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今日は暑い一日でした・・・
年々、夏の酷暑が厳しさを増してきている今日この頃、そと回りの
仕事は堪えます・・・
出張先から戻る電車内、冷房が程よく効いていて、屋外ばかりうろついている
私にとってはオアシスのようだ・・・そんな事を思いながら
大汗をかいている上司と雑談していると、予期せぬ事が起きました。
ボス「ところでチキン君、あの電線への近接はどうなったの?」
チキン:「とりあえず高圧(電線)のところには防護管を付けますが、
特高(電線)は問題ないそうです。」
ボス「えっ、えっ・・・何は問題ないの?」
チキン「特高です。特高、特高(トッコウ)!」
こんな会話を小声でしていたら、突然、すぐ近くでワイワイと中国語で会話していた
年配の方々が 「ギョッ!!」 とした表情でこちらを向きました。
「えっ・えっ??・・・ ちょっと待ってよ、オレ今なにか変なことを言ったかなぁ??」
と思いながら、気まずい雰囲気を感じ取り、上司(ボス)も私(チキン)も
1分間くらい無言になってしまいました。
私達は特別な行動はしておらず、自分の発言内容をよくよく
振り返ってみると、思い当たる節がありました。
「特高(トッコウ)」というコトバ。
これを太平洋戦争中の神風特別攻撃 いわゆる「特攻(トッコウ)」
を連想させたのか??
ここで私が言った「特高」とは、電気の世界でいう「特別高圧」の意味で
直流・交流ともに電圧が7000ボルトを超えるものを指しています。
そう思いつつも、反応の仕方の程度を考慮すると、
「何か変だなぁ・・・ 他の意味か?」としばらく考えてみました。
しばらくして、「まさか・・・」と思いつつも、頭に浮かんだのは
「特高警察 (通称:特高)」
特高警察とは、戦前からある組織で、太平洋戦争中は反天皇制を唱える者や
そういった思想・言論の制限・社会主義思想の弾圧を行った警察組織。
私は所詮チキン野郎ですので、そういった政治や歴史には疎い人間です。
それゆえ特高警察に関する知識はありませんし、これまでも学校の教科書の
端のほうに少し載っていたかな~という位の印象しかありませんでした。
ただ、戦争を体験したり、もしくは血なまぐさい戦争の歴史を中国で
学んだ人なら、妙な勘違いをして急激に顔色を変えるのも解かります。
さてはて、結局彼らはいったい何を思ったのか・・・。
無用な心配をさせてしまっていたらスイマセン。
まぁ私の顔にへんなものでも付いていたのなら、全然いいのですが。