つれつれ

つれつれ

PR

Calendar

Comments

堀井***@ ご覧にならないでしょうか はじめまして。 ともぞうさんがおそらく卒…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…
ペット総合サイト @ アクセス記録ソフト 無料 楽天 アクセス記録ソフト! http:/…

Favorite Blog

Author Un… ゆ り ぞ おさん
kyochi ca… キョチさん
寄道大熊猫 myenomuraさん
気まま韓国ドラマ・… *KYOKO*さん
パブリックシアター CHA茶ジェントルマンさん

Freepage List

Profile

*ともぞう*

*ともぞう*

Archives

2025.11
2025.10
2025.09
2025.08
2025.07
2007.08.28
XML
この映画は「夕凪の街」と「桜の国」の2部構成になっている。

なんとか生き延びたものの、13年目に原爆症を発症する26才の女性が主人公だ。
微妙なイントネーションの広島弁がリアルで
中でも、自分たちは“死んでもいい”と思われた人間なんだ、という意味の台詞が印象に残る。
「桜の国」は現代の話。
関東に暮らす「夕凪の街」のヒロインの弟。定年退職を迎えた彼が再び広島を訪れ、当時の姉の知り合いを訪ねる。そのあとをこっそりつける娘。
時代を隔てたふたつの世界が描かれているけど
原爆は過去のものとして描かれてはいない。

被爆経験があるために、子どもの代になっても縁談を敬遠されたりもするという。
物語は、そんな重い経験を日常の中に自然に、奥深くにまで根付かせて進む。

「桜の国」の最後、広島からの帰りに父と娘が語り合うシーンがある。
若くしてなくなったあの伯母さんの分まで幸せにならないとな、と父が娘につぶやく。

原爆や戦争に限らない、ごく個人的で日常的な感覚として、
「幸せになる」とか「幸せに暮らす」ことについての実感が全く持てない。
それは単に本当の不幸を知らないということだとは思うけど
仮に今あまり幸せでないと思っていたとしても、それはそれでいい、というかそうでしかない、というか。
幸せになりたい、とか幸せになってほしいとかいう言葉は、いつもどこか遠くに感じる。
でもこの映画を観て、幸せになる、という感覚が、少しわかったような気がした。
映画の内容と具体的な関わりを見つけられたわけではないけど、

映画館を出て一番に思った。
うまく説明できない。ただ、うまい説明を試みたくないくらいに強く、そう思った。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007.08.28 01:15:45
コメント(2) | コメントを書く
[よみみききしたこと] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: