みなみのミライ研究所

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2007年06月29日
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カテゴリ: 今日の株
私が保有しているSEED(1739)の兼近社長が6/27に亡くなった。
享年55歳。

SEEDはコンタクトレンズの会社ではない。
京都に本社を構える建設会社だ。
財務や業態もそうだが、何より社長の『顔』にほれ込んでいた。
先日届いた報告書にも写真があり、とても素敵な表情だった。
これは長い付き合いになりそうだなと思っていた矢先の話。

最近のSEEDは慌ただしかった。
6/17開催の取締役会で、役員退職慰労金制度の廃止を決定し、

6/18開催の取締役会では、社長のみであった代表取締役を、
不測の事態に備えるとして1名追加。
柳田専務取締役を代表取締役専務兼社長補佐に任命した。
そして6/27の訃報。

6/18の時点で不測の事態を想定していることから、
その時点で、ある程度の予想がされていたものと思われる。
そして、6/17の決議は役員である社長の意思ではなかろうか。
会社の規模に見合わぬ借り入れを行い、いままさに会社が飛躍し大きくなろうという時に、
役員である社長の死による会社への支出負担は与えたくないという判断があったと推測される。

涙が出そうだ。

上場企業の社長がなくなることは、そうそうあることではない。

以前もゲオのカリスマ社長だった遠藤氏が交通事故で亡くなったが、そのときも私は株主だった。
その後の決算で、保険金の支払いで会社が億単位の特別利益を得たと知ったときは、
倒れてもタダでは倒れない経営者の魂を感じたものだ。

SEEDは、社長が株の26%を保有していた。
奥様が相続するのだろうが、そのまま保有しつづけるのか、市場に売るのか。

今後に注目したい。

会社って、社長次第だなと、最近強く感じる今日この頃である。





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Last updated  2007年06月29日 04時03分06秒
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とりでみなみ

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