江戸川区発 とまとの会                     「この子たちの夏」から「ねがい」へ

江戸川区発 とまとの会                     「この子たちの夏」から「ねがい」へ

2009.06.10
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カテゴリ: とまとの会のこと

大きな声が響いているのは
とある会館の研修室。

発声練習が始まりました。

ママさんコーラス?

のような奥様方が練習しているのは
ヒロシマ・ナガサキに原爆が落とされた
あの夏の母や子の書いた詩・手記の朗読。

台本を手にしたとたん、にこやかな笑顔から
ピッと引き締まった面持ちに変わります。

毎年、投下された日に前後に行われる
「ねがい」の舞台。

PTAの有志として
集まって始まって以来、
子どもたちが卒業し、
メンバーが入れ替わりながらも
今年も続いています。

8月の本番を前に立ち稽古始まりました。

今年はうれしいことに
メンバーの一人のお孫さんが
出演者の中に加わりました。

小学生の書いた詩を 小学生が読みます。

無題・小学5年・佐藤智子

妹のよしこちゃんが

やけどでねていて

とまと がたべたいというので

お母ちゃんが

かい出しにいっている間に

よしこちゃんは死んでいた

いもばっかしたべさせて

ころしちゃったねと

お母ちゃんはないた

わたしもないた

みんなもないた





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Last updated  2009.06.24 00:45:22
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