定年退職親父の独り言

2017.12.27
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カテゴリ: 読書
オーム真理教を題材にした警察小説




 8月から9月にかけて上巻、中巻を読み、その後下巻の発売を待っていたところ、やっと今月になって発刊され、早速、読み終わった。

 実際に警視庁の職員として関わった実際の事件「オーム真理教」を扱った警察小説ではあるが、ノンフィクションと言っても良いほ内容には迫真がある。

 実際にこの事件が起こっている時には、背景もわからず、関連が繋がらなかったりして、断片的に見ることしかできない面があったが、本書はそれを最初から最後まで関連させ、内部でしかわからない内容を含めて記載している。そのことが改めてこの事件の悲惨さを伝えてくれる。

 しかし、警視庁内にいて実際に携わったものでさえ、なぜこのような集団がここまで大きくなり、これだけの人を惹きつけたのかということはわからない。この日本という国で、しかも当事者は東大を卒業したエリートだったり、医師だったわけである。

 下巻を読むと、教団と北朝鮮との繋がりなどにも言及されている。現在の北朝鮮の核保有の端緒がそこにあるとすれば、日本という国が北朝鮮に対して被害者的な立場で発言するだけで良いのだろうか。このことを突き止めるようなことをしなくて良いのだろうか。最後にはそのようなことを考えさせられてしまった。

(2017.12.27)









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最終更新日  2017.12.27 17:06:24
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