夏風

2015/07/05
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カテゴリ: ロスチャイルド
ミサイルとか戦車とか戦艦とかバズーカとか、メーカーはそんなに儲かるのですか?
 アメリカは、10年ごとに、在庫一掃バーゲン戦争をするらしいですが。ダムを作ったり、道路工事をするより、はるかに経済効果が高いのですか?
 スウェーデンとか北欧が、手厚い福祉社会を築くことができたのは。ダイナマイトとか軍需産業でもうけまくりだからってのいうのは本当ですか?

日本の軍需産業って、どんな企業があるのですか?部品売りだけですか?完成品・武器輸出は禁止?三菱重工?戦艦?半導体?よくわかんないです。




アンサー

軍需産業といっても、扱う兵器やその質、それにそれぞれの国の事情などによって大きく内情は違うので、絶対に儲かるかどうかはなかなか一口にはいえません。

ただ商売相手が国家ということで、仕事量や価格などが事前にきちっと決定できるので、企業としてはリスクの少ないビジネスだとは思います。

10年ごとの在庫セールはなんとも言えませんが、たしかに戦争はそれまで軍が貯蔵していた各種兵器の在庫を一気に捌ける最高のチャンスでしょうね。

それがダムや道路工事より経済効果が高いというのは、たしかにある面正しいといえます。


アメリカ軍需産業のもっとも幸せな時期は、やはりベトナム戦争だったでしょうね。
戦闘機やヘリは毎日のように事故や撃墜で墜落していったし、爆弾や砲弾は何百トン、銃弾はトン単位で消耗し、軍部からの金には糸目をつけないから新兵器を作ってくれというオファーが次から次に来てましたからね。

スウェーデンとか北欧が軍需産業で儲けまくりというのは、ちょっと疑問ですね。
ダイナマイトで儲けたのはノーベル個人だと思いますよ。それに手厚い福祉政策は、所得の半分近くも持っていく税制のおかげだと思います。

北欧にも確かに軍需メーカーがあります。一番目立つメーカーはサーブという戦闘機メーカーですが、このメーカーの戦闘機はほとんど外国にセールス出来ない商品なので、たいして旨みはないし、他の弱小メーカーもそれほどヒット商品を持っていません。
自衛隊で使用している兵器で北欧産といえば、カールグスタフと呼ばれる携帯用無反動ロケットくらいですね。

弱小国で軍需産業が好調なのは南アくらいですかね。
ロシアはもうグダグダですし…、中国や南アメリカのの製品は品質という観念がないので…。

日本の軍需産業(一応日本は軍需産業ではなく防衛産業とのたまってますが)ですが、これまたかなりの数になりますので、代表的な物を書けば、三菱、川崎、富士、石川島播磨などの重工、日産、いすゞ、スバル、トヨタなどが各航空機やそのエンジンや部品関係、戦車、車両などを生産しています。

航空機の部品関係では、住友精密工業やダイキン工業を筆頭に、不二越、日本精工、光洋精工、島津製作所、帝人、村田製作所、日本グッドイヤー、小糸製作旭硝子などなどです。

電子関係では東芝、三菱電機、富士通、日本電気、日立、沖電気工業などなどです。



武器関係では、日本製鋼、石川製作所、三菱重工、日本工機、川崎重工、日産自動車、東芝、神戸製鋼、日本精機、豊和工業、ダイキン、リコーなどが、榴弾砲、無反動砲、機関砲、迫撃砲、自動小銃、機関銃、ロケット、各種ミサイル、砲弾、手榴弾などを製造しています。

ただ以上のように本当に多数の日本企業が名を連ねていますが、防衛産業だけに特化している企業はまずありません。
装甲車などに取り付けるタイヤはブリジストンなども収めていますが、これだけ見ればブリジストンも立派な防衛産業の仲間ですからね。

日本の自衛隊で使用するほとんどの兵器は、自国内で生産することを目標としていますが、そのために買えば安くつくものでも無理をしてライセンス生産していますので、ほとんど信じられない価格の戦車や戦闘機が日本の空や陸を飛んだり動いたりしています。

蛇足になりますが、例えば主力戦闘機であるF-15は1機100億以上しますが、これをアメリカから直で買い付ければ楽に2機以上は買えますし、これも主力戦車である90式戦車も、世界最強と自他共に認めるアメリカのM-1戦車ならその価格で2両以上が買えます。



ちょと長くなりましたね。参考になればいいんですが
(^_^;)


軍需産業というと、武器ばかりが思いつきますが、それ以外にも軍関係はいろいろあります。

清涼飲料や、基地内の食堂に納品するとなると、長期間安定した顧客になります。
タイヤも軍には車輌は山ほどあります。
ガソリンなどの燃料なんかガブ飲みするほど消費します。
コピーやFAXも毎日使われるので消耗品はジャカジャカ減ります。

こんなふうに、軍とは大量購入してくれ、金の取りはぐれもない優良顧客なのです。


正直儲かります。考えてみてください。軍を運営しているのはどこですか?必ず国が運営、もしくは絡んでいるはずです。

何かを作ればそれに付随してくるものがあります。例えば戦車を一例にしましょう。
戦車を動かすためには燃料が、攻撃をするためには砲弾が、砲弾には火薬が・・・なんて感じでいろいろなものが絡んできます。自衛隊の90式戦車、あれは1両8億します。そんなのが自衛隊で300両もいます。しかも全て買取です。お金は国が払ってくれますから不払いや不渡りはありません。企業相手には考えられないほどのいい条件ですよね。

さて、武器にも寿命というものがあります。アメリカが10年ごとにやるのはそのためかもしれません。武器は自国で作りますから不況にはうってつけといえるでしょう。武器を作るには労働力が要ります。また、工場もラインを増設するでしょう。こうやって考えていくと内需拡大に繋がって潤った国民は購入意欲も増す、というわけです。
主だった例を挙げるなら、朝鮮戦争をしていたときの日本の特需がそのままですね。

日本の軍需産業ですが、公表はしていません。いろんなしがらみや”大人の事情”ってヤツでしょう。あえて例を挙げるなら旧財閥が1番絡んでいるとも聞きます。
質問にもありますが三菱系。輸送にトラックを使ったりしますが、無塗装か、「ビーバーエアコン」って書いてあるトラックを使っているとか。日本は過去に痛い経験を持っていますから、国の内外に気を使っているわけです。

輸出の件ですが、よくニュースで「無許可で輸出して逮捕された」なんてのを聞いたことがありませんか?
あれが「武器の材料」となるものだからです。法律で禁じられている部品(完成品はもちろん)だからこそ規制の対象となりうるわけです。
全ては”憲法9条”が絡んできます。戦争に繋がる全てが日本にとってはタブーであり、近隣諸国が目を光らせる原因です。
他の国は国相手に商売をするのですから売りたがっています。軍需産業の盛んな国は特にそうでしょう。

こんなところでどうでしょうか?質問の回答になっていれば幸いです。

OkWave
http://okwave.jp/qa/q2297449.html





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Last updated  2015/07/06 02:50:35 AM
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