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午前3時半。 ゆっくりと地道を走りながら朽木を目指して車を操る。
途中で夜明けを迎えるも、山道だったため、日の出は拝めず、ただただ「夜の底」が白けてゆくばかり。でも、薄明かりの新緑も捨てがたいものである。
目的の「日曜朝市」には、ほぼ開店と同時に到着! 先週は8時ころだったので、楽しみにしていた「鯖寿司」は売切れてしまっていた。

早速買い求めて「丸かぶり」をすると、お店の人が呆れていた。「包丁で切ってあげようか」とも。 丁寧にお断りして、かぶりつきながら他のお目当てを買い求める。
茹で上げたごぼうに、シシ肉のスライスを巻きつけ、塩コショウをしてから炭火で焼いた「シシのごぼう巻き」も、焼きあがる前から買う。

「先生が(学童保育の指導員をしていたころから今でもそう呼ばれている)せかせるから、美味く焼けなかった」という理由で、もう1本おまけをしてくれる。
この人、「トモさん」は、イノシシの養殖をしていて、何度かテレビにも紹介をされている。俗に言う「男勝り」の気風の良さだが、ディスプレーを見ると分かるように、四季折々の草花を匠に取り入れるセンスの持ち主でもある。この日は山の藤ヅルをテントの梁に飾り、大きな花瓶には満開のタニウツギの花。 露地栽培のイチゴは、重箱の中に。

蓋を斜めに、ちょっとだけ覗かせる演出が憎い!
私の目に映るのは、イチゴ。食べられるから。単純である。流木の鉢にも、花が植えられている。


新玉ねぎの、美味しい料理を教えてくれたのはAさん。古い布切れや骨董品を商っている、老夫婦である。
ほうれん草と新玉ねぎを買って木地山へと向かう。小屋の修理をしなくては!