週番日誌@佐藤智広研究室

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2004年マサオの日々

2004年マサオの日々

 ●7月2日(金)  梅雨の健康診断 甲長10.7cm
 あくなき食欲のマサオ。今日は久しぶりに新鮮な小型のアメリカザリガニを投げ入れる。 アメ公なんてやっつけちゃえ 頑張れと応援していると、やがてバリバリと完食。ちなみに今日は常食テトラレプトミンを50粒ほど食べた後で、である。だがその分、おまけも多いわけで、気が付けばにょろにょろと糞が撒かれている。スポイトで吸い取ろうとするのだが、指を見ると餌をくれるという反射につながるせいか、余計に水をかき回す。水の汚れ方はこれまでと比べ物にならない。
 ■今日の一言■
 マサオには満腹中枢が無いらしい

 ●6月3日(木)  初夏の健康診断 甲長10.1cm
 マサオの甲長がついに10cmを越えた!昨年の成長でできた甲羅の筋も綺麗のはがれ、確実に成長しているのがわかる。
 食欲は相変わらず旺盛。佐藤がちょっと忙しくて夕方餌をやれない時でも、母などが覗くと餌をくれると思って暴れる始末。昨年までなら、佐藤以外の人間はちょっとビビッていたのに……。ただし、餌をやる方向から顔を出さないで他の方向から覗き込むと、やはり怯えるらしい。佐藤が近付く時はどの方向からでも問題なし(<かわいいヤツよのぅ)。

 ●5月1日(土)  春の健康診断 甲長9.7cm
 マサオの食欲はどんどん旺盛になっていく。今日は月に1度の甲長測定。おとなしい時は自ら佐藤の手に乗ってくるなどの媚びた姿も見せるのだが、ノギスを片手に甲羅をつかむと嫌がって暴れる。
 無理矢理の測定を詫びて、今日の餌は常食のテトラレプトミンを少なくして、乾燥オキアミ・乾燥糸ミミズ・サカマキガイなどを少しずつやる。そして、昨日捕獲してきた稚アメリカザリガニ(4~5cmのもの)を1匹。甲羅がまだ硬くないので、あっという間に食べきった。 

 ●4月4日(日)  お目覚め健康診断 甲長9.5cm (冬眠前に同じ)
 目覚めて半月、餌を食べ始めて約10日。一旦回復した食欲は、暖かろうが寒かろうが、そんなことはお構いなしで、今日は常食テトラレプトミン22粒に加えて、豚しゃぶ用薄切り肉をマサオの頭1つ分ほど食した。
 昨年入っていたシェルターでは狭くなりそうなので、素焼きの植木鉢を半分に割って沈める。見慣れぬものが出現して警戒心を解かないのはクサガメの習性。周りをしばらくうろうろして、ようやく中にもぐりこんだ。
 ちなみに、先日、うちのマサオが♂であることが正式に判明。母親が拾った一昨年の夏数えの1歳(0歳児)の時に♂と判断してマサオと命名し、昨年も総排泄口の位置から♂であることを確信していたのだが。佐藤の眼力もなかなか捨てたもんじゃない。

 ●3月27日(土) 食事本格化
 冬眠から抜け出たと思ったら、寒い日が続きマサオはあまり動かなかったが、今日のこの暖かさにはさすがに元気を取り戻した。先日、茹でた海老をマサオの頭の大きさくらい食べたが、常食のテトラレプトミンは無視。今日は、昼に動いたせいか、テトラレプトミンも食いついた。だが、それも4粒で無視。仕方がないので、メダカとともに越冬したサカマキガイを見せると、「そうこなくっちゃ」とばかりに再び近付いてくる。目覚め直後は“消化の良いもの”が原則なのだが、貝殻ごとバリバリ噛み砕いていた。

 ●3月16日(火) おめざめモード開始
 今日は勤務先の謝恩会。めっきり春らしくなり、しかも今年は非常に暖かいので、ミズゴケに包まれたマサオの水槽を日の当たる所に移動。あと数日で水を取替え、完全に起きることになる。




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