がんばれ、がんばれ、とつやまとつお

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2009年05月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
その1からの続きです。


その1では連対馬の前走や着順を見てきましたが、位置取りにも注目でしょう。
なので今回は脚質をポイントに見たいと思います。

過去10年の●ダービー連対馬の20頭の前走までの位置取りに注目してみました。
連対馬20頭の前走・2走前・3走前での位置取りで4角5番手以内でレースをした経験がある馬に注目してみます。
これは差し・追い込み一辺倒でも良いのですが、前でレースをした『経験』と言うのはとても大事な要素だと思うからです。
そういった馬が動きたいのに動けないと物凄い能力があるなら関係無いかもしれませんが、『自分で動いてレースした経験』というのは評価したい。
人気が無かった馬の好走というのはそういう経験が生きてきます。
そこでただ4角5番手以内というのではなくて、その位置取りで連対経験がある馬に限定します。


【08年】
☆ディープスカイ    なし
☆スマイルジャック  前走・2・3走前でも4角5番手以内(皐月賞・スプリングS・きさらぎ賞)

【07年】
☆ウォッカ        2・3走前に4角5番手以内で1着(チューリップ賞・OP)
☆アサクサキングス  3走前に4角1番手で1着(きさらぎ賞)

【06年】
☆メイショウサムソン  前走・2・3走前に5番手以内で1・2着(皐月賞・スプリングS・きさらぎ賞)
☆アドマイヤメイン   前走・2・3・走前に5番手以内で1着(青葉賞・毎日杯)

【05年】
☆ディープインパクト  2走前に5番手以内で1着(OP)


【04年】
☆キングカメハメハ   2・3走前に5番手以内で1着(OP・毎日杯)
☆ハーツクライ     なし

【03年】
☆ネオユニヴァース  2・3走前に5番手以内で1着(スプリングS・きさらぎ賞)


【02年】
☆タニノギムレット   なし
☆シンボリクリスエス  2走前に5番手以内で1着(条件戦)

【01年】
☆ジャンッグルポケット 2走前に5番手以内で1着(共同通信杯)
☆ダンツフレーム    3走前に5番手以内で2着(きさらぎ賞)

【00年】
☆アグネスフライト   2走前に5番手以内で1着(OP)
☆エアシャカール    2走前に5番手以内で2着(弥生賞)

【99年】
☆アドマイヤベガ    3走前に5番手以内で1着(ラジオたんぱ2歳)
☆ナリタトップロード   2・3走前に5番手以内で1着(弥生賞・きさらぎ賞)



と、過去10年連対馬20頭を見ると、近3走以内で【5番手以内で連対経験】のある馬は、

20頭中/17頭

該当しています。
つまり、先行して自分でレースを作った『経験』と言うのは重要という事だと思います。
そういう経験が先行から差しに変わる『位置取りの変化』に対応出来るからです。
人気薄が激走した背景には【近走で先行して好走していた経験】があってこそでしょう。

そして、過去10年で【近3走で5番手以内の経験】が無いのが、
☆タニノギムレット
☆ハーツクライ
☆ディープスカイ
の3頭です。
差し・追い込みタイプでは自分で動く事が出来ないのもそういう理由だと少しはありますが、ハッキリした理由は分かりません。
この中では☆ハーツクライは正直悩みます…
押せ押せのローテーションで●若葉Sで出走権利を取った●皐月賞は惨敗し、●京都新聞杯を1着になったので『疲れ』と『対戦ストレス』は相当あったと思います。
その影響を軽減する為に横山典騎手が●ダービーで取ったのが後方大外一気だったのでしょう。
実際に時計も速かった事もありましたが、そういう極端な事をしないと好走が出来なかったのでしょうね。
それにG1を経験していたのも良かったのかもしれません。

他に共通する点としては重賞を1着になった経験があったくらい能力が高い馬でしょう。
つまり、重賞を1着になるくらいの結果が欲しいです。


この4頭の共通点を考えていると4頭に共通する点もあるんですが、意外と興味深い事を見つけました。
いつもは過去の連対馬の前走と着順に注目していますが、ココで1つ見てみたい事がありました。

それは。。。。。


【過去の連対馬の2走前】を見てみたいと思います。
左から年度・1着馬の2走前着順・2着馬の2走前着順&03年と04年のスペースは東京コース改修前後で分けてあります。

08年 毎日杯        1  スプリングS        1 
07年 チューリップ賞    1  皐月賞           7
06年 スプリングS     1  毎日杯           1
05年 弥生賞        1  500万下         1
04年 毎日杯        1  皐月賞          14

03年 スプリングS     1  500万下         1
02年 皐月賞        3  500万下         1  
01年 共同通信杯     1  アーリントンC       1           
00年 若草S         1  弥生賞           2
99年 弥生賞        2  弥生賞           1


上記の過去10年の【2走前の着順】をまとめると、(左から1・2・3・4着以下)


【15・2・1・2】


と、なりました。


前走    【13・2・2・3】
2走前   【15・2・1・2】


と、最初に見た、【ダービー連対馬の前走の着順】よりも【ダービー連対馬の2走前の着順】の方が成績が良い事が分かりました。
4着以下だったのが2頭と少なくて、基本的には好走していた方が良い感じですね。

そして09年の出走予定馬の2走前1・2着馬というのは、

<2走前1着馬>     6頭
☆アイアンルック         毎日杯      1着
☆アンライバルト         スプリングS   1着
☆トップカミング          500万下     1着
☆ブレイクランアウト       共同通信杯   1着
☆リーチザクラウン        きさらぎ賞    1着
☆ロジユニヴァース        弥生賞      1着


<2走前2着馬>     2頭
☆トライアンフマーチ       若葉S      2着
☆ナカヤマフェスタ        京成杯      2着


ちなみに3着馬も書いて見ると、
<2走前3着馬>     3頭
☆アプレザンレーヴ        毎日杯      3着
☆ジョーカプチーノ         NZT        3着
☆マッハヴェロシティ       すみれS     3着


と、なりました。
人気になりそうな馬が2走前1着になっているので評価する馬は迷ってしまいますね。
それにしても、他のG1と異なって前走や2走前の1着馬の好走が多いレースってあるのだろうか?
ダービーというのはとても特殊なレースなのでしょう。
これだけ前走や2走前が1着馬が多いにも関わらず、08・07年は馬連で万馬券だった。
近走が好走している馬が多いので確かに配当も安くなり、人気サイドでの結果も確かに多いです。
負けた事で『疲れ』やストレスも軽減出来るだろう。
勢いで重賞連勝する馬もいるだろう。
ほとんどの馬が2400Mという初めての距離を走るのでスタミナ的な物は古馬と違って2000Mくらいの適性で良いでしょう。

こんなに好調馬が多い中から数頭(出来れば4頭以内)をチョイスして馬券を的中したいものです。



まとめ
1.前走1着馬の好走が多い
2.●ダービーは先行(5番手以内)の好走馬が多い(改修後)
3.近3走以内に5番手で連対実績が欲しい
4.前走よりも2走前好走している馬



と、まとめてみましたが実はもう1つ気になる事がありますが時間があれば書き込みたいと思います。





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最終更新日  2009年05月29日 01時27分29秒
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