
大寒になって、蝋梅の芳香が辺りを取り囲む。
分厚い葉が日に日に薄くなり、寒風に吹き飛ばされて辺りが明るくなり身軽になる。
蝋細工のような薄く透き通った花弁が美しい。同時に酢酸香の微かな匂いが目でも味わえるようになる。
が、残っている葉もこのまま残しておきたいと思うほど美しく惜しむ気持ちも沸いてくる。
*
すべからく省エネの時代となり、身軽がもてはやされ、寒風のように外からの力で身軽にしてくれないものかと思いたくなる。
当面、何もかもパソコンの中に格納し本棚や抽斗を空っぽにしたい。
そのためには、捨てる勇気を奮い立たせ、惜しむ気持ちをカットする。
この延長線が老い支度で早晩取り組まなくてはならない作業と心得、一日1コーナーを目標に取り組んでいる。
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