのニゴイ。 自分の池に放流することにした。
妻からの電話で、体調が回復しないから自宅にいる旨の連絡が来たので、気の毒ながら、妻の分もステーキを炭火で焼いて平らげることに。ご飯とサラダ、それに、味噌汁代わりの野菜たっぷりのラーメンを作ったので、満腹満腹!
出来上がった燻製を個別に古新聞にくるんで冷蔵庫に保管して就寝。長閑で、充実した一日が終わる。