たのしい　ねこやしき

実は我が家、『出入り自由』なんです・・・。

10数年前、新婚当初東京で飼っていた猫はアパート暮らしにも関わらず、

私たち夫婦は共稼ぎで帰りが遅いせいもあり、出入り自由、

近所の人やアパートの他の部屋にも上がりこんで可愛がられていました。

連れて富山に越してきた時、完全室内飼いなど思ってもおらず、

猫窓を付け、外に出してしまったのです。

それから、猫が途切れたことがないので、先住猫に付いて出てしまっています。

ですから、外からも野良ちゃんが入ってきて台所でご飯をあげることもあります。

交通事故にあったコもいました・・・悲しいことです。

もう、二度と出すまい・・・そう思い、2週間ほど出さなかったこともあります。

ハゲができてしまいました。

そして、庭作業をする私を見て、閉まった戸の中から、それは、大きな、枯れるほどの声で鳴き、

出してしまいました。

風に背伸びして、鼻をふんがふんが慣らし、トカゲを追い、蝶にジャンプし、

楽しそうなところを見ると、わからなくなるのです・・・

幸せって、何なのか・・・

今いる子たちに関しては、もう、完全室内飼いにはできそうにありません・・・

と、いっても、ほとんどコテツしか出ないのですけど・・・

ボランティアの皆さんの言われることは最もですし、否定は全くできません。

と、いうよりも正しいのだと、思っています。

このブログを始めてから知り合えた皆さんの室内飼いの猫ちゃんは、

ウチの猫を2週間出さなかった時とは全く違い、幸せいっぱいに見えます。

怖い感染症もあります。

私が『完全室内飼い』を徹底できるまで、

そして今のコたちがいるうちは、

預かりや里親に立候補できない理由です。

リンクして、呼びかけて、のお役にしか立つことができません。

こんな時代に合わせて、猫ちゃんたちを幸せにしようと頑張っていらっしゃる皆さん、

本当に申し訳ございません。

私は猫ちゃんの外飼い、出入り自由を勧めるつもりは全くありませんし、

今まで通り、完全室内飼いをしてくださるかたにおすすめします。

本当は、昔々のように、車も無く、猫は自由で、そのへんに生きていることが自然で、

人間に情をかけられることもないかわりに、ひどいこともされない、

人間と対等な同じ動物として生きられる時代に、私は生まれたかったです・・・。

あ～～～～・・・文字打ちしていて涙が出てきた・・・

ほんとに、ごめんなさい・・・