江戸川区発 とまとの会                     「この子たちの夏」から「ねがい」へ

江戸川区発 とまとの会                     「この子たちの夏」から「ねがい」へ

2009.08.02
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カテゴリ: とまとの会のこと
戦争はぼくを知らない

戦争をぼくを知らない




忘れてはいけないことがある。

今も世界中に残る傷跡。戦争が残したものとは何なのか・・・

戦争を知らない世代の青年が出逢う戦争の真実。

感じたい。そして伝えたい。

それが ~ message ~  (チラシより)

メッセージ白

21歳の男の子はどんな風に思っているんだろう。
どう伝えてくれるんだろう。

そう思って「とまとの会」のメンバーは新宿タイニイアリスへ行きました。

三線、ピアノの音色に乗せ、一人で舞踊、ダンス、歌を歌う一人芝居。
6月1日の新宿を皮切りとし、全国100ステージ以上を達成させる。

メッセージをひっさげて、全国をまわる田所君

ぼく自身が伝えてもらったものを一つのものとして形を変えて次に残し、伝えたい

いわば初日未完の感は否めません。
ただ、彼の想いのあふれるステージではありました。

今後、全国を回る中でどんどん進化していくのではと
そんな予感を感じさせる舞台でした。

メッセージ黒

たとえば「日本万歳!」「日本万歳!」のセリフにも
「大日本帝国万歳!」ではなかったかしら、とか
もっと、もっと練ってほしいなと思うところもありました。

とまとの会のお母さんたちは10年間、ヒロシマ・ナガサキだけを
読んできたけれど、彼は俳優としての別の仕事との掛け持ちなので
時間も十分とれないかもしれない。

けれど、その素直な心で感じたことを伝えようという
純粋な気持ちに打たれればこそ、当時の資料をたくさんあたって
体験者の大人の話をたくさん聞いて、取り組んでほしいと思いました。

会場全員で歌った「花」 歌詞は田所君の手書きです。↓

自筆の「花」の歌詞


彼は田所君の後輩、大村一隆君。トークショーの司会をしてくれました。
田所君を尊敬していて、手伝っている様子。
舞台がはねた後、笑顔で見送ってくれました。

大村一隆君

お客様の一人、一人、丁寧に見送る田所君。
熱い想いを訴えた舞台のあと、着替えると爽やかな今風のイケメン君。

「誰もしないことをしたかった」と語ってくれました。
ファンの人に応えて

「素直ないい青年だね。日本の未来も捨てたもんじゃないわね」と
観劇後、梅ばぁさんがつぶやいてました。

自分たちが生まれる数年前、ヒロシマ・ナガサキで命を落とした人の想い
自分たちが伝えなくては、と切ない願いを込めて活動するとまとの会

同じような想いを、自分たちの息子よりずっと若い田所君が伝えようと
立ちあがったことは、とまとのみんなに勇気を与えてくれました。

彼がこの一人芝居の一環として戦場の傷跡の残るカンボジアを訪ねる旅を
応援するためのカンパとしてボールペンを売っていました。

小さな舞台狭しと熱演する彼の姿に胸を熱くした とまとの会のメンバーは
色違いで2本ずつ求めてました。

東京へ戻ってきたら凱旋公演、またみんなで観に行きましょうね。

体に気をつけて、全国を回ってくださいね。
たくましく成長してくださいね、田所君、大村君。


親子みたいですけど、同志です

ぷちとまと記





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Last updated  2009.08.02 23:29:11
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