ユンタ(^-^)の気付き日記

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よく噛んで食べることの意味は?


よく噛んで食べるということはとても大切です。

昨日の「腐るものを腐らないうちに食べましょう」ということで
なるべく防腐剤とか化学薬品が入っていないようなものを
食べるようにした方がいいんだけれども
・・・解っていてもどうしても時間がない、食材が取り寄せられない
というような人とか 場合は どうしたら良いだろうかということで
「よく噛みましょうね」という話でしたよね。


あまりにもよく言われていることですけれども、
いったいどれくらいの人が本当に良く噛んで食べているのでしょうかね???

・・・なんでもそうですが、
日頃の当たり前の大事なことってのは継続が大切で、
意識したときは出来ても継続して習慣化するまでに
あんまりにも単純すぎて有り難味を感じられなくなってしまい
三日坊主で終わることってよくありますよね(笑)


なぜ防腐剤とか化学薬品の入っているような食品とかでもよく噛むと良いのか?

単純に想像がつくのは唾液の解毒機能という事になりますよね。
よくテレビなんかでも言われてますもんね!
なんかもう今更そんな事言わなくってもいいよって感じかもしれませんけれども
せっかくですからもう少し詳しく見てみましょうね。

よく報道されているのは

発癌物質を
(ちょっと難しい言葉を出しますが、ものの書によると 
AF-2、ニトロソアミン化合物、トリプP-1、カビに潜むアフラトキシン、
排気ガス中のベンツピレン、工業薬品のアルキル化剤MMS、
食品中のフラボン化合物、グルタミン酸ナトリウム、肉類のコゲなど )

唾液の中に30秒浸けておくと、酵素の働きによって
遺伝子の変異原性がほぼ消えると言われていますよね。


身体の中でも解毒機能はあるかもしれませんが
いきなりほとんど噛まずに食べる癖があれば
慢性的にこれらの解毒機能を放棄していることになります。
そして内蔵の解毒機能に多大な負担を掛けていることになるのです。


せっかくよく噛むという話になりましたので
ここでもう少し、噛む事の他のメリットを書いて見ますね!

・唾液の中にはパロチンというホルモンが含まれており
これには老化防止作用があります。
よく噛むと若返る!

・口から入った食べ物は胃→十二指腸→小腸へと移動していきますが
しっかり口の中で噛みこなれたものは構造的も小さくされ、
化学的には唾液によってデンプン(多糖類=アミノ酸が分子結合した複合体)が
単糖類(=アミノ酸の単体にそれぞれ分解されたもの)に分解されるんです。

しっかり噛みこまれなかったものは
当然この段階としては未消化のまま後ろに流れていってしまう
可能性が高いわけですね。

これらは小腸で絨毛という細かなヒダから栄養素として吸収されます。

最小単位になっているものは当然問題がないわけですが
まだ分子構造が荒いものは吸収されると異物と判断されてしまうんですね。

人間の免疫機能というのは
大雑把にいうと体内にある異物と認識したものを対外に排出しようとする作用ですか

異物と判断するものが多いといろんなアレルギーという形で人間の身体に反応しま
す。

「良く噛まない」ということ以外にも
異物とみなすような働きをすることを誘発するものがいっぱいありますけれども
とにかく「噛まないというのもアレルギーに大変悪さをするよ」 ということです。


・口にいろんな物を入れることは実はとっても大切なことなんですね。
赤ちゃんがそうですよね。
大人の心配をよそにどんなものでも口に入れて舐めまわす。
これは意味があるんです。

口にものを運んで舐め回すことで
いわゆる大気中にたくさんいる
目に見えない「ばい菌」と呼ばれるものと
たくさん接することが出来るようになるわけですね。

これが出来ているほど人間の身体は免疫力がついてくるんです。

わざわざ汚いもの、腐ったものを食べろ
とかいっているわけではありませんが(笑)
あまり清潔すぎるのは人間を弱らせるだけだということ
・・・どっかで聞いたことありませんか?

だから本当は抗菌グッズ花盛りですが
あれもどうしたものかなというのが本当のところなんですよね。

いろんな訳の分からない病気が増えてきたのも
こういった背景もあるんでしょうね。
病院内で院内感染といって抗生物質に対抗する力を持った病原菌が
幅を利かせて拡がってしまうのも当たり前ですよね。


・よく噛むと自然と口が閉じてきます。
すると鼻呼吸がしっかり出来ます。
最近口呼吸しか出来ない人が増えているというのを知ってます?

口からでなく、鼻から呼吸をすると
鼻の気道の中にある扁桃腺を中心とした免疫器官を通り
人間の免疫機能を高める上でとっても大きな意味があるんです。

ここを通過せずに口だけで呼吸をしていると
空気中の異物に対してはほとんど対応できないんだそうです。

だからよけいにいろんなアレルギーも出る。鼻炎にもなるっていう感じですね。

口呼吸を復活させるためにもとっても意味があるということです。


・・・西原克成さんの「赤ちゃん」の進化学
http://books.rakuten.co.jp/RBOOKS/NS/CSfLastGenGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=1190825&rbx=X
なんてのが参考になると思いますよ。

・よく噛むと顎関節を通して頭蓋骨の中にある視床下部などの
ホルモンの分泌を促すのに関係するところを
ポンプ作用のように刺激してくれるので
ホルモンの分泌が活発になります。
噛まないとホルモン分泌も滞りやすいということですね。

ポンプ作用ということでいえば血液とかその他いろいろな体液も
同じように影響を受けるということですね。

・よく噛むことによって顎がしっかり発達しますよね。
顎を動かすためにはそれを動かす筋肉がしっかりしていないといけませんよね。
首から肩周り、頭部などに付着している筋肉がしっかりしてきますよね。
構造的にいろんな説明のしかたが出来ると思いますが
首がしっかりしてくると繋がっている背中の筋肉にも作用して
体幹のラインがしっかりしてきて、身体全体の安定感も出てきます。


・そして、
噛んでいるとゆっくり時間をかけて食べることが出来るので
満腹中枢を刺激してもう満腹だという正しい信号を脳に伝えることが出来る。
従って馬鹿食いをしなくなりますよね。

・・・かくいうボクなんか実は昔は意識しても早食いで終わってしまうという
始末に終えない状態でしたけれどもね(笑)

食事内容を変えないで一口50回噛むということをしただけで
3ヶ月で8kg痩せたんですよ!
すごいでしょ!元手かかりませんよ!

運動したいけど仕事が遅くて時間がないから
・・・なんて人にも出来るダイエットですよね!
しかも健康的です。

これをすれば運動しなくても良いとかそういう問題ではないんですけれども
ぜひお勧めですね。


なんとなくこんなふうに聞いて
「今までよりももう少しよく噛んでみようかな」と感じてもらえたら
三日坊主も減らないかなぁなんて考えて書いてみました(笑)


一口最低30回は噛むようにしてみましょう。


ちょっと今までの癖でいくらがんばっても
いつの間にか元の状態に戻っちゃうという方!

秘技をお教えしましょう!!!


「一口入れたら箸をおく!」

・・・また「何じゃそりゃ???」って感じでしょうか?(笑)


ありがちなのが
一口入れたその瞬間から
もうすでに次のご飯・おかずを箸でつついているんですね。

これをしていると、テレビを見ながらとかの「ながら」をしていると
よけいに無意識に口を通過してしまいますよね(笑)

意識的に口に入れたものを感じるためにはとても効果的です。


参考になったら嬉しいですねぇ...



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