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久しぶりに君を泣かせてしまった。君の願いと、僕の行動が噛み合わなかった。もっともっと君の事、考えなくてはいけなかったんだ。久しぶりに君を怒らせてしまった。もっとも些細な事ではいつも怒らせてはいるが・・。君は怒って動かなくなってしまった。久しぶりに別々の時間を過ごす・・。会いたい時にはいつも会っていたから。久しぶりにいろんな事を考える。本当にいろんな事を。今日は久しぶりに冷たい雨が降っている・・。
2004年05月24日
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はじめて弁当を作ってもらった。「男の人のお弁当ってでっかいんだね」そんな言葉も嬉しい・・。昼はまだか、昼はまだかと待ち遠しい。机の下では弁当が日の目を待っている。
2003年11月27日
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別々に過ごした後、再び会う為に待ち合わせする。知らない土地での待ち合わせはなんだかいつもとは違う気分がする。ひょっとして、ひょっとして来なかったりして・・。僕はその時どうするんだろう・・?そんな心配をよそに君はひょっこりと姿をあらわす。もらってきた土産を僕に手渡す。久しぶりに手をつないで、君の存在を確認して、日常へと向う電車に乗り込む。逆向きの電車にどこまでも乗って行きたい気がした・・。
2003年11月09日
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夜が白みかけている中を、君と闇に滑り込む。まだ暗い朝のホームは、君との距離を近づけてくれる。手を握る君の存在は、この僕の中で、この一年で、ずっと大きくなっている。定刻どおりの電車が見える。目の前で開いたそのドアの中へと入り、少々座り心地の悪い椅子に腰掛けた。これから向うのは暖かい街・・。手をつないで、君を恩師の下へと届ける旅・・。
2003年11月07日
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君の事、少しは嫌いになるように努力してみた。夜を落ちる冷たい雨に打たれながら・・。見えない星を見上げながら・・。僕の気持ちが強すぎると思ったから・・。でも、そんなドリョクは吹き飛んだ・・。いろいろ、いろいろ考えて、そんなドリョクは無駄だと思った。一緒に歩いていくドリョクをしようと思った・・。携帯が鳴った・・。君からだった。
2003年10月24日
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この気持ちを伝えたい・・。僕のこの胸を、僕のこの頭蓋を開いて、君に見せてあげたい。この思いは、転送速度をはるかに超え、処理速度が追いつかないほどに・・、僕が時々フリーズしてしまうほどに・・。大きくなってゆく。
2003年10月02日
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「この間は月のすぐ下で光っていたよ」君の言葉に驚いた。僕も同じ星を家で見ていたんだ。月の下で、月の光に負けないで光っていたあの星を・・。左下から月の裏を通って右側で再び輝いていたよね・・。すぐに君に教えてあげようと思ったけど、仕事の邪魔になると思って電話しなかった。そのまま忘れていた。そうか、同じ星を見ていたんだ。何だか安心した。何だか感動した。違うところにいても、同じ星を見ていたことに・・。ちょっとしたことだけどね。
2003年09月13日
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心のヴォリュームを少しだけ絞る。雑音は若干静まるが、心音が頭に鳴り響く。何を期待していたんだろう。何を勘違いしてたんだろう。何を間違っていたんだろう・・。僕はアンプに繋がる回線を引きちぎり、心のヴォリュームを絞る・・。二つの音が対等になるように・・。二つの音が合わさって消えるように・・。
2003年08月03日
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自分の中にずっとあった、ある区切りを付けた。ずっとためらっていたことだが、目を向けるとむしろあっさりとすすんでしまった。自分の中の重みは増えたが、幾分か気が休まるようだ。これからまだ歩いていく時間はたっぷりある・・。いつも君が隣にいてほしいと思う。
2003年07月03日
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久々の遠出・・。君を乗せて海岸線を走る。朝の道路は、人通りも少なく、快適な道だった。実は午後からの僕の用事に少し気を取られていた。でも「急いで帰ろう・・」とは言い出せなかった。用事にはとうてい間に合わない時間となった・・。ふとした瞬間、君の口から「つれてきてくれてありがとう、外へ出かけたかったの」との言葉が聞こえた。ほんのその一言が僕を楽にし、一緒に出かけられて良かったと思えた・・。ずっと大切な時間をすごせた。
2003年06月15日
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寝不足気味の君を乗せて久しぶりのドライブ・・。屋根は陽が入らない程度に開け放ち、向こうにそびえる頂上を目指す。初めて一緒にきた断崖の上は僕たちと鳥たちしか存在しなかった。鳥の鳴き声と風の音しか聞こえない・・。空と地の間に僕たちしかいない場所・・。隙間のようなところに僕たちはいた。やけに居心地のいい場所だった。夕焼けを前に山を下りる。現実の世界に降りて来た。
2003年06月08日
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買い物が終わって、片付けを始めようとする君に、でかけようとブーブーせかす。山の上の温泉街へ出かけた。そこには無料で入れる足湯があった。二人で並んで、裾をまくって、足を入れる。僕たちの他には中年夫婦が二人だけ・・。桜の花びらが揺れる湯面に二人が映る・・。隣に座っていられる、そんな幸せを感じた・・。
2003年05月13日
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真夜中の丘に自転車で駆け上がった。街灯も無く、家々の灯も消えた時間、星以外は全て闇の中。僕は麓の黒と、空の青の真ん中にいる・・。ぼんやりとした空気の中に。恐らく僕は誰にも必要とされていない・・。前は必要とされたいと思っていた。がむしゃらになっていたこともあった。誰も彼もが一緒につるんで生きていく中で僕は取り残されてく。でも、必要とされないのもいいことなのかも・・。よく分からない頭のまま丘を下る。そうだ、
2003年05月06日
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今日から数日間、彼女に会えない。ぽっかりと僕が浮かぶ。そーいえば、いつも一緒にいたなぁ。思えばこんなに人と一緒だったことない。大半は眠っている時間が多くて、君の起きている時間を使ってもらえる人が羨ましい時もあったけど、近くに一緒にいれることが一番なのかも・・。会えない時間でそう思った。
2003年04月17日
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君からの電話・・。「頭が痛い・・」、「灯油が切れて寒いの・・」という君を気遣う。「あっ、ちょっと待ってて・・、電話が来たから・・」車を止め、電話を待つ。鳴らない・・。
2003年04月03日
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出会ってから一年が過ぎた。あの頃はこんなに好きになるとは思っていなかった。君への思いは、単なる憧れに過ぎなかった・・。それが君と会っている内に、どうにもならない位に気持ちが大きく、大きくなっていった。好きになると同時に苦しさを覚える時もあった。出会ってから一年が過ぎた。出会った日はまるで昨日の事のように覚えている。君はあの頃よりもずっときれいになっている。君はあの頃よりもずっとすてきに笑えている。僕の好きは変わっていない・・。気持ちがぶつかってしまうほどに・・。
2003年04月02日
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しばらくぶりに一緒にいると、やっぱり楽なんだ・・。洗い物したりとか、掃除したりとか、前はやらなかったこと、楽しく出来てしまう・・。だからストレスなんか全然たまらなくて・・、やっぱり楽なんだ・・。君の周りは不思議な場所・・。僕が僕でいれる場所・・。
2003年03月13日
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電話で話した夜・・。悩んでいる君はすぐ傍にいるような気がした。こんなに話すなら、車で行ってあげれば良かった。電話を置いてからも、ずっと考えていた・・。一人で眠るベッドは冷たく、僕の体温を奪いつづける。
2003年03月11日
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いいとこなのか、わるいとこなのか?なんにせよ、あんまり物事をきにしないまま生きてきてしまって、金持ちになりたいわけでなく女にもてたいわけでなくただただ普通にすごしてる。そんな飄々としたとこが、人によっては傷つけて、怒らせてしまっていることに気付かされる事が先ほどあった。だって考え方が違うんだもの・・。言っていることは分かるけどさ・・。
2003年03月03日
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君に作ってもらったオニギリを持って会社へ・・。僕の心と、僕の車の助手席のシートを占領されてる。嬉しいからブラブラと振って歩く。誰もまだ来ていない早朝の社屋はシンと静まり返っている。一人でこっそりとオニギリをほぉばる・・。このビルの恐らくこのフロアー、ここだけ・・、温度が1℃程高くなっていることだろう・・。うまかった・・。サンキュ・・。
2003年02月20日
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君からの突然の電話に驚いて作業の手を止め、君の元へ向かう。君は具合が悪そうに部屋に横たわっていた・・。額はとても熱い。病院まで送り、車の中で空を見上げながら待ちつづける。つまらないラジオに聞き飽きて、少し眠って待つことにする。深い眠りに落ちる手前で、携帯が鳴った・・。君を乗せて家まで戻る。君の横で眠りにつく・・。弱った君の横にいれることがうれしかった。なんだか獣を感じた夜だった・・。
2003年02月17日
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ベッドに潜り込み、目をつむっても眠りに落ちない。眠いのに眠れないとか、何かしら怖いとか、そういう切迫した感覚が無いまま、ただ眠りに落ちない状態・・。暗闇の中、感覚は研ぎ澄まされて、遠い部屋の時計の針音が聞こえる。ただただ長く黒い時間の中をただよっているようだ。自分の心臓が脈打つ音が耳障りな程に聞こえてくる。ずっと朝が来なければいいのに・・。そんなことを思いながら僕は漂いつづける・・。
2003年02月14日
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どうしてかな・・。どうして距離が開いてしまったんだろう。どうして君を信頼しなくなっていたんだろう。どうして君の言葉が聞こえなくなったんだろう。なんとなくそうなってしまった瞬間のこと、わかっているんだ。想いが交錯して、不満が心の淵を溢れだしたときのこと・・。心の中にしこりが生まれたときのこと。君が見えなくなったとこのこと・・。うまく行かなくなってきたときのこと。
2003年02月13日
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君の誕生日を勘違いしてた。大きな大きなミスだった。早速君の好きそうなケーキを選んで買っていった。君のいつも飲んでるワインを買ってもっていった。いつものテレビが終わると、君は眠ってしまった。ワインを断られ、ケーキもいらないと言われた・。眠りつづけている君・・。最近はいつもそう・・。寄り添おうとしても、すっと間隔をあけられる・。1つ食べたケーキの箱は不安定で、中のケーキが1個倒れていた・・。僕の存在のように・・。
2003年02月10日
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ケータイ・・。大事なつながり。小さくても、もろくても、君に繋がっている。
2003年01月30日
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君と出会って1年が経とうとしている・・。ただの憧れだった君が、一緒にランチを楽しんでいる。僕と手をつないで歩いている。僕の車の助手席で眠っている。一年前とはぐるりと変わって、交差していた視線は同じ方向を見据える・・。来年もこうして同じ方向を見ていたい。
2003年01月14日
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大酒を喰らって乗った電車・・。どうやって駅まできたかは覚えていない。気温は低く、凍える手に力を込めて暖める。いきは白く、すぐ前の自販機にぶつかって消える。揺れる電車の中で、君の事を思う・・。大きくなり過ぎた君の存在が、僕の視界を奪う・・。流れる街の光がぼやけて消えてゆく。このまま、どこかへ・・。
2002年12月18日
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やっと眠った浅い眠りから、鶏の鳴き声で起こされた。まだまだ外は暗く、初冬の寒さがさらに眠さをうばう。闇に慣れた目は、光が無くとも部屋の様子を捉え、ひとりぼっちの自分を見つめる・・・。目標を失って途方に暮れる自分がいる・・・。また俺は後ろを向いてしまうのだろうか・・・。朝を告げるはずのニワトリの声は、うらめしく、闇に落とされるような思いをくれた。
2002年12月17日
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激しく降る雪が視界を奪う。冷たさがで指の感覚を失う。足元を埋め尽くしてはばむ。それでも足を前へと進める。この先にあるもの。こうまでして得ようとしているもの。それはやっと出会えたものであり、僕にとってかけがえの無い場所。すぐ後ろの足跡はもう埋もれている。それでも足を前へと進める。
2002年12月11日
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誰も知る人の無い街を二人で歩く。それはとても心地よいものだった。冷たい気温が手を繋がせ、雨が一つの笠に入れてくれた。汽車を待ってる時間も、バスに揺られる時間も、絵画にみとれる時間もすべてが幸せの中だった。君と歩く古い古い町並み・・。幾人もの人々が歩いた道の上を、僕らも上をなぞる。また来たいなと握る手に力を込めた。
2002年12月09日
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なにしてるんだろう。どうしようとしてるんだろう。どこにいこうとしてるんだろう。わからんくなってる。きみはかれのかげをおい、かれもみちをうしなっている。よこにいるべきはぼくでないかも、そうおもいながらしずんできえる。
2002年12月05日
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まだ日が出ずに白んだ空の中、動きたがらぬ体に力を込める。横で眠る君を起こさないように、寒がらせないように・・・。君といると僕の中がやさしい気持ちでいっぱいになる・・・。何も特別なことしてるわけではないのに、何か気をつかっているわけではないのに。自分の擦れたところがいやされるように、全てが伝わる安心感のようなものを得て、やさしい気持ちでいっぱいになってくる。こんな風に思えている自分を外から見て、すごく幸せだなと思った。職場へ向かうまだ白い色の中で・・。
2002年11月29日
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最近表情があかるくなったね、と言われた。そう、自分でもそう思っていた。君に会ってから、君と過ごしてから、毎日が楽しくて、何をするにも意欲的で、前向きになっている自分がいる。もし君に出会っていなかったなら僕は今ごろどんな僕になっていたんだろう。あのころと何も変わらず、地べたを這いずり回って、他人をうらやんでばかり、生きる意味を問うていた。今は違う・・。君に会った・・。僕は変わった・・。前向きで、男らしい僕がいる。そんな事に気付いて嬉しかった。
2002年11月12日
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雨の中、君と遠出をする。行ったことの無い遠い町へと・・。ウィンウィンと揺れるワイパーがリズムを奏でる。スリッピーな路面に気を使いながらハンドルを切り、アクセルを踏み込む。降り止まない雨・・。助手席には君がいること、ただそれだけでこの空間は満足したものとなる。いつもと同じはずの、近所と同じはずのコンビニもなにか特別の店となる。君がいるだけで、君と話しているだけで・・。白いセダンは雨の中を走っていく・・。
2002年11月03日
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君と手をつないで歩いた・・。まだ空気の冷たい風の中を、落ちてしまいそうな木道を、枯葉の舞い落ちる林の間を・・。どこまでも続く道が嬉しくて、冷たい君の手を温めるように、ギュッと握りしめた。君に歩きやすいところを、僕は歩きにくいところを進んでいく・・。ずっとこうしていたいなという気と、君を休ませてあげたいなという気と二つの気持ちの間を歩いていく・・。
2002年10月27日
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見上げるとデスクの向こう側の廊下へ、何十個と連なる蛍光灯が見える。この時間になってもその数は減らない。カツカツと鳴る靴の音、ガタガタと動くコピーの音、騒がしいプリンタのエラー音、まだまだ活気にあふれている。夜がふけるにつれ、やがてそれらは静まり、暗闇が訪れる。僕のデスクの明り以外は闇に覆われる。山のような仕事に囲まれて、仕事以外のしがらみにも囲まれて、僕は何をしてるんだろうと考え始める・・。
2002年10月23日
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僕の方が少し先に着いた。エンジンを切って、ラジオを聞いてた。先ほどまで雨が降っていたのに、雲の隙間から月が顔を出してる。雲に覆われていた分の時間を取り返すように輝いている。君が来るのを待っている。ラジオを聞いて、空を見上げて、子供の頃みたいに・・。いっつも空を見ていた頃があった。悲しい時も・・、嬉しい時も・・。遠くから近づくヘッドライトがウインカーを灯した。君の車だ・・。ちょっとした時間が終わった。僕は車を降りて、君のもとへと歩き出す・・。
2002年10月22日
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留学してた時のスイスの友人から、久々にmailが届いた。初めて彼女に会った時は、大きな眼と鼻に刺さったピアスに恐れを感じたが、僕には優しく話し掛けてくれた。最初の彼女の一声はアンディ・フグを知ってる?だった。隣の席で僕の辞書を取り、fueraという字を指差し、火?と聞くと、後ろ髪を掻き揚げて、背中を見せる。ドキっとする僕に背中に入れた火という漢字の刺青を見せてくれた。そんなことを思い出した。彼女はその後事故に会い、背中に怪我をして、スイスのリハビリセンターに通っているという。今はただ返事を書いて、彼女の回復を祈るばかり・・。遠くユーラシア大陸を越え、mailは飛んでいく。遠いようで、近く、近いようでとても遠い・・。不思議な時代になったもんだと思った。
2002年10月21日
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友人宅のCSアンテナを取り付けに行く・・。昼飯をおごるという誘惑に泳がされて・・。僕とデブと依頼主の痩せ男の三人。梱包を開け、特価で手に入れたブツを取り出す・・。設定は結構厳しい。水平角度、仰角は大体決まっているのだが、なかなか合わない。僕は腰にハーネスをはめて、屋外に身を乗り出して作業を進める・・。固定金具を抑えるデブ、テレビを見て受信状況をチェックする痩せ男・・。少しずつ、少しずつずらしていくと、部屋から「来た、きてるよ!」とのデブの声・・。ちょっとずつ、ちょっとずつ動かして受信度を上げる。三人は息を合わせてアンテナを合わせる。報酬は約束どおり昼食を喰らう・・。今日の予定には無かったこの作業だが、一件こなせてほっとした作業だった・・。
2002年10月20日
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会いたいな、会いたいな・・。ずーっとそんな風に思ってしまう。おかしい。自分はこんなだったろうか?どうしたんだろ?僕は強い人のはずなのに・・。しっかり者のはずなのに・・。会いたい、会いたいと思ってしまう。子供か?困ったもんだ、困ったもんだ。僕の中にこんな僕がいるなんて・・。知らなかった、全然・・。もうすこし気持ちが納まればいいのに・・、などと思ってしまう・・。
2002年10月19日
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ずいぶんと窓の外の木が伸びて、手を伸ばせば届きそうだ。今日は風が強く、木の枝は大きく風に揺さぶられている。葉は小さいながらも、風を受け逃して、一生懸命ぶらさがってやがる。風が収まるのを待ってやがる。いっそ飛んでしまったほうが楽なのに・・。それでも、待ってやがるんだ。
2002年10月18日
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帰りの車から月が見える。雲の隙間から光をはなつ。鋭くふりそそぐ強い光だ。月の輝きは君のようで、星の弱さが僕のようで・・。光が強くて星が薄れてしまう。僕が段々薄れてゆく・・。
2002年10月16日
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反対側の車線は延々と渋滞が続いている。ドライバーは半ば諦めて、遠くに広がる夜景を眺める。山の頂までの道にはずっと車のライトが連なっている・・。こちらの車線もゆっくりと流れている。峠のコーナーを、テールランプがゆっくりと流れては消えてゆく・・。何度も繰り返すそんな光景・・。見上げる頂には高く高く月が輝いている・・。君の家まではまだまだ何時間もかかるだろう。機材に囲まれた車の中で、一人僕は帰路を急ぐ・・。
2002年10月13日
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僕の横で眠っている君の横顔・・。コロコロと寝返を繰り返して・・。寒いのに、毛布から足が飛び出す。何度でも毛布を掛けなおしてやる。不自然に力んでる手を戻してやる。そうして夜は更けてゆく・・。もう大分寒くなってきたね・・。出会った頃は春だったね・・。窓が段々あかるくなって・・、そうして夜は明けてゆく・・。
2002年10月10日
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燃料電池の講義を聞いた。水を電気分解すると、2H2o→2H2+O2になるでしょ、それを反対にやるんだって・・。すると電気が生まれる。そりゃそうだ、でも実際は難しい。触媒の関係で寿命はまだみじかい。確かマジンガーZもこんなので動いていたような・・。すごいよね、子供の頃の未来が本当になってる・・。ホンダが積んだ燃料電池は5000万円もするんだって、それが10年位後には10万円位を目指してる。こんな話を聞いてドキドキしてきた。夢を追っかけてる熱い開発のおっさんに、近い将来のプロジェクトXを見た・・。
2002年10月09日
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案外泣き虫なところ・・。意外にも酒に強いところ・・。案外しっかりしてるところ・・。意外にも楽器なんか弾けちゃうところ・・。案外寂しがり屋なところ・・。意外にも運転が激しいところ・・。知らない君がどんどん現れて・・、ますます惹かれゆく・・。きっと・・。もっともっと・・。
2002年10月08日
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仕事がうまくいかず、落ち込んで帰路に着く。君に会うと、そんな気持ちも吹き飛んで、忘れてしまう・・。一緒にいるだけで、話しているだけで、いじわるされても、楽しい気持ち・・。今日はそんなことに気付いた・・。ほんの単純なこと・・。大切なこと・・。栄養ドリンクみたいな・・。
2002年10月07日
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久しぶりに東京を訪れた。気付けば都会を離れてもう6年なんだな・・。何回か出張で訪れる事もあるのだが、今回の様な時間のある場合は無かった。電車にゴトゴト揺られてあちらこちらを散策する。窓から見える風景は変わってはいるものの、僕の思い出を呼び起こすには充分な面影を残していた・・・。週末になると友人と掘り出し物を探していた上野。彼女の学校があり、良く待ち合わせをした四谷駅。思い切って片思いの女の子と行った新宿の映画館。無茶なことを平気でしていた頃を思い出していた。あの頃、想像も付かなかったような人生を歩いている・・。あと10年後にはどこをを歩いているんだろうか?想像するのは止めておいた・・。
2002年10月06日
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国道を小型のバイクを追い越した。タンデムで疾走するジーさんとバーさんの二人乗りだった。黒くて小さなバイクをジーさんは誇らしげに運転している。バーさんは慣れたもので、ジーさんの背に身を預けている。その顔には何十年も一緒なんだという余裕の表情が伺えた。阿吽の呼吸で、高速走行する車の横を気持ち良さげに走る。二人はここまで、あんな風に生きてきたんだろうな。うらやましいぜ・・。かっこいいと思った。
2002年10月01日
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先日結婚した心労、いや新郎に御祝いをあげた。毛深い男なのでnational soieでもあげようかと思ったが、先立つ物は金だろうと、しかし普通にあげると無駄遣いするだろうとの配慮から大切にとっていたワールドカップ記念硬貨を入れてやる。3枚並べると世界地図が出来上がるコインを二組あげた。二人の世界を作ってください、三枚目のコインの誕生を楽しみにしていますとメッセージを入れて・・。奥さんは多分怒るだろうけど、新郎は大喜びしていた・・。そしてお返しをくれた・・。彼の大切にしていたメディコム・トイ製大怪獣ギャオスのソフトビニル人形だった。非常にレアなもので、箱付完品の限定バージョン・・。家には置いておけないとのこと。彼の魂をもらった様な気がした。彼には以前、レジンの怪獣をもらったことがある。僕の部屋にまた新しい住人が来た。目指すべきミッドセンチュリーな部屋はまた遠くなった・・。
2002年09月30日
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