なつかしいブリキのオモチャです。
イチコーという玩具メーカーの製品で、現在は新品は入手困難か、デッドストック品になってしまいました。
株式会社 一宏 は、1960年代に設立されましたが、2000年に倒産しました。
数多くのブリキ玩具を製造したイチコーの中で、比較的流通量が多いのが電車シリーズと思います。
電車シリーズは、車種、大きさも様々で、
小型で3両編成、4両編成のもの、
中程度で長さ20センチぐらいのもの
大きなものでは、子供が乗車できる長さ60センチぐらいのハンドル付き
などがありました。
丸の内線のオモチャは、おしゃれな白帯と多数の乗客が描かれています。
運転席の部分は、113系オモチャの塗り替えと思われるので、実車と形状が異なります。
車体内部にはフリクション機能が付いているので、軽く押すと遠くまで走ります。
昭和末期~平成時代に製造されたので、ブリキ以外の素材も使われており、
連結器にはやわらかいプラスチック、
車輪は固いプラスチックが使用されています。
また、運転台の部分を交換して製造された205系電車や、211系電車などのオモチャがありました。
多くの玩具店で扱いが少なくなった1990年代では、浅草の仲見世通りで お土産品 として販売継続されていました。
子供が乗車できるブリキの新幹線もありました。
コカコーラの1.5リットルのペットボトルより、ずっと大きいです。新幹線の窓には、運転手や乗客の絵が描かれており、昭和の雰囲気が漂っていますが、車体に「JR」と書かれているので、国鉄民営化(昭和62年)以降の新しいオモチャです。
他にブリキのオモチャを製造するメーカーが少なく、プラスチックの方が安価になったため、残念ながら廃盤になってしまいました。
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